鉄原(チョルォン)セムトン
江原道(カンウォンド)鉄原郡セムトン里は、タンチョウヅルの越冬地として有名なところです。現在、全世界に残っているタンチョウヅルは全部でせいぜい500羽程度に過ぎないので、ほとんで絶滅の危機に瀕しているといえます。そこで韓国でも鶴を天然記念物に指定し、保護しています。また、鶴の主な飛来地であるこの一帯も、保護地域に指定されています。シベリアの東北部で夏を過ごし、東南アジアに移っていくシベリアアオジ、白腹ホオジロ、コカスズメ、オオヨシキリ、ホトトギス(天然記念物第324号)、ホオジロハクセイレイ、タンチョウヅル(天然記念物202号)、マナヅル(天然記念物203号)などがここで越冬します。そして時にはクロヅル、カナダヅルなどが現れたりします。なお、これらの鳥が見られる期間は、9月中旬から3月頃です。
• お問い合わせ : 観光案内電話 +82-33-1330
• アクセス:ソウル水踰里→東松(1時間50分)→狐石亭(7:20~21:20、20分おきに運行、15分所要)
• 観覧時間:日曜休み。夏季は9:30、10:30、13:00、14:30、冬季は9:30、10:30、13:00、14:00に出入りできます。ただし車内からの観察になります。所要時間約3時間。要予約。
漢江(ハンガン)パムソム(島)
ソウルの中心部で野鳥を観察できる唯一の場所。カワアイサ、オナガガモなどの多くのカモ類がいます。汝矣島(ヨウィド)純福音教会前の漢江市民公園の展望台には望遠鏡が設置されていて、渡り鳥が遊泳する様子を見ることができます。
• お問い合わせ: ;漢江管理事務所 +82-2-3780-0824
江華花道面(ファドミョン)干拓地と如此里(ヨチャリ)
ここは一年中いろいろな鳥を観察できるバードウォッチングスポット。江華島(カンファド)一周道路を走ると、数百羽もの群れをなした渡り鳥を見ることができます。ポルム島は立ち入りが制限されている軍事保護地域なので、鳥が住みやすい環境が整っています。ポルム島に行くためには、事前に軍部隊の許可を得る必要があります。
• お問い合わせ: 江華郡観光開発事業所 +82-32-933-8011
• アクセス:
> 江華花道面干拓地と如此里:
新村市外バスターミナルから江華行きのバス(10分おき)に乗ります→
江華ターミナルから如此里行きのバスで45分
> ポルム島:
江華ターミナル→外浦里船着場(バスで25分)→ポルム島(船で2時間/1日2回)
浅水湾(チョンスマン)
ソウルから西海岸(ソヘアン)高速道路を1時間30分ほど走ると、美しい渡り鳥の姿が観察できる世界的な飛来地である「浅水湾」があります。忠清南道(チュンチョンナムド)瑞山(ソサン)と洪城(ホンソン)、安眠島(アンミョンド)に囲まれている浅水湾は韓国最大の渡り鳥の飛来地で、湖のように穏やかな湾が形成されており、渡り鳥の長距離移動に必要な休息と栄養補充に適した最高の条件が備わっています。広い干潟と葦畑、大規模な干拓事業によって形成された人工貯水池である浮南湖(プナムホ)と看月湖(カンウォルホ)では冬を越す渡り鳥の姿と生態が観察できます。
浅水湾は北部シベリアや満州を発ち、東南アジアに向かう渡り鳥の移動経路の中央地点に位置しており、東アジアの渡り鳥の移動における中間寄着地として四季を通じて約200種の渡り鳥が観察できます。
• 位置: 忠清南道(チュンチョンナムド)瑞山市(ソサンシ)浮石面(プソクミョン)、高北面(コブクミョン)一帯。
• アクセス:一般交通便の利用は不可(マイカーなど車両を要します)。
安山始華湖(シファホ)
西海岸最大の渡り鳥の飛来地で、マガモなど50種以上15万羽の渡り鳥が生息しています。始華堤防大阜島(テブド)付近から望遠鏡で観察すると、ウミアイサ、チドリなどが見られます。年中観察可能。
• お問い合わせ: 安山市環境保護課 +82-31-481-2879
• アクセス:安山市から車で40分
錦江(クムガン)河口
忠清南道(チュンチョンナムド)と全羅北道(チョルラナムド)の境界線に一するここは、葦の広がる新しい渡り鳥飛来地で、今、最も注目されているところです。渡り鳥が訪れる冬には、コハクチョウやマガモ、世界的希少鳥類であるミヤコドリやズグロカモメなども観察できます。
牛浦沼(ウポヌプ)
1億4千万年前(中生代・白亜紀)、韓半島(朝鮮半島)の生成とともに生まれた牛浦沼は、多くの生命体が自然のままの姿で生きている韓国最大規模の自然沼地です。牛浦沼にはカイツブリやシラサギ、アオサギ、ハクチョウなどの野鳥類をはじめ、湿地植物であるオニバス、ショウブ、ヒシなど総342種の動・植物が生息する自然生態系の宝庫で、1997年に生態系保存地域に指定・告示され、1998年にラムサ協約(渡り鳥飛来地保護条約)に登録されています。
• 位置:
慶尚南道(キョンサンナムド)昌寧郡(チャンニョングン)大合面(テハプミョン)、梨房面(イバンミョン)、 遊漁面(ユオミョン)一帯。
• アクセス:ソウル(南部ターミナル)→昌寧(1日5回、4時間所要)→ソモク村またはウマン里(バス利用、 1日16回、15分所要)
• ホームページ:http://www.cng.go.kr/(日本語)
注南(チュナム)貯水池
昌原市(チャンウォンシ)東邑(トンウプ)にある注南貯水池は、近くの九竜山(クリョンサン)と栢月山(ペグォルサン)から流れ出る水と氾濫する洛東江(ナクトンガン)の水を水源としており、3つの貯水池が水路で結ばれた約180万坪ほどの貯水池です。広大な沼地と葦が自生している島があり、様々な種類の餌が豊かで、渡り鳥の飛来地としての天恵の条件を備えているところです。
毎年11月頃には暖かく、餌も多いこの貯水池には厳しい冬を越すためにやって来る天然記念物のハクチョウやマナヅル、ヘラサギなど約20種、数万羽の野鳥が訪れ、翌年の3月頃までとどまります。
「白鳥の湖」の有名なシーンのように白鳥が湖畔の葦畑で静かに休んでいる姿や、夕焼けに染まった空を様々な渡り鳥が飛び交う様子に、人々は思わず嘆声をもらします。
• 位置: 慶尚南道昌原市東邑カウォル里一帯
• アアクセス:ソウル(江南ターミナル)→馬山(15~30分おきに運行、5時間所要)→
注南貯水池入口(バス利用、20分所要)→貯水池(徒歩で10分)
• ホームページ:www.changwon.go.kr(韓国語・英語)
海平(ヘピョン)湿地
慶尚北道(キョンサンプクド)亀尾(クミ)の洛東江(ナクトンガン)中流にある海平湿地の渡り鳥飛来地は1,300里(1里は約3.9km)に及ぶ洛東江流域で天然記念物に指定されている釜山(プサン)の洛東江河口にある乙淑島(ウルスクト)とともにおすすめの探鳥観光スポットとして脚光を浴びています。冬になると緩やかな川岸と砂丘は遠くシベリアから飛んできた数千羽の野鳥でにぎやかになります。
冬には天然記念物であるナベヅルやマナヅルをはじめ、ハクチョウ、シラサギ、アオサギ、ガン、マガモなどが訪れます。今後、海平取水場の近辺に簡易探鳥台を設けて、一般観光客にも野鳥の姿が観察できるようにする計画が進められています。
• 位置: 慶尚北道亀尾市海平面海平里
• アクセス:ソウル(江南ターミナル)→亀尾(40~70分おきに運行、3時間10分所要)→ 高牙邑鳳漢里サムアパート(市内バス利用、20分所要)→海平湿地(徒歩で約5分)
• ホームページ:www.gumi.go.kr
洛東江(ナクトンガン)
釜山市西南側にあるこの飛来地は、洛東江下流の流下作用と干満作用によって、砂丘や干潟、葦の原などが形成されています。葦の原では、マガモ、オナガガモ、ヒシクイ、ユリカモメ、ウスセグロカモメなどが餌を探している姿が眺められます。
順天湾(スンチョンマン)
葦の繁る干潟という環境に恵まれ、韓国内で発見されている140種以上の鳥類のうち、半分がここで観察できます。ナベヅル(天然記念物228号)は11月下旬に訪れ、翌年の3月にシベリアに向かって飛び立ちます。
• お問い合わせ: 順天市庁文化広報課, +82-61-749-3328
済州(チェジュ)下道里(ハドリ)
エメラルドグリーンの海と生い茂った葦の畑を背景に、落ち着いて探鳥旅行が楽しめる場所です。美しい自然で知られる北済州郡(プクチェジュグン)旧左邑(クジャウプ)下道里一帯は、渡り鳥が冬を越せる絶好の条件が揃っている海岸で、きれいな海と大空を飛び交う渡り鳥を観賞しつつ、ドライブが楽しめるところです。
また、南に少し下った城山(ソンサン)日出峰(イルチュルボン)近辺や城山浦(ソンサンポ)海岸と葦畑でも、北国からはるばるやって来た数え切れないほどの渡り鳥に出会えます。比較的、楽に渡り鳥の生態や越冬の様子が観察できるスポットです。
• 位置: 済州道北済州郡旧左邑下道里
• アクセス:ソウル金浦空港→済州
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