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大邱薬令市韓方文化祭り

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  • 日付2016/04/27
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大邱(テグ)は韓国の広域市のひとつで、歴史的な遺跡地の他、産業面でも繊維ファッション産業、医療観光、韓方などの分野で有名な都市です。大邱の薬令市は1658年から続く伝統ある韓方市場で、現在は大邱広域市中区の南城路(ナムソンノ)沿いの約700mの通りに市が立っています。

薬局通りとも呼ばれるこの通りには韓方を扱う店や韓医院、韓方料理店などが並んでおり、毎年ここで大邱薬令市韓方文化祭りが開かれます。この祭りは17世紀に始まった「薬令市開場行事」に由来しています。薬令市が立つ日になると全国各地から韓方薬の売り買いのために大勢の人が集まるため、これらの人々をもてなすために地元住民が食べ物を作って売るなどして夜通し雰囲気を盛り上げました。この行事が1978年から現代的な祭りの形となり、現在まで引き継がれています。

韓国では韓方は病の治療に用いられる他、健康維持を目的として料理やお茶にもよく用いられています。韓方は薬として使用できる植物の根、実、樹皮など、自然から得られるもの全てが材料となります。祭り期間中には伝統的な方法で韓方薬材を刻んだり、韓方茶を味わってみたり、韓国の様々な薬膳料理の展示を見たりすることができます。

おすすめプログラム

韓方体験

韓方薬材切り

韓方薬材切り大会

韓方薬材切り大会(写真提供:薬令市保存委員会)

韓方薬材切り体験プログラムでは、昔ながらの方法で韓方薬材を切ってみることができます。見た目は簡単そうですが、実際にやってみるとコツをつかむまではなかなか難しい作業です(体験料無料)。

韓方薬包み

韓方薬包み体験(写真提供:薬令市保存委員会)

韓方薬包み体験(写真提供:薬令市保存委員会)

「韓方薬包み」では、四角に切った白い紙に韓方薬材(陳皮)をのせて包む体験ができます。昔、韓方薬材は紙に包まれた状態で売られ、この包みを「貼(チョプ)」といいました。自分で包んだ韓方は無料で持ち帰ることができ、陳皮は煮出してお茶として飲むことができます(体験料無料)。

韓方足湯体験

韓方足湯体験(写真提供:薬令市保存委員会)

韓方足湯体験(写真提供:薬令市保存委員会)

「韓方足湯体験」では、韓方の薬材を入れた水に足を浸けて足湯を楽しむことができます。大邱薬令市韓医薬博物館の前に広い足湯スペースがあり、疲れた足を水に浸しながら休憩できます(体験料無料)。

常設展示

神秘の薬草トンネル

薬草トンネル(写真提供:薬令市保存委員会)

薬草トンネル(写真提供:薬令市保存委員会)

会場入口にある神秘の薬草トンネルは、歩きながら薬草の香りが感じられるように作られた小さなトンネルです。トンネルの中には大邱薬令市に関する写真が展示されており、天井には薬草が入った巾着がたくさん吊るされています。

薬草パーク

会場には薬草パークが造成されており、ここには韓国に自生する高麗人参や黄耆(オウギ)、芍薬などの薬草70種あまりが展示されています。

おすすめ観光地

大邱薬令市韓医薬博物館

大邱薬令市韓医薬博物館

大邱薬令市は韓方を扱う市場として17世紀から全国的に有名になり始め、全盛期には日本や中国にまで名が知られていました。大邱薬令市韓医薬博物館には薬令市の歴史を始め、韓方薬局が多く集まっている「薬局通り」の由来、様々な種類の韓方などが展示されています。また、健康がチェックできる体験空間もあります。

桂山(ケサン)聖堂

桂山(ケサン)聖堂

大邱薬令市から歩いて5分のところにある桂山聖堂は1899年に建築されたもので、1902年に現在の姿に再建されました。大邱地域初の西洋式建築物で、大邱にカトリックを定着させた象徴となっています。大邱に唯一残る20世紀初頭の建物です。

李相和(イ・サンファ)古宅徐相敦(ソ・サンドン)古宅

李相和(イ・サンファ)古宅, 徐相敦(ソ・サンドン)古宅

桂山聖堂の横には、日帝強占期に帝国主義に対する抵抗心を詩で表現した李相和(1901-1943)の古宅と、1907年に国家の借金を国民が返済することで国家の主権を回復させようとした「国債報償運動」で、全国拡散に主導的な役割を果たした徐相敦(1851-1913)の古宅が並んでいます。

More Info

資料・写真提供 : (社)薬令市保存委員会

※上記の内容は2016年4月現在の情報です。今後変更されることがありますのでお出かけ前に必ずご確認ください。