DMZ

臨津閣平和ヌリ公園 臨津閣平和ヌリ公園

韓国の歴史の地、非武装地帯(DMZ)

韓半島(朝鮮半島)は分断国家であり、DMZには分断による痛みと平和に対する願いが込められています。DMZは1953年7月27日の「停戦協定(韓国戦争(朝鮮戦争)休戦協定)」に基づいて作られた緩衝地帯で、軍事境界線を中心とした南北それぞれ2kmの地帯を指しています。ここは今まで60年以上、民間人の出入りが規制されており、手付かずの自然が保存されているため、生態観光地としても注目されています。

DMZツアーについて

DMZは京畿道と江原道の7つの市・郡にまたがっており、一度にすべてをめぐることはできません。事前にホームページを見て行く地域を決め、そこのDMZの名所を中心としてめぐることをおすすめします。DMZに行くときは忘れずに身分証明書やパスポートを携帯します。写真撮影は許可された場所でのみ可能です。

  • 臨津閣平和ヌリ公園
  • 第3トンネル 第3トンネル
  • 都羅山駅 都羅山駅
  • 板門店 板門店
  • 臨津閣観光地(臨津閣平和ヌリ公園)

    臨津閣観光地(臨津閣平和ヌリ公園) LINK

    1972年に韓国と北韓(北朝鮮)によって南北共同声明が発表された直後に造成された場所で、韓国戦争(朝鮮戦争)とその後の南北対立による各種の遺物や戦争を物語る資料が展示されています。臨津閣平和ヌリ公園は収容人数2万人の大規模な公園で、様々なオブジェが設置されており、広い芝の丘から様々な公演を鑑賞することができます。

  • 第3トンネル

    第3トンネル LINK

    第3トンネルは北韓が韓国に侵入するために作られた地下空間で、1978年に発見されました。トンネルの規模は幅2m、高さ2m、全長1635mで、韓国と北韓が対立していた現場が生々しく残っています。

  • 都羅山駅

    都羅山駅 LINK

    ソウルと新義州をつなぐ京義線鉄道のひとつで、民間人統制区域の中にあります。ここでは都羅山と南方限界線の鉄柵を見ることができます。

  • 板門店

    板門店 LINK

    京畿道坡州市津西面の軍事境界線上にある村で、本来の地名はノルムン里です。1951年10月に停戦会談が行われ、中国語表記のため板門店という地名になりました。板門店は共同警備区域(JSA:Joint Security Area)と呼ばれており、板門店の建物の中で青い建物は国連軍が管理し、白い建物は北韓軍が管理しています。

  • 統一展望台統一展望台
  • 鍵展望台から見た北側の風景(写真提供:漣川郡庁)鍵展望台から見た北側の風景(写真提供:漣川郡庁)

烏頭山統一展望台
韓国と北韓の南北統一を祈願する安保教育場であり、漢江と臨津江が出会うところに位置しています。烏頭山統一展望台では望遠鏡を通じて北韓に暮らす人々の様子を垣間見ることができます。

鍵展望台
故郷を失った人たちのために建てられた展望台です。展示室には北韓で使われている日用品や軍事装備などが展示されており、北韓の生活像がうかがえます。鉄柵のすぐ前の柵には、統一祈願のメッセージが書かれたリボンが結んであります。

More Info
  • 京畿道ホームページ(DMZ非武装地帯):http://japanese.gg.go.kr/japanese/dmz-imjingak/(日本語)
  • DMZ地域を観光する際の注意事項:
    • 安保観光地、第3トンネル、都羅山駅、板門店は旅行会社が催行するDMZ連携観光ツアーでのみ観光できます。
    • 国籍により観光できない場合があります。
    • 10歳以上観覧可

江原道DMZ主要観光地

  • DMZ Major Destinations 第2トンネル(鉄原郡庁提供)
  • DMZ Major Destinations 鉄原平和展望台
  • DMZ Major Destinations 労働党舎
  • 月井里駅(鉄原郡庁提供) 月井里駅(鉄原郡庁提供)
第2トンネル LINK
1975年に韓国で2番目に発見された北韓(北朝鮮)軍が南韓(韓国)に侵略するために掘った洞窟です。トンネル内部は高さと広さが各2メートルで、1時間に3万人の武装兵力と戦車が通ることが可能な上、大規模な兵力を備蓄することができるスペースがあり、出口は3ヵ所あると言われています。
鉄原平和展望台 LINK
鉄原(チョルウォン)平和展望台からは、鉄原平野とDMZ周辺、それを超えて北韓(北朝鮮)まで見ることができます。展望台の下の階層には第2トンネルと兵舎、検問所が再現してあり、DMZの写真が展示してあります。50人乗りのモノレールで移動するため、老若男女誰でも無理なく見学することができます。
月井里駅 LINK
月井里(ウォルチョンリ)駅は非武装地帯の南方限界線の最も近くにある駅です。分断の現実を見せている「鉄馬は走りたい」と書かれた看板のある有名な場所です。ここには、韓国戦争(朝鮮戦争)当時、北韓(北朝鮮)軍が列車の前方部分だけを撤収し、客車として使用されていた後方部分だけが残されました。
鉄原労動党舎 LINK
過去、北韓(北朝鮮)の労働党が使用していた建物です。ロシア式の建築方法で建てられたこの建物は、正面階段に戦争中に韓国軍の戦車が通った痕跡があり、壁面には銃弾と爆弾の痕が鮮明に残っているのを見ることができます。建物の後方にある庭園はムグンファ(ムクゲ)が咲いています。
  • DMZ Major Destinations 承日橋
  • 第4トンネル(楊口郡庁) 第4トンネル(楊口郡庁)
  • DMZ Major Destinations 乙支展望台
  • DMZ Major Destinations 楊口戦争記念館
承日橋
韓国の李承晩(イ・スンマン)大統領の「承」の字と金日成(キム・イルソン)の「日」の字を合わせて造られた承日橋(スンイルギョ)は、北韓(北朝鮮)と韓国が共同で造った橋です。この地域が北韓の土地だった時に工事が始まり、休戦後、韓国の土地になってから工事が終了しました。韓国にいくつもある渡ることのできない橋梁のひとつです。
第4トンネル LINK
1990年に韓国で4番目に発見された洞窟で、非武装地帯にあります。これまでに発見されたトンネルの中で唯一内部を観覧することができます。トンネルの入口にある安保教育館では洞窟が造られた当時、北韓(北朝鮮)軍が使用したとされている物品が展示されています。
楊口戦争記念館 LINK
楊口(ヤング)は韓国戦争(朝鮮戦争)当時、一番激しい戦闘があった場所のひとつです。戦争記念館は楊口地域で勃発した戦闘を称えるために建てられました。展示館には戦闘に使用された武器や遺品など500点余りが展示されています。生存者の証言コーナーもあり、当時の状況を詳しく伝えています。
乙支展望台 LINK
乙支(ウルチ)展望台は軍事境界線から1km程度離れた場所にある展望台です。展望台からは北韓(北朝鮮)にある金剛山(クムガンサン)の5つの峰を一望することができます。「パンチボウル」と呼ばれる盆地とそれにかかる雲霧を見ることのできる場所としても有名です。
  • DMZ Major Destinations 平和のダム
  • DMZ博物館(高城郡庁提供) DMZ博物館(高城郡庁提供)
  • 統一展望台から見下ろす海金剛(高城郡庁提供) 統一展望台から見下ろす海金剛(高城郡庁提供)
  • 花津浦歴史安保展示館(花津浦李承晩記念館、高城郡庁提供) 花津浦歴史安保展示館(花津浦李承晩記念館、高城郡庁提供)
平和のダム
平和のダムは鉄の三角地と楊口パンチボウル戦跡地、高城(コソン)統一展望台など、統一安保観光地を繋げる循環コースの一番重要な場所にあります。北韓(北朝鮮)の金剛山ダムの建設による水攻めや天災地変などから守るため、国民からの寄付金によって完成したダムで周辺には碑木(ヒモク)公園、破虜(パロ)湖歴史館、飛水口尾(ヒスグミ)渓谷などの観光地があります。
DMZ博物館 LINK
DMZ博物館には4つのテーマに分かれた展示館と特別企画展示館、映像館、便宜施設などあります。展示館はDMZ誕生の背景と未来、生態保護価値を伝える展示構成になっています。映像館では韓国戦争(朝鮮戦争)を間接的に体験することができるように制作された3D映像とDMZの生態系を紹介する自然ドキュメンタリーなどを見ることができます。
統一展望台(高城) LINK
韓国の一番北にある展望台で毎年150万人を超える人たちが訪れます。2階の展望台に上って望遠鏡で覗くと北韓(北朝鮮)の人たちの様子を見ることができます。展望台の1階には韓国戦争(朝鮮戦争)当時の武器や装備など、2階には北韓の人たちの生活用品が展示されています。
花津浦歴史安保展示館
花津浦(ファジンポ)は韓国最大の自然湖で江原地方記念物第10号に指定されています。湖の周辺には葦と数千匹の渡り鳥、樹齢100年を超える松の木々が美しい風景を作り出しています。金日成主席と韓国の大統領だった李承晩がここに別荘を建てており、現在は展示館として一般公開されています。
More Info
  • 鉄原郡庁文化観光ホームページ:http://tour.cwg.go.kr/site/japanese/main.do(日本語)
  • 楊口郡庁文化観光ホームページ:http://jp.ygtour.kr/(日本語)
  • 華川郡庁文化観光ホームページ:http://tour.ihc.go.kr/hb/jpn(日本語)
  • 高城郡庁文化観光ホームページ:http://jpn.gwgs.go.kr/site/jpn/page/index.jsp(日本語)
  • DMZ地域を観光する時の注意点:
    • 第2トンネル、鉄原平和展望台、月井里駅はパッケージツアーを利用(鉄の三角地戦争記念館内にある鉄原観光案内所で申込み可能)
    • DMZ博物館、統一展望台(高城)は統一安保公園で入退場の申込みが必要
    • 第4トンネル、楊口戦争記念館、乙支展望台はパッケージツアーを利用(楊口統一館で申込み可能)
  • 関連ページ:DMZ観光列車
  • 韓国観光案内電話:+82-2-1330(日本語)
※最終更新日:2016年12月30日