釜山(プサン)はソウルに次ぐ第2の都市で、美しい海や現代的な建物、美味しい料理を一度で楽しむことのできる場所です。釜山は少ない予算でも様々なスタイルの旅行を楽しむことができます。1万ウォンで充実した釜山旅行ができるスポットをご紹介します。
※関連ページ:低予算で充実した旅を!1万ウォンで楽しむソウル観光
甘川文化村は1950年代、韓国戦争(朝鮮戦争)の避難民が定住した場所です。山すそにずらりと並ぶ古い建物と狭い通りが、美術プロジェクトによって童話に出てきそうなカラフルな姿になりました。ここは釜山のサントリーニと呼ばれており、外国人観光客にも人気の場所です。
最近、人気を集めているのがオリジナルのブレスレットを作る体験です。ブレスレットに好きな言葉を入れたり絵を描いたりでき、体験料金も手ごろです。
甘川文化村はスタンプツアーをしながら回るとさらに楽しめます。村の入口にある観光案内センターで、村の地図がついた専用のスタンプ用紙を2,000ウォンで購入できます。この地図に表記してあるコースに沿ってスタンプを集めながら散策をしてみましょう。スタンプを集めると記念ポストカードがもらえます。
☞ 1万ウォンの使用例
スタンプツアー2,000ウォン+オリジナルブレスレット作り4,000~6,000ウォン+屋台グルメ3,000~5,000ウォン
五六島は見る場所によって島が5つまたは6つに見えることから「五六島」と呼ばれている釜山の観光名所のひとつです。海岸の絶壁の上に造られている五六島スカイウォークは足元が透明なガラスなので海の上を歩いているかのようなスリルを感じることができます。五六島スカイウォークは写真撮影の名所で、天気が良い日には日本の対馬まで見ることができます。
五六島スカイウォークから繋がっている二妓台都市自然公園の海岸散策路では釜山の海を見ながら散策を楽しむことができます。この海岸散策路は海岸の絶壁に造成された約4キロメートルのトレッキングコースで、高架橋や木製デッキが設置されており、岩場や林の中を通ります。五六島ヘパランキル観光案内所の横には海が見える小さなカフェがあります。ここでテイクアウトしたコーヒーを片手に気軽に散歩を楽しんでみましょう。
☞ 1万ウォンの使用例
五六島カフェのメニュー4,000~6,000ウォン
金井(クムジョン)山にある金剛公園は年中大勢の人々で賑わう釜山市民の憩いの場です。 金剛公園から金井山城までロープウェイで移動することができ、高所から釜山市内と金井山の景色を見ることができます。
釜山海洋自然史博物館は海洋生物を中心とした自然史資料を約25,000点展示しています。現存する最も大きい貝であるオオシャコガイやすべての魚類の中で現生最大種であるジンベイザメ、肉食の淡水魚であるピラニア、ワニやカメ、アナコンダなども見ることができます。
☞ 1万ウォンの使用例
金剛公園ロープウェイ往復9,000ウォン
海雲台は釜山を代表する観光地のひとつで、海雲台海水浴場をはじめ、美しい夜景が自慢のマリンシティ、冬になると赤い椿の花が満開になる冬柏島(トンベクソム)などがあります。
マリンシティの近くにある冬柏島は本来は島でしたが、長い年月をかけて堆積作用で陸地と繋がり、現在は歩いて行くことができます。冬柏島にあるヌリマルAPECハウスは2005年に開催されたAPEC首脳会議が行われた場所です。入場無料で、当時の会議の様子が分かる資料などが展示されています。
海雲台海水浴場の向かい側の裏通りには海雲台伝統市場があります。規模はそれほど大きくありませんが、トッポッキ、ティギム(天ぷら)、オムク(練り物)、マンドゥ(餃子)、タッカンジョン(鶏のから揚げ甘辛ソースかけ)などを売っている店が多く、海雲台を訪れる旅行客に人気です。
☞ 1万ウォンの使用例
海雲台伝統市場の軽食3,000~10,000ウォン
富平市場(カントン市場)は昼間も多くの人で賑わっていますが、夜市場の時間になると手ごろな価格でおいしい市場グルメが食べられるため、さらに大勢の人々が集まります。タマゴを肉とベーコンで包んだスコッチエッグやソーセージとチーズがたっぷり入ったフライドポテト、一度食べるとやみつきになるくらいおいしいと言われる麻薬トウモロコシなど、数え切れないくらい様々な市場グルメがあり、どれも3,000~5,000ウォン程度と手ごろな値段で味わうことができます。
富平市場(カントン市場)から少し歩いたところにあるBIFF広場文化通りは、映画館が密集する南浦(ナンポ)洞の中心地で、以前は釜山国際映画祭の中心地となっていたところです。映画祭に関するイベントは海雲台にある映画の殿堂で行われるようになりましたが、今でもここには有名な映画監督や俳優の手形が残されています。このBIFF広場文化通りの人気グルメはシアッホットク、タッコチ、トッポッキ、コロッケなどです。
☞ 1万ウォンの使用例
BIFF通りや富平市場(カントン市場)の軽食3,000~10,000ウォン
※上記の内容は2019年7月現在の情報です。今後変更されることがありますのでお出かけ前に必ずご確認ください。