本当の「休憩」探しの旅

日常に疲れたときに休める「一時停止」のような旅先、それが陜川にある吾道山癒しの森である。森と水が融合するウェルネスの明堂では、森の体験からキャンプにいたるまでのすべてができる。

自然での癒しほど気持ち良いことはない。緑の葉が茂っている森、心の奥まできれいにする澄んだ空気と耳をくすぐる涼しい風、夜になると空を埋め尽くす星まで。まさに森が、休憩のための最高の避難先で安らぎの場になる。吾道山癒しの森は、数百年間自生する郷土樹種である松の群落が放つフィトンチッドと、きれいな渓谷から絶えず流れる水の流れ、季節ごとに異なる風景を見せる開けた眺めと野生植物が融合するパラダイスである。日常に疲れた人々のために神秘の魔法をかけてくれる山林治癒プログラムも運営している。

伽倻山の山脈に位置する美しい森

標高1,133mの吾道山は、伽倻山から伸びた山脈に属している。1960年代、韓国で最後にヒョウが見つかった場所で、それだけ人影のない深い山である。ここ700mの高地、数百年間自生した松群落の中に吾道山癒しの森が位置している。谷を流れる清らかな渓谷の水と鬱蒼とした松林が融合し、吾道山を間に宿星山と美女峰がそびえ立ち、自然にやさしく抱きしめられているような気がする。2002年、水遊びができる渓谷キャンプ場を完備した自然休養林がオープンしたことで知られるようになった吾道山は、2018年に癒しの森がオープンしてからウェルネス旅先としてさらに有名になっている。治癒センターは、自然休養林施設に沿ってしばらく歩くと現れる。建物の外の広々としたデッキから見下ろす森と渓谷の眺めが素晴らしい。渓谷のあちこちにキャンプ施設を設置した。また、道を整備して水辺にアプローチしやすくし、土を平坦化してより安全で便利に水遊びが楽しめるようにした。

デトックスを助ける治癒プログラム

吾道山癒しの森で実施するプログラムは、大きく山林治癒プログラムと温熱治癒プログラムで分かれる。山林治癒プログラムはその対象を一般・家族・会社人・社会弱者・妊産婦に区別した。歩き瞑想とランダムヨガ、ハンモック瞑想、パパの洗足式、自然物の家族探し、アロマセラピーなど、特別なプログラムが多い。温熱治癒プログラムは、吾道山癒しの森における中核の癒しプログラムである。最新設備を備えているが、利用料金は驚くほど手頃である。専門教育を受けた人材を配置し、初めて利用する人でもあらゆる装置を不便なく使用できるようにサポ ートする。

40~50℃の熱で体温を高めて免疫力を強化し血行を促進する療法で、体験服に着替えてから健康測定をスタートに経穴刺激マット、半身浴へとつながる。現在は室内温熱治癒プログラムがソーシャルディスタンス確保のため中止となり、簡単な屋外プログラムのみ実施している。屋外の温熱治癒プログラムは、まず体成分分析とストレス測定から身体の状態をチェックする。それからヒーリングセンターの前に設けられた足湯に足を入れる。山林治癒指導者は、足湯の温度をしっかりチェックしてくれる。足を入れてしばらくの間ぼやっとして森を眺めていると、しっかりとした癒しができる。足湯を終えてしてからはアロマオイルでマッサージする。アロマの香りが気持ちをよくする。湯上りに使うタオルは、自分で用意しなければならない。参加したいプログラムがあれば、電話で予約を申込むこと。独自の宿泊施設も保有しているが、従来の吾道山自然休養林の宿泊施設と統合運営する。客室は合計 24室で、そのうち6室は癒しの森から近いのでアプローチしやすい。自然休養林の入り口には広々とした水遊びスペースもあるので、夏の訪問客は水着があれば便利。渓谷の上流へと移動すると、より閑散と水遊びが楽しめる。繁忙期には人気が高く、急いで予約する必要がある。標高700mの深い渓谷に位置しているため、世の中と断絶しているような自分だけの時間を過ごすにはピッタリ。

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周辺の観光スポット

吾道山展望台

毎年、全国から日の出・日の入りを撮影しにくるスポットとして有名で、頂上まで車で容易に上ることができる。
∇ 慶尚南道陜川郡妙山面吾道山ギル 924

海印寺

海印寺は、ユネスコ世界遺産(文化遺産)の蔵経板殿と高麗八万大蔵経板を奉安している。陜川8景のうち第2景に当たる。
∇ 慶尚南道陜川郡伽倻面海印寺ギル 122

黄梅山郡立公園

「2021~2022 韓国観光100選」となり、一年中観光客が訪れる。
∇ 慶尚南道陜川郡佳会面屯內里 1319

カフェ栗皮

陜川の特産品である栗と、その内皮の栗皮を使った栗皮餅、栗ピザ、バムピザなどが特別
∇ 慶尚南道陜川郡鳳山面ヨンソロ 1556