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はじめての東大門界隈まるごと1日ガイド

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  • 日付2018/05/28
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DDP東大門デザインプラザの夜景

ソウルで外国人観光客がいつもごった返している場所といえば東大門(トンデムン)!
ショッピングで1、2時間ほど立ち寄ることが多い東大門ですが、実はここ、東大門界隈は一日では回りきれないほど様々な観光スポットがあるところとして有名です。
韓国・宝物1号に指定されている興仁之門をはじめ、ソウル市民の憩いの場・清渓川、建物全体が巨大なフォトゾーンとなっているDDP・東大門デザインプラザがその代表格。この他にも知らず知らずのうちに通り過ぎてしまう隠れた名所も東大門界隈には随所にあります。
今回はソウルがはじめての方でも東大門界隈を1日まるごと散策できるところをご紹介。この情報だけでも東大門周辺でいつもとは違った特別な時間を過ごすこと請け合いです。

興仁之門 & 東大門城郭公園

興仁之門

朝鮮時代の首都・漢陽(ハニャン)(現在のソウル)を囲むように築城された城郭・漢陽都城(ハニャンドソン)。その城郭の東の出入口の門を通称・東大門と呼んでいますが、正式な名称は興仁之門(フンインジムン)。 漢陽都城築城当時の城郭には城外を出入りする4つの大きな門・大門と4つの小さな門・小門が造られましたが、東西南北の四大門に東西南北の順にそれぞれ儒教の徳目である「仁」「義」「礼」「智」の文字を入れ命名しました(ただし北の大門・粛靖門を除く)。
もともとは東にある大門という意味で「興仁門」と命名しましたが、この門前の平坦な土地の気が風水地理的に弱く、それを補完する意味をこめて「之」という文字を加え「興仁之門」となったといわれています。 興仁之門は城郭の南の大門・崇礼門(通称・南大門)とともに最も大きな城門の一つですが、他の城門にはない特徴ひとつあります。それはソウルにある城門の中で唯一、城門の前に敵を防ぐため門前に門の入口を囲むような半月型の甕城(ウンソン=下の東大門城郭公園の写真参照)があることです。

東大門城郭公園の風景

興仁之門から鍾路(チョンノ)の大通りをはさんで北側には坂になっているところがあり、この場所が東大門城郭公園になっています。周辺には観光スポットが多く、なにげに通り過ぎてしまうことが多いですが、しばしの間、ここを散策するのもおすすめです。
こじんまりとした公園ですが、この公園の一番の魅力は東大門全体が一望できること。
韓国の長い歴史と伝統が息づく興仁之門、そして空高くそびえる近代的な高層ビル群がマッチした素晴らしい景色の場所でもあります。

TIP) 東大門城郭公園で夜景を楽しむコツ
東大門城郭公園は夜景の名所として有名です。淡い光でライトアップされた興仁之門と高層ビルの色とりどりのネオンサインが美しい夜景をより引き立てます。特に車の交通量が多いときの夜景がおすすめ。ヘッドライトの灯まで加わりいっそう華やかさが演出されます。
  • 所在地(興仁之門): ソウル特別市 鍾路区 鍾路 288(서울특별시 종로구 종로 288)
  • 最寄駅: ソウル地下鉄1・4号線東大門駅下車、6番あるいは7番出口そば
    ※ 東大門城郭公園は鍾路の大通りをはさんで興仁之門の北側にあります。

清渓川

清渓川

清渓川(チョンゲチョン)はソウル特別市鍾路区(チョンノグ)と中区(チュング)の境を流れる川で、都会の中の憩いの場として人気があります。思い思いの姿で散策をしたり、足を川面につけて涼をとる人々でいつもいっぱいです。

清渓川の夜景

清渓川のスタート地点は光化門交差点付近ですが、東大門駅からも清渓川に歩いてアクセス可能です。 一時期は暗渠となり都市再生事業の一環で復元された清渓川。復元された清渓川にはすべてで22箇所に橋がかけられており、東大門近くにある橋は五間水橋(オガンスギョ)。
五間水橋はその昔、五間水門という水門があったことからついた名前で、清渓川の流れが漢陽都城の城郭の外へ流れるようつくられたこの水門のアーチが5つあったことから由来します。一度なくなってしまった水門も清渓川復元事業で新しく復元し、昔のままではありませんが、名前とともに現在でもその場所にあります。

  • 所在地(五間水橋): ソウル特別市 鍾路区 鍾路6街周辺(서울특별시 종로구 종로 6가 일대)
  • 最寄駅: ソウル地下鉄1・4号線東大門駅下車、8番出口から徒歩約3分

東大門総合市場・東大門ファッションタウン &平和市場

東大門ファッションタウン

東大門といえばまず浮かぶのが「ショッピング」と「ファッション」。
2002年から「東大門ファッションタウン観光特区」に指定され、他のショッピングスポットとは一線を画する街です。現代風にアレンジされ洗練された雰囲気のショッピングタウンが多い中、ここは伝統在来市場と最新のショッピングモールが混在し、独特な雰囲気をかもし出しています。

東大門総合市場

東大門を訪れる外国人の多くの方は真新しいショッピングモールでショッピングを楽しむ人が多いと思いますが、東大門まで足を運んだら、東大門総合市場や平和市場にも立ち寄ってみることをおすすめします。
伝統在来市場の雰囲気がいまだ色濃く残る市場で、一味違う雰囲気の中、お買い物を楽しむことができます。
東大門総合市場では主に生地やボタンといった手芸用品が、平和市場ではファッション関連の様々な商品が販売されています。

  • 所在地:
    • - 東大門総合市場:ソウル特別市 鍾路区 鍾路 266(서울특별시 종로구 종로 266)
    • - 平和市場:ソウル特別市 中区 清渓川路 274(서울특별시 중구 청계천로 274)
  • 最寄駅:
    • - 東大門総合市場:ソウル地下鉄1・4号線東大門駅下車、9番出口から徒歩2~3分
    • - 平和市場:ソウル地下鉄1・4号線東大門駅下車、8番出口から徒歩3~5分
  • 営業時間:
    • - 東大門総合市場:生地販売店舗 8:00~18:00、アクセサリー用品販売店舗9:30~19:00、婚礼用品店舗 8:00~19:00
      ※ 店舗により一部営業時間が異なることがあります。また土曜日は営業時間が短くなりますのでご注意ください。
      ※ 元日・旧正月・秋夕連休休業
    • - 平和市場:22:00~翌18:00
  • ホームページ:

東大門デザインプラザ(DDP)

東大門デザインプラザ

東大門の新しいランドマークといえばここ、東大門デザインプラザ!
世界的な建築家、ザハ・ハディッド(1950-2016)氏が設計した建造物で、らせん状を遊泳するかのごとく連続する建物は同じ東大門エリアにある東大門ファッションタウンのダイナミズムを表現したものです。

東大門デザインプラザの内部

東大門デザインプラザの大きな特徴は、建物を曲線的で従来にない形を追求したところにあります。そのため建物のどこを見ても直線や直角となっているところは少なく、建物は地上4階・地下3階建ての構造ですが、外観からは何階かわからないほど独特な形状をしています。
建物の外観全体が特異なデザインの東大門デザインプラザ、建物の内部もまた驚きの連続です。
「デザインラボ」、「ミュージアム」、「アートホール」「デザイン市場」などにエリア分けされ利用しやすく、何よりも建物内部に見どころが随所にあり、見て回る楽しさがあります。
二間水門展示場そばの公園には夜間になると25,550本のLEDのバラの花が光を放ちます。かけがえのない人と一緒に美しい夜景を楽しむのもおすすめの場所です。

TIP) 金曜日と土曜日限定で開かれるソウルパムトッケビナイトマーケット
東大門デザインプラザを訪れたら忘れてはいけないのがここ、ソウルパムトッケビナイトマーケット。パム=夜、トッケビ=お化けとなるので、さしずめ夜だけ突如お化けのように現れる夜店といったところでしょうか。 ソウルパムトッケビ夜市場は10月最終週までの毎週金曜日と土曜日午後6時から夜11時まで開かれます。 会場では東大門らしく若手デザイナーによる異色のファッションショーが楽しめたり、様々な屋台料理も楽しむことができます。
【なおソウルパムトッケビナイトマーケットは東大門デザインプラザのみならず、汝矣島及び盤浦の漢江公園、清渓川、文化備蓄基地(麻浦区)でも実施しています。詳しくは関連コラム「ソウルの夜をもっと楽しく!「2018パムトッケビナイトマーケット」オープン」をご覧ください】
  • 所在地: ソウル特別市 中区 乙支路 281(서울특별시 중구 을지로 281)
  • 最寄駅: ソウル地下鉄2・4・5号線 東大門歴史文化公園駅下車、1番出口から徒歩で4~5分
  • 開館時間(建物内部):
    - 学びの場:平日 10:00~19:00/金・土曜日:10:00~21:00 *毎週月曜日休館
    - 暮らしの場:平日 10:00~21:00/週末・公休日:10:00~22:00 *毎週第3月曜日休館
    - LEDバラ庭園点灯:19:00~00:00
  • ホームページ: http://www.ddp.or.kr/main?hl=ja_JP (日本語)

東大門夜市場(東大門セビッ市場)

東大門夜市場通り

日が暮れて夜になると、東大門デザインプラザの裏手には夜市場が開かれます。 黄色いテントの屋台がずらっと並び、夜11時ごろを過ぎると活気を帯びてきます。
以前はテントが黄色で、斗山(トゥサン)タワー(Doota)の向かい側にあることから、韓国語で黄・ノランの「ノ」と斗山タワーの「タ」を取って通称「ノタ」と呼ばれていましたが、今では「東大門セビッ市場」という名前が定着してきました。

東大門セビッ市場のマスコット

東大門セビッ市場の入口ではマスコットのミミズクがお出迎え。そのマスコットの両側に露天がずらっと並んでおり、お店ごとに販売しているものが多種多様なので見て回るだけでも大変面白い場所です。 また市場にある屋台ではキムパプ、トッポッキ、スンデなどさまざまな屋台料理があり、手軽に夜食を楽しむことができます。

  • 最寄駅: ソウル地下鉄2・4・5号線東大門歴史文化公園駅下車、3番出口から徒歩2~3分
  • 営業時間: 23:00~翌3:00 (毎週土曜休業)
    ※ 午後8~9時ごろから黄色いテントの設営をはじめ、翌午前2時ごろから閉店するお店が多くなっています。

More Info

  • ☞ ソウル特別市 中区 文化観光ホームページ: http://www.junggu.seoul.kr/tour/jpn/ (日本語)
  • ☞ 韓国観光案内電話: +82-2-1330 (日本語はじめ韓・英・中・露・ベトナム・タイ・マレー/インドネシア語可能)

* 上記の内容は2018年5月現在の情報です。今後変更されることがありますのでお出かけ前に必ずご確認ください。