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秋夕目前!秋夕を代表する伝統韓食レシピ

  • Tag Event Food
  • 日付2019/09/03
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お月さまそっくりのお餅、ソンピョン

韓国の人々にとって旧暦8月15日・秋夕(チュソク=ハンガウィ)は豊かさを象徴する日。
「多からず、そして少なからず、いつも秋夕の日のごとくあれ」という諺が韓国にはありますが、これは秋夕の日のように食べ物がいっぱいで、いい服を着て一年を過ごせればという願いを表わした言葉です。秋夕は秋の収穫の時期に当たるため、それだけ一年のうちで最も食べるものが豊富にあり、人々の心にもまた余裕が感じられる季節でもあります。
秋夕には家族がみんな集まりソンピョンという餅を作り、煎(ジョン=チヂミ)やチャプチェなど韓国伝統の料理を作って箸をつつきながら家族団らんのひとときを過ごします。
今回は2019年9月13日(金)の秋夕を目前に、韓国を代表する秋夕の時によく作る伝統料理6品の作り方をご紹介します。レシピを参考に韓国料理を作って、今年の秋はご自宅で韓国の秋夕を実感してみてはいかがでしょうか。

もちっとした食感と素晴らしい香りのお餅、ソンピョン

ソンピョン

秋夕といえば欠かせないのがこれ、ソンピョン。ソンピョンは韓国を代表するお餅で、米粉にお湯を加えてこねて生地を作り、その中にゴマ、豆、小豆、栗などを入れて蒸し器で蒸します。このとき松の葉を一緒に入れて蒸すので、ほのかな松の香りがするお餅になるのが特徴です。ちなみにソンピョンのソンは松=ソンに由来しています。ソンピョンは地域によって形や材料が異なりますが、通常は一口サイズに半月のような形をしているのが特徴です。

ソンピョンの作り方

ソンピョンの作り方

1.米粉(上新粉)にお湯を入れてこねます。
2.生地を一口サイズにすこしずつ切って、真ん中にくぼみを付けるような形で成形し、真ん中に餡を入れて包みいれます。
3.その際、ソンピョンの形が半月状になるよう上半分を指先で押して餡が飛び出ないよう、くっつけます。
4.形ができたら蒸し器で蒸します。このとき松の葉を一緒に入れて蒸すと、ほのかな松の香りするソンピョンとなり、いっそうおいしいソンピョンとなります。

☞ 詳しいソンピョンの作り方はこちら:ソンピョンレシピ(韓食財団日本語ホームページ)

香ばしくボリュームいっぱい、煎

ネギ入りの煎・パジョン

韓国では秋夕やソルラルになると様々な種類の煎(チョン/ジョン=チヂミ、プチムゲ、プッチムゲ)を作ります。煎は煎専用の粉・プチムカルを水で溶き、具材に溶き粉をまぶして焼いたり、または溶き粉の中に具材を入れてホットケーキのようにして焼いて作ります。
煎は具材によって種類もさまざま。ズッキーニのように細長い韓国カボチャ・エホバクのスライスに溶き粉をまぶして焼いた煎・ホバクジョンやスケトウダラの白身の魚に溶き粉をまぶして焼いた煎・ミョンテジョンのようにひとつの具材のみを使った煎をはじめ、何種類かの具を溶き粉に混ぜて薄いホットケーキのように作るヘムルパジョン(海鮮ネギ入り煎)やキムチジョンなどもあります。

海鮮パジョンの作り方

海鮮パジョンの作り方

1.あさつきのような細いネギを10センチほどの長さに切ります。
2.ボールにプチムカル(チヂミ粉)を入れ、そこに水と卵を加え、だまにならないようにかき混ぜます。
3.粉がよく混ざったら、海鮮(ヘムル)パジョンの具材・ネギ、ニンジン、エビ、イカなどを加えてよく混ぜます。
4.よく温めたフライパンに油を引き、焼きます。生地の端がキツネ色になったらひっくり返し、中まで火がよく通ったら出来上がりです。

☞ 詳しい海鮮(ヘムル)パジョンの作り方はこちら:へムルパジョンレシピ

細切りのお肉と野菜、そしてタンミョンが織りなすハーモニー!チャプチェ

チャプチェ

韓国で秋夕やソルラル(旧正月)、お祝いのときなどに必ず出てくる一品といえばこれ、チャプチェ。
チャプチェは漢字で表記すると「雑菜」。文字通り様々な野菜を加え、さらに細切りの肉やサツマイモの澱粉で作ったタンミョン(春雨)を炒めて調理します。チャプチェは一見簡単に作れるように見えますが、意外と手がかかる料理です。チャプチェに入れる具材は下茹でしたり軽く炒めたりして下準備する必要があり、最後に一緒に合わせて炒めてようやく完成します。手間暇かかりますが、できた料理を味わえばそんなことも忘れてしまうほど美味です。

チャプチェの作り方

チャプチェの作り方

1.お湯を沸騰させた鍋にタンミョンを入れ8分ほど茹でます(タンミョンの種類により茹で時間が異なりますので、お買い求めになったタンミョンの裏にある茹で方を参照の上、調理下さい)。
2.茹でたタンミョンをざるに出し、冷水で冷ました後、水気を切ります。
3.野菜は千切りに、肉は細切りにし、それぞれ別々に炒めておきます。
4.フライパンに調味料を入れ、水切りしたタンミョンを入れます。タンミョンに味が染み込むようによく混ぜます。
5.味を付けたタンミョンに、予め炒めておいた野菜とお肉を加えて混ぜて軽く炒めれば完成です。

☞ 詳しいチャプチェの作り方はこちら:チャプチェレシピ

ヘルシーな野菜たっぷり、ビビンバ

ビビンバ

ビビンバは韓国料理のなかでも外国の方々にもよく知られている料理のひとつ。味わう前に視覚的にも楽しめる料理がこのビビンバで、韓国独特の五方色(オバンセク)と呼ばれる白、黄、緑、赤、黒の五つの色の具がビビンバを彩ります。いろんな種類の野菜が入っているので、ビビンバは健康にも大変よい料理となっています。

ビビンバの作り方

ビビンバの作り方

1.野菜を千切りにします。モヤシあるいは豆モヤシは下茹でしておきます。
2.ビビンバに入れる野菜を淡い色の野菜から濃い色の野菜の順に、それぞれ別々に炒めておきます。お好みに応じて挽肉を炒めて入れたり、錦糸卵をトッピングしてもおいしくなります。
3.最後に目玉焼きを作ります。目玉焼きは黄身が半熟の状態でフライパンから上げます。
4.お椀にご飯を入れて、具材を美しく盛り付けて完成です。

☞ ビビンバの作り方はこちら:ビビンバレシピ

外国人に大人気の韓国料理、プルコギ

プルコギ

韓国の人々のみならず、外国の方々にも大人気なのがこれ、プルコギ!
薄くスライスした肉と野菜を醤油ベースのたれに漬け込み焼いた焼肉料理で、甘みのある醤油味の味付けは辛さが苦手な外国の方々にもおすすめの一品です。プルコギは千切りにした長ネギ・パチェなどさまざまな野菜と一緒に食べるとさらにおいしくなり、また健康にも大変よいヘルシーな料理に変身します。

プルコギの作り方

プルコギの作り方

1.ニンジン、タマネギなどの野菜、そしてお肉を食べやすい大きさに切ります。
2.水、醤油、ニンニク、梨(またはパイナップル)、ごま油、砂糖を混ぜて作ったたれ・ヤンニョムに肉を漬け込みます。
3.フライパンに漬け込んでおいた肉と野菜を入れ、中火で炒めます。

☞ プルコギの作り方はこちら:プルコギレシピ

ピリッと辛く食感がたまらない韓国料理の代表格、キムチ

白菜キムチ・ペチュキムチ

韓国人の食卓に欠かせない食べ物で、韓国を代表する発酵食品といえば言わずと知れたこれ、キムチ。
漬ける材料や作り方によりキムチの種類は多種多様で、またほかの料理とは違い、キムチは作りたての時と熟成した後では味わいがそれぞれ異なるのが特徴。作りたての時は白菜のしゃきしゃきっとした食感のキムチで、熟成が進むにつれてキムチ特有の深みのある味わいが感じされるキムチになっていきます。

白菜キムチ・ペチュキムチの作り方

キムチの作り方

1.塩漬けした白菜、大根、白菜に味付ける調味料・ヤンニョム(唐辛子粉、カタクチイワシの魚醤・ミョルチエクチョ、アミの塩辛・セウチョ、生姜、ニンニク、もち米粉を水に溶かして沸騰させて作った糊・チャプサルプル、煮干粉、梅シロップ)を準備します。
2.千切りにした大根とヤンニョムを混ぜます。赤みが足りないときは唐辛子粉で色を調節します。
3.白菜を斜め45度の角度で立てて、白菜の葉を1枚ずつ広げて葉の間に2.で作った大根の千切り入りのヤンニョムの具を挟んでいきます。この作業を繰り返します。

☞ 白菜キムチの作り方はこちら:白菜キムチレシピ

More Info
  • ☞ 韓国料理作り体験「伝統文化院」
    ・所在地:ソウル特別市 鍾路区 紫霞門路 13キル 4-9(서울특별시 종로구 자하문로 13길 4-9)
    ・最寄駅:ソウル地下鉄3号線「景福宮(キョンボックン)駅」2番出口より徒歩約10分
    ・利用時間:火曜日~土曜日 9:00~18:00/日曜日、月曜日、ソルラル・秋夕当日休業
    ・体験できる料理:ソンピョン、煎、チャプチェ、ビビンバ、プルコギ、キムチなど(当日の材料の調達状況により体験できる料理が変更となる場合があります)
    ・利用料金:1人当たりおよそ30,000ウォン
    *詳しい料金及びその他体験可能人数などはお電話にてお問い合わせ下さい。
    ・予約・お問い合わせ: +82-2-722-8254(日本語・韓国語・英語)/要予約
    ・公式ホームページ: http://한국전통문화원.kr/ (韓国語)
  • ☞ 日本語による秋夕関連ページ:
    実り豊かな季節の伝統行事「秋夕」
  • ☞ 韓国観光案内電話: +82-2-1330 (日本語・英語・中国語・ロシア語・ベトナム語・タイ語・マレー/インドネシア語)

※上記の内容は2019年8月現在の情報です。今後変更されることがありますのでお出かけ前に必ずご確認ください。