地図

江華物語

江華風物市場

見どころ、買い物どころ、楽しみどころ満載の5日市、江華風物市場

花紋席市場が開かれる様子 【 花紋席市場が開かれる様子 】

「ケトン、お父さんと一緒に市場に行きたいなら早く起きなさい。」
ケトンは目をこすりながらお父さんと一緒に出かけていきました。今日は江華で市場が立つ日です。
「すごい!お父さん、人がたくさんいる!」

江華島(カンファド)では市場が立つ日には早朝から花紋席(ファムンソク、花ござ)を頭に乗せて運ぶ女や男たちが集まってきます。花紋席を長い棒のようにぐるぐる巻いて持っている人々で賑やかです。花紋席市場は待っている人が多いため、朝早くから開かれます。そのため、良質の花紋席を買いたい商人たちは前日に江華島にきて一晩を過ごして、明け方から市場に出て花紋席市場が始まるのを待っています。花紋席はワングルの皮を手で剝いてきれいな色に染めた後、細かく編み込んで作るござで、熱を遮断し汗を吸収するため非常に人気が高いです。いつから作られたのかは知られていませんが、高麗時代(918~1392年)にすでにイスラム圏まで輸出していたそうです。特に、高麗王室に献上されてからもっと有名になり高値で売られていました。花紋席を上手に織る女性は人気が高いため「娘が三人いれば金持ちになる」「1年間儲けて3年間暮らすことができる」という言葉もあるほどでした。

不思議そうに江華市場を現物するケトン 【 不思議そうに江華市場を現物するケトン 】

ケトンのお母さんが織った花紋席もいい値段で売れました。機嫌が良くなったケトンはお父さんと手を繋いで5日市(5日ごとに立つ市場)を見物しました。市場の片隅にはヨモギが山積みになっています。江華島は獅子の足に似たことから名付けられた「獅子足ヨモギ」と「カワラヨモギ」が有名です。また、6片に分けられる「六片種ニンニク」が有名で、軒先に吊るして周りに自慢しながら、大事に使われる食材です。根が紫色のかぶは韓国では江華島でしかない神秘な植物で、その味も独特です。かぶの隣には高麗人参 があります。高麗人参を江華島に持ってきて栽培したものですが、これを食べると元気できれいになる上に若返りすると言われており、外国人に大人気です。アミの塩辛もたくさんあり、サッパやウナギ料理も楽しめます。江華市は5日ごとに東落川を境にして上市場と下市場が開かれます。市日は2、7、12、17、22、27日です。市が立つと江華島民たちは自分で育てた食材や丁寧に作った手工芸品を持って出てきます。あちこちの市場を回りながら商売をする行商人も集まってきます。
お父さんは隣の村に住んでいる友人に会って旅籠屋でマッコリを飲みながら世間話をして、ケトンは小豆粥を食べていました。すると、東落川の向こうからプンムルペ(農楽隊)の公演の賑やかな音が聞こえてきます。ケトンがおねだりをするとお父さんは遊んでおいでと言いながら小銭をくれました。ケトンは毎日市場が立てばいいのにと思いました。

More Info
  • 住所: 仁川広域市江華郡江華邑中央路17-9
  • 電話: 032-934-1318
  • アクセス: 江華旅客ターミナルから右に300m離れた所に新しく作られた江華風物市場の入口がある。
  • 旅行作家おすすめのグルメ店: 江華風物市場の2階は食堂街になっていて食堂がたくさんあります。
  • 周辺名所: 江華山城南門、大明軒、ソチャン体験館
  • 江華風物市場の看板【 江華風物市場の看板 】
  • その場で焼いてくれるウナギ【 その場で焼いてくれるウナギ 】
  • 様々な韓方薬材【 様々な韓方薬材 】
  • 市が立つと数十台以上の屋台が並ぶ江華島5日市「江華風物市場」【 市が立つと数十台以上の屋台が並ぶ
    江華島5日市「江華風物市場」 】
  • 硬くてピリっとした味の江華産六片種ニンニク【 硬くてピリっとした味の江華産六片種ニンニク 】
  • ケトンが好きな小豆粥【 ケトンが好きな小豆粥 】
  • かぶキムチを作っているおばさん【 かぶキムチを作っているおばさん 】
  • 2階の食堂街にあるサッパ料理店【 2階の食堂街にあるサッパ料理店 】