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韓国の世界遺産
世界遺産はユネスコが1972年11月の定期総会で「世界文化及び自然遺産保護協約」を採択し、この協約に従い、世界遺産委員会が人類全体のために保護しなければならない普遍的価値があると認定し、世界遺産目録に登録した世界各国の文化及び自然遺産のことをいいます。
2010年12月現在、韓国は9つの文化遺産と1つの自然遺産が登録されています。ユネスコは世界遺産とは別途の事業として「世界記録遺産」と「世界無形遺産」を選定しており、韓国は9つの記録遺産と14の無形遺産を保有しています。
世界文化遺産
韓国の文化遺産には素朴でありながら穏やかで独特の情緒が盛り込まれており、文化財の形成時期も古代から朝鮮時代までと多様な時期に渡り存在しています。韓国の文化遺産は華やかでこざっぱりとした芸術性と宮殿や寺院などに見られる科学性など多様な価値を持っています。
世界遺産として登録されている韓国の文化遺産は、「海印寺蔵経板殿」(1995年)、「宗廟」(1995年)、「石窟庵・仏国寺」(1995年)、「昌徳宮」(1997年)、「水原華城」(1997年)、「高敞・和順・江華支石墓遺跡」(2000年)、「慶州歴史地区」(2000年)、「朝鮮王陵」(2009年)、「韓国の歴史村:河回と良洞」(2010年)の9つがあります。
世界自然遺産
ユネスコは客観的・学術的な価値に従い世界的にも保存されなければならない自然地域を世界自然遺産として登録し保護しています。
韓国では優れた自然景観を備えながら独特の地形や生態的価値を持つ済州島、特に火山地形の特異性が際立つ3つの地区「漢拏山 天然保護地域」、「拒文オルム(岳)溶岩洞窟系」、「城山日出峰」が、「済州火山島と溶岩洞窟」という名前で2007年に登録されました。
世界記録遺産
韓国は他の国に比べて緻密で徹底した記録文化を保有しています。祖先たちの精神的な遺産であるこれらの記録物は、記録当時の政治的、社会的、経済的、文化的状況を知らせてくれるだけでなく、流失しないよう科学的に保管され、現在まで保存されその価値を高めています。
ユネスコに登録された韓国の世界記録遺産には、「訓民正音」(1997年)、「朝鮮王朝実録」(1997年)、「直指心体要節」(2001年)、「承政院日記」(2001年)、「八万大蔵経板」(2007年)、「朝鮮王朝儀軌」(2007年)、「東医宝鑑」(2009年)、「日省録」(2011年)、「5.18 民主化運動記録物」の9つがあります。
世界無形遺産
ユネスコ事務総長が任命した国際審査委員会で2年ごとに決定する世界無形遺産は、言語や文化、音楽、踊り、伝統遊び、神話、儀式、習慣、工芸など口伝えや無形文化財が消滅するのを防ぎ、保護するために選定しています。
韓国では「宗廟祭礼および宗廟祭礼楽」(2001年)、「パンソリ」(2003年)、「江陵端午祭」(2005年)、「カンガンスルレ」(2009年)、「男寺党」(2009年)、「霊山斎」(2009年)、「済州チルモリ堂燃燈グッ」(2009年)、「処容舞」(2009年)、「歌曲」(2010年)、「大木匠」(2010年)、「鷹狩り」(2010年)、「テッキョン」(2011年)、「チュルタギ(綱渡り)」(2011年)、「韓山カラムシ編み」(2011年)など全部で14の世界無形遺産の代表目録として登録されています。

 最終更新日:2011年11月30日