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順天湾、自然満喫の旅

  • Tag History Tour
  • 日付2017/11/23
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夕日に染まる順天湾

全羅南道東南部にある順天(スンチョン)では11月になると金色に美しく輝くヨシ原を見ることができます。順天湾湿地は韓国でもっとも広大なヨシ原があるところで、ヨシが風に揺れる音を聞きながらヨシ原に造成された散策路を歩けば、秋や初冬ならではの情趣が味わえます。また、韓国の国家庭園第1号に指定された順天湾国家庭園は様々なテーマの庭園や湿地センターなどの見どころが多く、いつも大勢の観光客で賑わっています。韓国で一番美しい生態環境を誇る順天湾をご紹介します。

世界各国の庭園が大集合!順天湾国家庭園

順天湾国家庭園

順天湾国家庭園は国際庭園博覧会が開催された韓国第1号の国家庭園です。国家が管理する最初の庭園で、規模が大きく、様々なテーマの庭園があって見どころ満載です。秋になると数万本の菊が秋の庭園を彩り、順天湾のヨシ原も観賞できます。順天湾国家庭園は東側エリアと西側エリアに分かれており、コンテナを活用して造られた「夢の橋」でつながっています。東側には世界庭園ゾーンがあり、イギリスやオランダなどの各国の庭園や順天レイクガーデン、メタセコイア並木などがあります。西門方向には樹木園ゾーンがあり、韓国庭園やつつじ園、湿地センターゾーンがあります。園内はとても広いので、観覧専用車(大人3,000ウォン)を利用すると便利です。

順天湾国家庭園の「順天レイクガーデン」

順天レイクガーデン

順天レイクガーデンは世界的な庭園デザイナーであるイギリスのチャールズ・ジェンクス氏が順天に滞在しながらデザインした庭園で、順天の地形と水の流れを表現しています。順天の烽火山をモチーフにした烽火の丘が庭園の中心にあり、湖は「順天の都心」、湖の上を通るデッキは順天を流れる「東川」を表しています。いくつもの丘が順天レイクガーデンを囲んでおり、丘に上ると素晴らしい景色が望めます。

順天湾国家庭園の「世界庭園」

トルコ庭園(上)、ドイツ庭園と中国庭園(下)

世界庭園にはタイ、日本、イギリス、イタリア、トルコ、スペイン、アメリカ、オランダ、ドイツ、フランス、中国の庭園があり、各国の庭園様式を見比べることができます。蓮池や亭子を配した中国庭園を始め、中央アジアの文化にトルコの美的感覚を加えて造られたトルコ庭園、風車が象徴的なオランダ庭園、ベルサイユ宮殿をモデルにしたフランス庭園など、異なる文化圏の庭園が鑑賞できます。

順天湾国家庭園の「メタセコイア並木&参与庭園」

メタセコイア並木(上)と参与庭園(下)

メタセコイアの並木道はロマンチックな雰囲気で、カップルに人気があります。ここに植えられているメタセコイアの木は高速道路の拡張工事で伐採される危機にあったもので、それが順天湾国家庭園に移植されました。参与庭園は韓国の各都市や企業、作家がデザインした庭園で、芸術展示館のような雰囲気です。ジュースの缶がつるされている様子が印象的なリサイクル庭園は、捨てられた缶に植物を植えて環境問題に対するメッセージを伝えています。シードバンクガーデンは「種を集めておく銀行」という意味で、未来を造る根源的な生命力と知恵が込められた持続可能な生活を夢見る果実をテーマにして造られました。

夢の橋

夢の橋

約30台のコンテナを活用して造られた夢の橋はそれ自体がひとつの芸術作品であり、美術館です。世界的な設置美術作家であるカン・イクチュン氏がデザインしたこの夢の橋は、壁に世界各国の子ども達が描いた14万点の絵が展示されています。ここを通るすべての人が順天湾と地球環境を大切にしてほしいという願いが込められています。

韓国庭園

韓国庭園

韓国庭園内にある宮廷の庭園は、韓国の古宮である景福宮、昌徳宮の後苑をコンセプトに造られたもので、美しく、気品が感じられます。君子の庭園は自然環境をそのまま利用したソンビ(昔の学者)の庭園文化を表現しています。ソンビは自然を友として詩を書いたり、自然の中で心身を癒したりしました。希望の庭園は庶民の民間信仰を基本モチーフとして造られています。石を積んで願いごとをすれば叶うという希望の庭園では、昔の庶民の情緒を窺い知ることができます。

  • 順天湾国家公園
    • ☞ 住所:全羅南道 順天市 国家庭園1号キル 47 順天湾国家公園
    • ☞ アクセス
      順天駅⇒順天湾国家公園
      タクシーで10分
      順天総合バスターミナル⇒順天湾国家公園
      順天総合バスターミナル向かいの「順天高等学校(순천고등학교)」のバス停から101番のバスに乗り「順天湾公園(순천만정원)」で下車
    • ☞ 入場料:8,000ウォン(順天湾国家庭園の入場券で順天湾湿地も観覧可能)
    • ☞ 観覧時間:11月~2月は8:30~18:00、3・4月と10月は8:30~19:00、5月~9月は8:30~20:00
    • ☞ 観覧専用車料金:3,000ウォン
    • ☞ 観覧専用車運営時間:11月~2月は9:00~17:00、3・4月と10月は9:00~18:00、5月~9月は9:00~19:00
    • ☞ その他の利用施設
      ・順天湾国家公園観覧専用車
      料金:大人3,000ウォン
      運営時間:11月~2月は9:00~17:00、3・4月と10月は9:00~18:00、5月~9月は9:00~19:00
      ・スカイキューブ(順天湾国家庭園⇔順天湾湿地を往復運行)
      料金:大人往復8,000ウォン(片道6,000ウォン)
      運営時間:平日10:00~/土日・祝日9:00~
    • ☞ ホームページ:http://www.scgardens.or.kr/?r=JPN(日本語)

世界5大沿岸湿地の「順天湾湿地」

順天湾の湿地

世界5大沿岸湿地である順天湾は韓国で自然景観がもっとも美しい場所のひとつであるといわれています。低い山に囲まれた広大な湿地帯である順天湾は自然生態の側面で保存価値がとても高い場所です。ここにはヨシとシチメンソウの群落地が広がっており、多くの渡り鳥の生息地になっています。順天湾には国際的に保護されているナベヅル、ズグロカモメをはじめ、様々な種類の鳥が生息しています。

順天湾で楽しむ秋の旅

順天文学館(上)と順天湾湿地のヨシ(下)

順天文学館は順天出身の韓国文学作家である金承鈺(キム・スンオク)と丁埰琫(チョン・チェボン)の文学世界を称える場所です。2人の作家の直筆原稿、著書、遺品などの関連資料が展示されています。文学館の建物は順天湾と調和をなすよう、韓国の伝統家屋である藁葺き屋根の家が建てられました。
順天湾湿地入口から入って芝生と蓮池を通り過ぎると「霧津(ムジン)橋」があり、この橋を渡ると広大なヨシ原が見えます。順天湾湿地のヨシ原には散策デッキが造成されており、その両側に大人の背丈ほどのヨシが太陽の光で金色に輝きながら風に揺れています。霧津橋から龍山展望台までは歩いて40分ほどで、展望デッキから美しい夕日を見ることができます。

  • 順天湾湿地
    • ☞ 住所:全羅北道 順天市 順天湾キル 513-25 順天湾湿地
    • ☞ アクセス
      順天駅⇒順天湾湿地
      順天駅向かいの「順天駅(순천역)」のバス停から67番のバスに乗り「順天湾(순천만)」で下車
      順天総合バスターミナル⇒順天湾湿地
      順天総合バスターミナル向かいの「総合バスターミナル(종합버스터미널)」のバス停から67番のバスに乗り「順天湾(순천만)」で下車
    • ☞ 入場料:大人8,000ウォン(順天湾湿地の入場券で順天湾国家庭園にも入場可能)
    • ☞ 観覧時間:8:00~日没まで(夜間の展望台利用は22:00まで)
    • ☞ ホームページ:http://www.suncheonbay.go.kr/?r=JPN(日本語)
More Info
☞ ソウルから順天へのアクセス(鉄道・高速バス利用)
龍山駅⇒順天駅(KTX)
※時刻表検索:KORAIL(日本語)
セントラルシティターミナル(湖南線)⇒順天総合バスターミナル
※時刻表検索:高速バス統合ホームページ(日本語あり)
高速バス統合ホームページの日本語ページを開き、出発地を「セントラルシティー」、到着地を「光州/全南」から「順天」を選択し、照会。
順天文化観光ホームページ(日本語自動翻訳あり)
順天シティツアー
☞ 韓国観光案内電話:+82-2-1330(日本語)

※上記の内容は2017年11月現在の情報です。今後変更されることがありますのでお出かけ前に必ずご確認ください。