韓国の酒

伝統酒 韓国の多様な伝統酒

生活に活力を与える楽しい韓国の飲酒文化は伝統酒を飲み分かち合う風習から由来したものだといえます。いい材料を使い、丹念に醸し出す韓国の伝統酒は薬酒とも呼ばれており、適度に飲めば健康によく、互いにすすめあったりもします。
韓国の代表的な伝統酒はマッコリと焼酎です。マッコリと焼酎は大型スーパーやコンビニなどで手軽に購入することができ、価格も手頃で最も一般的なお酒です。もう少し品質がいいお酒をお求めなら、慶州の校洞法酒、安東焼酎、ムンベ酒など各地域の有名な伝統酒がおすすめです。地域の有名な伝統酒は昔の製造工程で造り、味と香りが優れ、パッケージも高級感があり贈り物用に適しています。デパートや酒専門店、地域の特産品販売所で購入することができます。

  • マッコリ

    マッコリは韓国で歴史が一番古いお酒です。米や小麦に麹と水を混ぜ、発酵させます。色が濁っていてほんのり甘い味がするのが特徴です。アルコール度数は6~13パーセントと低い方で、他のお酒に比べ、たんぱく質が多く、カロリーは低いです。また、乳酸菌と酵母が豊富に含まれています。

    京畿道抱川市で生産されている二東マッコリが有名で、しゅわっと微炭酸が効いていてほんのり甘いのが特徴です。最近は柚子マッコリ、高麗人参マッコリ、五味茶マッコリなど多様な味が添えられたマッコリも販売されています。

  • 清酒

    マッコリと製造工程は似ていますが、発酵後、上澄みだけを濾過したものが清酒です。昔から法事(祭祀)や様々な通過儀礼に清酒を使っていましたが、丹念に醸し出した上澄みを使うことが最もいい心尽くしの表れだと思われたためです。清酒は色が澄んでいるだけでなく、ふくよかで味がまろやかです。
    慶尚北道慶州地域の清酒である校洞法酒はもち米で造ったほのかな甘みがあり、口当たりがよく、柔らかいです。忠清南道舒川の伝統酒である韓山素穀酒は1,500年余の歴史を持っています。

  • 焼酎

    現在、韓国人が一般的に飲むチャミスル、チョウムチョロムなどの焼酎は伝統的な製造工程を変えて、大量生産が可能なようにした稀釈式(濃度を減らした)焼酎です。反面、高級酒とされている地域の有名な焼酎は大部分伝統的な製造工程を守り抜いた蒸留式の焼酎です。
    慶尚北道安東地域の特産品である安東焼酎は時間が経つにつれて風味がさらによくなる伝統酒です。アルコール度数が40~50度のきついお酒ですが、低い度数を好む人のために20~35度の商品も生産されています。
    全羅北道全州の梨姜酒は梨と生姜を混ぜ合わせて作った高級焼酎で、聞梨酒は北韓(北朝鮮)平安道の地域焼酎ですが、現在、食品名人を通じ生産されています。

  • 果実酒

    果実酒は果物など植物の実を原料とし発酵させたお酒です。果実だけを自然に発酵させて造ったものと、焼酎などのお酒に果実と糖類を入れ、果実の成分(味、香り)を抽出したお酒に分けられます。大型スーパーやデパートなどで手軽に購入できる果実酒は覆盆子酒、梅酒、山葡萄酒などがあります。

最終更新日:2016年8月12日