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Food_Themed_Streets_Guide_Book

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映画「チョンウチ(田禹治)」は韓国の古典英雄小説に数えられる「田禹治伝」を基に現代を背景に作り直した作品です。小説「田禹治伝」は朝鮮時代(1392~1910)に実在した「田禹治」を主人公にした、作者不詳の古典小説で、17世紀初期の作品と推定されています。小説によると、朝鮮初期、松京(現在の開城)にチョンウチという優れた道術の力をもつソンビ(学者)がおり、道術を使って悪者をこらしめ百姓を助けるなど男気を発揮していました。しかし、チョンウチは腹を立てるとなかなか我慢することができず、道術を使って相手を怒らせるなど普通の英雄とは一風変わった姿を見せます。小説ではファダムがチョンウチの同僚でもあり師匠でもありますが、映画では悪人として登場し、チョンウチと対決します。映画「チョンウチ」は、古典小説の中のキャラクターを21世紀のキャラクターに作り直し主人公にした映画といえます。映画「チョンウチ」では道士たちが道術を使います。お札を使って幻を見せる忍術や分身術、時間と空間を行き来する移動術、自由自在に周辺の物に姿を隠す隱身術、相手の心を読む読心術、遠距離を一度に移動する縮地法などを使いこなします。西洋の科学的な武器や魔法とは異なる独特な東洋武術の魅力が感じられる映画といえます。

インフォメーション

監督 : チェ・ドンフン
俳優 : カン・ドンウォン、キム・ユンソク、イム・スジョン、ユ・へジン
公開 : 2009年 12月 23日
上映時間:136分
ジャンル : コメディー/冒険

ストーリー 

500年前の朝鮮時代、伝説の笛「萬波息笛」が妖怪の手に渡り世の中が混乱し始めます。3人の仙人は最高の道士であるチョングァン大師(ペク・ユンシク)とファダム(キム・ユンソク)に助けを求め、妖怪を閉じ込め、「萬波息笛」を二つに分け二人にそれぞれ委ねます。一方、チョングァン大師の弟子・チョンウチは天帝に変身して王を騙し騒動を起こします。チョンウチの問題を解決するために仙人たちはファダムとともにチョングァン大師を訪ねます。ファダムは妖怪を統制するためにもう片方の笛を手に入れようとチョングァン大師を殺します。チョンウチはファダムの罠にかかり、チョングァン大師を殺した犯人にされてしまいます。仙人たちは罰を与えるためチョンウチとチョレンイを掛け軸に閉じ込めてしまいます。 2009年・ソウル、閉じ込められた妖怪たちが再び現れ世の中をかき乱します。神父、お坊さん、占い師としてひっそりと生活していた仙人たちは再び集まりファダムを訪ねます。しかし、ファダムを探し出すことができません。仕方なく仙人たちは掛け軸に閉じ込められたチョンウチとチョレンイを呼び戻します。チョンウチは妖怪を捕まえると封印を完全に解いてやるという仙人たちの提案を受け妖怪狩りの手助けをすることに。しかし、チョンウチはすっかり変わってしまった世の中を見物するのに忙しく、過去(朝鮮時代)に一目ぼれした女性とそっくりのソ・インギョンに出会い恋に落ちます。その時、ファダムが再び現れ伝説の笛・萬波息笛を前にチョンウチと対決することになります。

キャスト 

チョン・ウチ(カン・ドンウォン)

2004年に「オオカミの誘惑」でスターとなったカン・ドンウォンが今回、英雄なのに悪戯旺盛な「チョンウチ」として戻ってきました。「チョンウチ」は自分の能力を表沙汰しないハリウッドの英雄とは異なり、自分の道術の力を自慢します。自由かつ正直、酒と遊び、女が大好きです。朝鮮時代に師匠(チョングァン大師)を殺したとされ掛け軸に閉じ込められた後、500年ぶりに目を覚まします。封印を完全に解くことを条件に妖怪を捕まえる任務を任せられますが、世の中の変化を見物するのに忙しい毎日。いたずら好きで好奇心旺盛なチョンウチは、さまざまな騒動を起こします。お札を使って変身し、素早く移動することができます。

ファダム(キム・ユンソク) 

「追撃者」や「亀走る」などの映画で優れた演技力を見せたキム・ユンソクが戻ってきました。キム・ユンソクが演じるファダムは小説ではチョンウチの同僚であり師匠でもありますが、映画ではライバル。ファダムは善と悪が共存する複合的なキャラクター。朝鮮時代には最高の道士として尊敬を受けますが、伝説の笛・萬波息笛を前にチョンウチと戦ううちに悪の姿が徐々に現れます。朝鮮時代にはチョンウチを罠にはめて掛け軸の中に閉じ込め、現代では萬波息笛を手にするためにチョンウチと対決します。道術の力に優れ、「火」を利用した道術が最も強力。

朝鮮時代 – 未亡人 / 現代 – ソ・インギョン(イム・スジョン)

「箪笥」などで演技力を認められたイム・スジョンが俳優を夢見るコーディネーター・ソ・インギョン役を演じます。純粋な容姿の中には女優になりたいという欲望を秘めています。おとなしそうに見えますが、言いたいことはきちんと言います。朝鮮時代、チョンウチが拉致しようとして一目ぼれした未亡人にそっくりなため、チョンウチから好かれます。チョンウチとラブストーリーを繰り広げる魅力的なキャラクターとして登場します 。

チョレンイ(ユ・へジン)

「王の男」や「イカサマ師」などのコミック演技で観客に笑いと感動を与えたユ・へジン。チョンウチの友達であり同僚でもあるチョレンイは、チョンウチとともに500年の時間を越えて現代にやってきました。彼はチョンウチが道術を使って人間に化けさせた「犬人間」。軽くておしゃべりで、ものすごい力の持ち主。「ラマンチャの男」を思い起こさせるカン・ドンウォンとの演技は観客に笑いを与えてくれます。

ロケ地紹介

陜川映像テーマパーク

陜川映像テーマパークは2009年、現代のソウルにやってきたチョンウチが妖怪と決闘を繰り広げるシーンを撮影した場所です。チョンウチが道術を使い自分の分身を呼び出すなど、現代的な通りを背景に韓国的なアクションを演出しています。 陜川映像テーマパークはさまざまなドラマや映画のロケ地となった場所で、ソウル駅や朝鮮総督府などを通して1930年代、1960年代のソウルを見ることができます。

陜川映像テーマパークはこちら

丹陽南漢江葦原

劇中・朝鮮時代、未亡人(後のソン・インギョン)が馬(チョレンイ)に乗って通った葦原道です。チョンウチが突然現れ、未亡人と言葉を交わす途中美しい南漢江の葦原が広がります。海を見たことがないという未亡人の言葉にチョンウチは道術を使って葦原を瞬間で海に変えたりもします。忠清北道丹陽・南漢江の沙坪里から香山里までの12キロの区間に形成された葦原は、四季折々の風景が美しく 、自然の群落を成しています。葦原には散策路や小道、自然と調和をなす迷路体験場、休憩所などがあります。

入場料 : なし

アクセス方法 : 東ソウルターミナルから丹陽行きのバスに乗車(am06:59~pm18:00/1時間ごとに乗車/2時間 30分所要/ 12,100ウォン)→丹陽市外バスターミナルで下車、5分程歩いて大通りに出て、下元別房/永春(or 救仁寺)行きのバスに乗車 (下元別房行き: 9:10, 13:00, 18:45 永春(救仁寺)行き 6:40, 7:30, 8:30, 10:00, 12:30, 13:25, 15:00, 17:10, 18:30)→ 佳谷面の面事務所で下車し徒歩で移動

観光案内電話 :+82-43-1330 (日本語可)

丹陽観光案内電話 : +82-43-420-3114

お問い合わせ : +82-43-420-3605 (佳谷面の面事務所)

ソウル・清渓川 

2009年・現代にやって来たチョンウチとファダムの対決場所です。ソウルの現代的な姿の見られる「清渓川」を舞台にし、ここでチョンウチとファダムの決闘が繰り広げられます。清渓川はソウルの中心である鐘路区と中区の境を流れる河川です。清渓川の昔の姿を再現するために光化門の東亜日報社前から城東区・ 新踏鉄橋までの5.8キロ区間を復元しました。現在はソウル市民の休息の場、デート空間として脚光を浴びています。

清渓川はこちら

- 写真提供: 映画制作社チプ