国際自動車連盟(FIA)が主催する世界最大の電気自動車のフォーミュラカーレース「2022 SEOUL E-PRIX」が2022年8月13日(土)・14日(日)、ソウルの蚕室(チャムシル)で開催されます。最高速度時速230キロメートルで疾走する電気自動車レースをソウル市内で見ることができます。
フォーミュラEは2014年9月、中国の北京で初めて開催され、その後毎年シーズン制で開催されています。今シーズンはサウジアラビアのディルイーヤから始まり、イタリアのローマ、ドイツのベルリン、イギリスのロンドンなど9都市をめぐり、韓国のソウルで最終ラウンドが開かれます。
今回のソウル大会は今までのようなF1レースとは異なり、サーキットではなく、蚕室総合運動場オリンピック主競技場内やその周辺の公道など、22のコーナーを含む総2,760メートルのコースを走行します。
オリンピック主競技場内に特殊制作されたドーナツ型のトラックは、数万人の観客がカーレースを観覧しやすいように設計されています。オリンピック主競技場を出ると、周辺の公道を活用した長い直線コースとなり、この区間では抜きつ抜かれつ、熾烈な戦いが繰り広げられるものとみられています。
今大会にはジャガー、ポルシェ、メルセデス・ベンツなど、世界的な自動車メーカーがチームを率い、全22台が参加します。併せて8月10日(水)から8月14日(日)まで「SEOUL FESTA 2022」が開催され、ポケットモンスターのキャラクターが大挙登場するポケモングランドパレードや、音楽フェスティバルであるWORLD DJ FESTIVALがサブイベントとして行われます。