韓国絶品グルメ30選

【釜山】No.1 テジクッパ[豚クッパ]

豚骨を煮出したスープに豚の切り身とご飯を入れて食べるテジクッパ。立派な食事になるのは もちろんのこと、酔い覚ましとしても効果がある。じっくり煮込んだ濃厚なスープは、日本の豚 骨ラーメンの味と似ている。器にご飯を盛ってスープをかけ、豚の切り身と粉唐辛子、アミの 塩辛、エゴマ粉であえたニラを乗せて食べる。中でも絶対に欠かせないのがニラで、その特有の 香りと食感がクッパと絶妙にマッチする。

【釜山】No.2 テゲ[ズワイガニ]

ズワイガニの味は大きさよりも身の締まり具合で決まる。 腹の色が黄ばんでいるほど身が締まっているものが多い。
中でも黄金色に輝いている「チャムテゲ(真のズワイガニ)」、 「パッタルテゲ(斧折樺の木のように堅い ことから身がぎっしり詰まってい ることの例え)」は、身の締 まりがよく旨味があり最高 級品として扱われている。 水槽から取り出した生きた ままのカニを蒸して食べる のが一番おいしい食べ方。 新鮮なズワイガニは甘味も 格別だ。

【釜山】No.3 ナッチポックム[テナガダコの炒め物]

独特の歯ごたえがあり韓国人の誰 もが好きな食材であるナッチ。さま ざまな調理法があるが、ナッチポッ クムは「魔性の味」を持つ料理と言 えるだろう。調理済みのものが器 に盛られて出てくるのとは違い、 鍋ごとグツグツと煮ながら食べる のが朝紡ナッチの特徴。鍋にネギ やニンニクなどの薬味とナッチを 入れて、魚介でとったダシ汁で煮込 む。それをご飯の上に乗せてニラや 海苔などを加えて混ぜると極上の 味を楽しめる。

【仁川】No.4 コッケ[ワタリガニ]

春は雌、秋は雄のワタリガニが旬である。おいしく食べられる季節は 違うものの、豊富な栄養価は変わらない。身がぎっしり詰まったワタ リガニはそのまま蒸して食べてもおいしいが、味噌とニンニク、長ネギ などと一緒に煮込んだ「コッケタン(ワタリガニ鍋)」や醤油漬けにした 「カンジャンケジャン」が代表的な料理だ。

【仁川】No.5 ジャジャン麺

油っぽさと甘さが絶妙な ジャジャン麺は、一度食 べるとまた食べたくなる クセになる料理だ。春醤 (チュンジャン)という黒味 噌と澱粉を混ぜ、豚肉、 玉ねぎ、ジャガイモなど の野菜を加えて油で炒め たこってりソースを麺に からめて食べる。

【光州】No.6 松汀トッカルビ

牛肉と豚肉を適度に混ぜて作った松汀トッカルビは、牛肉だけを 使ったトッカルビよりも柔らかくて淡泊な味を楽しむことができる。
タレに浸けて炭火で焼いた照りのあるもっちりしたトッカルビは、 そのまま食べてもおいしいが、サンチュやエゴマの葉などで包んだ り、ご飯のおかずにして食べてもおいしい。トッカルビを注文すると 豚の背骨のスープが一緒に出てくるのだが、これがお肉たっぷりでおなか を十分に満たしてくれる。

【大田】No.7 サムゲタン[参鶏湯]

ひな鶏の腹にもち米とニンニク、ナツメ、 朝鮮人参を入れてじっくり煮込んだ参鶏湯 は、辛い料理が苦手な外国人でも食べやす い韓国料理として知られている。 参鶏湯 をおいしく食べるコツはトゥッペギ(土鍋) で煮立てること。大きな鍋で長時間煮込 んだ丸鶏を1羽ずつトゥッペギに移して さらに煮込むと、最後まで温かいまま 食べることができる。

【大田】No.8 ソルロンタン

牛骨と肉をじっくり煮込んだ乳白 色のスープにご飯を混ぜると、 食欲がない時でもさらっと食べ られる。特におかずがなくても 大きめに切ったカクテキさえあ ればOK!濃厚なスープとちょっ ぴり酸味の効いたカクテキが絶 妙にマッチする。好みによって カクテキの汁をスープに入れて もよい。

【京畿道】No.9 水原王カルビ

口の中に広がる肉汁がたまらない水原王 カルビ。熟成方法によって味が変わるのだが、 うまく熟成されたカルビは肉質が柔らかく、 ヤンニョム(調味液)がよく染み込んでいてこの上 ないうまみを感じることができる。下処理済みの 牛カルビをみじん切りのネギ、おろしニンニク、 砂糖、塩、梨などの材料に3~5日ほど漬け込 み、炭火で焼いて食べる。

【京畿道】No.10 プデチゲ

ハムやソーセージをキムチや 韓国の調味料と一緒に煮込む ことでくどさを抑え、辛口に した。スープにラーメンやう どんを入れて食べるとおなか は大満足!ご飯のおかずに も、酒のつまみにもなる人 気メニューだ。

【江原道】No.11 春川 タッカルビ&マッククス

タッカルビは、ぶつ切りにした鶏肉をコチュジャンベースのタレに漬け込み、キャベツ、サ ツマイモ、タマネギ、長ネギなどの野菜と一緒に鉄板で炒めた料理だ。グツグツと煮えてい くタッカルビを見ていると思わずよだれが出そうになる。出来上がったタッカルビをひと口食 べると、その瞬間、口の中いっぱいに幸せが広がる。マッククスはタッカルビの「相棒」とでも言 おうか。ほとんどの春川タッカルビ専門店でマッククスも出している。マッククスはタッカル ビと一緒に食べたり、タッカルビを食べたあとのシメに注文するのが一般的だ。

【江原道】No.12 横城韓牛

横城韓牛は炭火で焼いて食べる のが一番。ハネシタ、霜降りカ ルビ、リブロース、ヒレ、肩ロ ース、カルビ、ランプなどのあ らゆる部位を薄切りにして、 そのまま、もしくは軽く下味を 付けて炭火で焼いて食べる。
花模様のようにサシが入った 横城韓牛は風味もよく、人々 の舌を魅了する。燻製にする と脂が落ちてあっさりした味 を楽しめる。ほんのりついた 炭の香りも逸品だ。

【江原道】No.13 ソンイ料理

松茸はそれ自体だけで調味料以上の香りと味を 持っている。新鮮なものは土を落として生で食 べても十分おいしい。緻密な肉質と歯切れのよ さ、口の中に広がるほのかな松の香りが圧巻だ。
襄陽の松茸専門店では、フライパンでさっと焼い て塩を振って食べたり、ソンイチョンゴル(松茸 鍋)、ソンイトルソッパプ(松茸の釜めし)、ソンイ ジュ(松茸酒)な ど、さまざ まな味を楽 しむことが できる。

【忠北】No.14 サムギョプサル

豚肉の中で最もうまみのある部位のサムギョプサル。さまざま な調理法があるが、約1㎝の厚さに切った味付けされていない 生の肉を、ニンニク、キムチなどと一緒に鉄板で焼いて、サン チュやエゴマの葉で巻いて食べるのが一般的だ。清州式のサ ムギョプサルは醤油ベースのタレにからめて焼くのが特徴。醤 油ダレは店ごとに独自のレシピがある。

【忠北】No.15 カルグクス

小麦粉をこねてめん棒で薄く伸ばしたあと、 包丁で細く切った麺をスープに入れて煮込 む。鶏肉、アサリ、キムチ、小豆など、いろん な種類のカルグクスがある。舒川(ソチョン) では清らかな西海の干潟で採れたアサリやカ キなどの海産物がたっぷり入った、濃厚スー プのヘムルカルグクスを味わえる。

【忠北】No.16 ヨンニプパプ[蓮の葉ご飯]

ご飯に染みたほのかな蓮の葉の香りがたまらない蓮の葉ご飯。 もち米、黒米、粟、キビ、松の実、ナツメ、ピーナッツ、黒豆、白米など、 10種類の雑穀を混ぜて炊いたおこわを蓮の葉で包んで蒸す。香りは もちろん、蓮の葉が穀類の水分を逃がさないので、しっとり柔らかなご飯 のうまみを感じることができる。

【全北】No.17 全州ビビンバ

他のビビンバと違って全 州ビビンバは牛骨スープ でご飯を炊くのが特徴 だ。牛骨スープで炊いた ご飯は、風味も良いがご 飯粒が互いにくっつかな いので野菜と混ぜてもダ マになりにくい。ご飯を蒸 らす時に全州の特産品で ある豆モヤシを入れる。

【全北】No.18 全州マッコリ

米の栄養素たっぷりのマッコリは数杯飲んだだけで満腹 感を得られるため、酒ではなく食べ物だと言われること もある。果実酒と違って穀酒であるマッコリはどんな食べ 物にもよく合う。全州でマッコリをヤカンで注文すると、 カキ、タコ、豆腐キムチ、チヂミ、チャプチェなどのおか ずがテーブルいっぱいに並ぶ。

【全北】No.19 高敞風川チャンオ

高敞風川チャンオは炭火で焼いて食べる。塩焼きとヤンニョ ム(タレ)焼きがあるが、少量の塩をまぶして炭火で焼く塩焼き は、ウナギそのもののさっぱりした味を堪能できる。素焼きし たウナギにタレを塗って焼いたヤンニョム焼きは、薄味でウ ナギ本来の味を感じることができる。こんがり焼いたウナギ と一緒に高敞のもうひとつの特産品であるポップンジャ (山イチゴ)酒を飲めば、美味しさも倍増だ。

【全北】No.20 カムジャタン

鍋に水、豚の背骨、菜っ 葉、ジャガイモ、エゴマの 葉、エゴマ粉を入れて煮込 む。ピリッとしたスープが 逸品で、骨についた肉は豪 快にかぶりつくのが韓国式 の食べ方。残りのスープに ご飯を混ぜて作るポックム パプ(焼き飯)も絶品だ。

【全南】No.21 チョンボク[アワビ]

アワビは刺身はもちろん、焼いても、蒸しても、お粥に入 れてもおいしい。身の部分も絶品だが、アワビ粥にする 場合はワタ(内臓)の部分も一緒に煮込むことでうまみが出 る。ワタを入れると色が濃くなり独特な香 りとほろ苦い味を楽しめる。

【全南】No.22 羅州コムタン

羅州コムタンは厳選された肉を茹でてだ しをとるのでスープが澄んでいるのが特 徴だ。白いスープはこの上ない深みがあ る。トリョム(ご飯や麺に熱い汁を何度も 注いで温める方法)によって味の染みたご 飯にスープを注ぎ、仕上げに肉をたっぷ り乗せる。ソルロンタンと同じくおかず はカクテキと白菜キムチのみだが、コム タンとの相性がとてもよく、スープの味 を引き立ててくれる。

【全南】No.23 ナッチ料理[テナガダコ]

ナッチは弾力がありながらもしっとりとした味わ いがある。生きたままのナッチをぶつ切りにして ゴマとゴマ油をつけて食べるサンナッチをはじ め、柔らかな身とヤンニョムがマッチしたナッチ ホロンクイ(丸焼き)、ちょっぴり甘くて酸っぱい ナッチチョムチム(酢コチュジャン和え)、温かい ヨンポタン(テナガダコの鍋)がある。中でも全羅 南道の名物料理であるナッチホロンクイは、割り箸 にセバルナッチを丸ごと巻き付けて薬味ダレを塗っ て焼いたもので、見た目も味も珍しい絶品グルメだ。

【慶北】No.24 ユッケビビンバ

ユッケビビンバに入るユッケは 脂身の少ない赤身肉を使ってこ そ、うまみを引き出すことがで きる。ユッケが入るので普通の ビビンバと違って、あまり熱く ないご飯と野菜を使うほうがよ く混ざり合う。ここに目玉焼き の代わりに生卵の黄身が入るこ とにより、一層コクのある味わ いになる。

【慶北】No.25 安東チムタク

チムタ クは韓国の鶏料理の中で 最もボリュームのある料理と言 えるだろう。鶏肉と野菜、春雨 などを一緒に煮込むのだが、残 ったスープにご飯を入れて食べ ることもできるからだ。強火で じっくりと煮込まれたチムタ ク は、肉がホロホロでとてもおい しい。

【慶南】No.26 アグチム[アンコウのピリ辛煮込み]

アンコウと味噌、コチュジャン、モヤシ、セリ、ネギなどを 混ぜて蒸したアグチム。ピリ辛でさっぱりとした味わいが たまらない。干したアンコウを水で戻して蒸し煮にするア グチムと、生のアンコウを茹でて食べるアグスユクがあ る。海の風味が漂うアグス ユクは、粉唐辛子を使わ ないので煮汁が白くて辛 くない。馬山のアグチム はアンコウの原産地だけ あって、うまみ、歯応えが とてもよい。

【慶南】No.27 マッチャン[ホルモン焼き]

マッチャンは下処理が大事だ。脂 の部分を取り除いて何度も洗った あとに、キウイやパイナップルな どの果汁に漬け込んでおくと臭み が取れて柔らかくなる。下処理済 みのマッチャンを炭火や練炭で焼 くと独特な香りが立ちのぼり、燻 製のような味わいを楽しめる。

【大邱】No.28 メウンチムカルビ[辛煮込みカルビ]

ご飯のおかずにも、酒のつ まみにもなるチムカルビ は、歯触りの良い肉のうま みと、残ったヤンニョムに 混ぜて食べるご飯の味が逸 品だ。辛いのが苦手な人の ために、注文時に辛さを調 節できるお店もある。

【済州】No.29 フッテジ[黒豚]

フッテジは肩ロース、ロース、ヒレなどの部位を凍らせずに生 のまま厚く切り出した「クンコギ(塊肉)」を焼いて食べる。
これは肉を「斤」で量ることから由来しており、1斤は600gに該当 する。フッテジ料理にはトムべコギがある。茹でたてのフッテジの 塊肉を木製のまな板に乗せて切りながら食べる済州島の料理だ。
「トムべ」は済州島の方言で「まな板」のこと。

【済州】No.30 チョンボクトルソッパプ[アワビの釜めし]

牛骨スープで炊いたご飯の上にたっ ぷり乗せられたアワビが食欲をそそ る。石釜におこげを少し残しておい て器にご飯をよそったら、バターと 薬味ダレを混ぜて食べるのがここで の食べ方。コリコリしたアワビとま ろやかなバターとの相性の良さは、 想像をはるかに超える。石釜のお焦 げにお湯を注いで食べるスンニュン (お焦げ茶)もまた格別だ。