• 辺り一面銀世界!雪景色が美しい韓国の観光スポットベスト5

        • 2022/01/18

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  • 江原特別自治道旌善・寧越・太白にわたり続く晩項ジェの雪景色

    冬の旅先と言えば皆さんはどんなところを思い浮かぶでしょうか。ここ韓国は冬になると寒さが厳しくなりますが、寒いだけあって雪景色が素晴らしいところが全国にたくさんあります。大自然に広がる雪原の風景、都会を真っ白に覆う雪景色、冬に韓国を訪れるとさまざまなところで魅力ある雪景色に遭遇します。
    今回はそんな韓国の素晴らしい雪景色の中でも特に美しいおすすめの5カ所をご紹介したいと思います。ウインタースポーツのメッカ・江原(カンウォン)特別自治道の山間部をはじめ、木々に雪が積もり絶景の全北特別自治道(チョンブク特別自治道)茂朱(ムジュ)、そして首都ソウルの中心部・明洞まで、素晴らしい韓国の銀世界へ皆さんをご招待します!

    江原特別自治道旌善/寧越/太白・晩項ジェ

    晩項ジェ休憩所近くの風車がある高台の雪景色
    • 晩項チェ休憩所の看板
    • 晩項チェ休憩所にある峠の石碑

    晩項(マナン/マンハン)ジェは江原特別自治道旌善郡(チョンソングン)・寧越郡(ヨンウォルグン)・太白市(テベクシ)の境を通る峠で、大韓民国で自動車で上ることができる最も標高が高い地点として有名なところです。くねくねと蛇行した道路を上っていくとやがて峠の最高点・海抜1330mの地点にたどり着きます。この晩項ジェ越えの山岳道路は素晴らしい景色とドライブが楽しめるドライブコースとして人気があります。

    晩項ジェ休憩所から少し上ると見える風力発電用の風車

    晩項ジェ休憩所にあるV字型の石碑が見えてきたら左手・北側に伸びる道を少し上がっていくと、ゆっくりとブレードが回転する風力発電用の巨大な風車が姿を現します。真っ白な雪景色に青天を突くように純白の風車が建ち並ぶ風景はSNS映えすること間違いなし。

    晩項ジェ ハヌルスプ公園

    晩項ジェ休憩所の縦長の看板がある場所から道を挟んで反対側・南側のエリアには「空の森」と名前が付いたハヌルスプ公園があります。入口にはハングルで「하늘숲공원」と書かれた小さな看板があり、散策路は間伐材の柵やロープで仕切られ森の中へと続いていきます。雪の季節になると辺り一面雪景色となり森の木々と相まって素晴らしい景色となります。
    晩項ジェ休憩所の周囲は冬だけでなく一年を通じて美しい江原特別自治道の自然が楽しめる場所で、道路を挟んでハヌルスプ公園の反対側の北側には白頭大幹晩項ジェ野生花探訪路があり春から夏にかけては野花の美しい花もお楽しみいただけます。

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    • 晩項ジェ(峠)
    • ☞ 所在地 : 江原特別自治道 旌善郡 古汗邑 咸白山路 865(강원특별자치도 정선군 고한읍 함백산로 865)
      ※上記の所在地は晩項ジェ休憩所の建物がある場所の住居表示です。なおコラム紹介の石碑やハヌルスプ公園、野生花探訪路など晩項ジェ休憩所隣接の大部分のエリアは江原特別自治道旌善郡古汗邑に属します。
      ※韓国観光公社日本語ホームページ「韓国地図」で「マンハンジェ」と入力の上、位置をご確認ください。本コラムで紹介の晩項峠は地図上で「マンハンジェ(江原道 旌善郡 古汗邑 古汗里)」と表示される場所です。
    • ☞ アクセス : KORAIL太白線古汗駅下車、タクシーで15分(9.7km)
    • ☞ 利用時間 : 開放型観光地(年中無休)
    • ☞ 利用料金 : 入場無料

    江原特別自治道麟蹄・院垈里白樺の森

    院垈里白樺の森

    空高くすっと伸びる白樺の木が理路整然と立ち並ぶ風景が印象的なここは江原特別自治道麟蹄(インジェ)にある院垈里(ウォンデリ)白樺の森。その風景の美しさからトレッキングの名所として多くの人々から人気を博している森です。
    一年を通じて魅力ある風景の場所ですが、特に冬の季節は美しく訪れる人が絶えません。
    真っ白な雪が降り積もる森に空に向かって一直線に伸びる白い樹皮の白樺の木々が作り出す風景は冬ならではの魅力あふれる風景です。

    透明なガラス玉に映る白樺の森
    森の向こうから陽射しが差し込む院垈里白樺の森

    雪が積もる森にすっと真っすぐ立つ背高のおよそ70万本の白樺の幹の間に冬の陽射しが差し込む風景は、極寒の江原特別自治道の寒さを忘れてしまうほどの美しさ。雪積もる森、そして白樺の枝に至るまで白一色の世界となる冬の王国を彷彿とさせる風景が満喫できるのがここ院垈里白樺の森です。

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    • 院垈里白樺の森
    • ☞ 所在地 : 江原特別自治道 麟蹄郡 麟蹄邑 チャジャンナムスプキル760(강원특별자치도 인제군 인제읍 자작나무숲길 760)
    • ☞ アクセス :
      ・麟蹄市外バスターミナルからタクシーで約17分(15km)
      ・麟蹄市外バスターミナルから「県里院垈-下楸(현리원대-하추)」行き農漁村バス乗車、院垈里(원대리)バス停下車、徒歩12分(630m)
      ※ソウルからは東ソウル総合ターミナル(ソウル地下鉄2号線江辺駅そば)より麟蹄市外バスターミナル行きバスが1日23本運行されています。
    • ☞ 利用時間 :
      ・冬期(11月1日~3月1日):9:00~14:00
      ・夏期(5月1日~10月31日):9:00~15:00
      ※3月2日から4月30日までは入山規制期間となりご利用できません。
      ※毎週月曜日・火曜日休み
    • ☞ 利用料金 : 入場無料

    江原特別自治道鉄原・梅月台瀑布

    極寒の寒さで凍りつく梅月台瀑布

    南北を分断するDMZ・非武装地帯に近い江原特別自治道鉄原(チョロン)。その緑深き森の中に忽然とその姿を現し、山から下ってきた水が涼しげに流れ落ちるここは梅月台(メウォルデ)瀑布(梅月瀑布)。酷暑の夏には避暑の場所としても有名なこの滝は、冬の氷点下の季節になると時が止まったかのように滝の流れが凍りつき、夏とはまた違った素晴らしい景色となります。

    • 冬の梅月台瀑布
    • 凍りついた梅月台瀑布の前で一休み

    40mの高さから流れ落ちる梅月台瀑布は、厳寒の時期になると、凍った滝でアイスクライミングをする人々で賑わいます。氷の王国にやってきたかのような雰囲気の梅月台瀑布。最後に完全凍結した滝の前で記念の一枚をお忘れなく。

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    • 梅月台瀑布(梅月瀑布)
    • ☞ 所在地 : 江原特別自治道 鉄原郡 近南面 蚕谷里(강원특별자치도 철원군 근남면 잠곡리)
    • ☞ アクセス :
      ・新鉄原市外(共用)バスターミナルからタクシーで30分(25km)、梅月台で降車後登山道を徒歩15分(500m)
      ※ソウルからは東ソウル総合ターミナル(ソウル地下鉄2号線江辺駅そば)または高速バスターミナル(ソウル地下鉄3・7・9号線高速バスターミナル駅そば)から新鉄原市外バスターミナル行きバスが運行されています。
      ※韓国観光公社日本語ホームページ「韓国地図」で「メウォル滝」と入力の上、位置をご確認ください。
    • ☞ 利用時間 : 開放型観光地(年中無休)
    • ☞ 利用料金 : 入場無料

    ソウル・明洞聖堂

    明洞聖堂の雪景色

    明洞聖堂は高層ビルに囲まれたソウル中心部・ソウル特別市中区明洞にある異国情緒あふれる場所。特にクリスマスが近づいてくる師走の時期には多くの人々が訪れます。白い雪が深々と積もる冬の午後、夜の帳が下り始めると淡い灯りがひとつふたつとつきはじめ、明洞聖堂は絵に描いたような素晴らしい風景となります。明洞はショッピング、グルメのメッカで多くの人々が行き交う街で韓国を訪れた方であれば行ったことがあるという人は多いと思いますが、雪の明洞聖堂の風景に遭遇することはなかなかありません。ソウル滞在中、空からぱらぱらと雪が降ってきたら、ぜひショッピングやお食事がてら明洞聖堂に足を運んでみてはいかがでしょうか。

    雪の日の明洞聖堂夜景

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    • 明洞聖堂
    • ☞ 所在地 : ソウル特別市 中区 明洞キル 74(서울특별시 중구 명동길 74)
    • ☞ 最寄駅 :
      ・ソウル地下鉄2号線乙支路入口駅下車、12番出口から徒歩7分(400m)
      ・ソウル地下鉄2・3号線乙支路3街駅下車、5・6番出口から徒歩9分(600m)
      ・ソウル地下鉄4号線明洞駅下車、10番出口から徒歩6分(430m)
    • ☞ 利用時間 : 聖堂内一般開放時間は7:00から20:00まで、聖堂敷地内は出入自由
    • ☞ 利用料金 : 入場無料
    • ☞ 公式ホームページ : http://www.mdsd.or.kr(韓国語・英語)

    全北特別自治道茂朱・徳裕山

    一面銀世界の徳裕山

    全北特別自治道茂朱に聳える徳裕山は積雪が多く雪深く、山全体が真っ白な銀世界に変わり大変美しい雪景色の山として有名です。特に徳裕山は樹氷が美しいことで有名で、幻想的な樹氷の風景が山麓全体に広がっています。

    • 真っ白な雪に覆われた徳裕山
    • 木々も真っ白に変わる徳裕山山麓
    徳裕山香積峰待避所

    また徳裕山は韓国の登山愛好家が一生に一度は冬に登ってみたい山として有名なところでもあります。韓国屈指のスキー場で有名な茂朱徳裕山リゾートからはロープウエイに乗って標高1525mのソルチョン峰の頂まで一気に上がることができ、そこからさらに稜線伝いにおよそ1km、徳裕山の最高峰・標高1614mの香積峰(ヒャンジョッポン)の頂まで登ることができ、天候の良い日に十分な防寒・安全装備をした上で登れば冬山の魅力を徳裕山山頂で満喫できます。

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    • 徳裕山国立公園
    • ☞ 所在地 : 全北特別自治道 茂朱郡 雪川面 九天洞1路 159 徳裕山国立公園管理事務所(전북특별자치도 무주군 설천면 구천동1로 159 덕유산국립공원관리사무소)
    • ☞ アクセス :
      ・茂朱市外公用バスターミナルから農漁村バス23-6番乗車、「九天洞バス乗降場(구천동 버스승강장)」バス停下車、徳裕山登山道入口(地図上に「徳裕山国立公園多目的広場」と表示されている場所の南端付近にある矢印マークの地点)まで徒歩10分(650m)
      ※徳裕山国立公園管理事務所の位置は韓国観光公社日本語ホームページ「韓国地図」で「徳裕山国立公園」と入力の上、位置をご確認ください。地図上に「徳裕山国立公園(本所、赤裳分所)」と表示される場所が徳裕山国立公園管理事務所のあるところです。
      ※ソウルからは南部ターミナル(ソウル地下鉄3号線南部ターミナル駅そば)から茂朱公用バスターミナル行きバスが運行されています。
    • ☞ 利用時間 : 開放型観光地(年中無休)
    • ☞ 利用料金 : 入場無料
    • ☞ 公式ホームページ : https://www.knps.or.kr/front/portal/visit/visitCourseMain.do?parkId=120800&menuNo=7020089(韓国語・英語・中国語)

    • 茂朱徳裕山リゾート観光ゴンドラ(ロープウエイ)
    • ☞ 所在地 : 全北特別自治道 茂朱郡 雪川面 万善路 185(전북특별자치도 수정 무주군 설천면 만선로 185)
    • ☞ アクセス :
      ・茂朱共用バスターミナルから茂朱徳裕山リゾート観光ゴンドラ乗り場までタクシーで30分(22.6km)
      ※ソウルからは南部ターミナル(ソウル地下鉄3号線南部ターミナル駅そば)から 茂朱公用バスターミナル行きバスが運行されています。
    • ☞ 営業時間 :
      ・月曜日~木曜日 10:00~16:00(下りは16:30まで)
      ・金曜日 10:00~16:30(下りは17:00まで)
      ・土曜日 9:30~16:30(下りは17:00まで)
      ・日曜日 9:30~16:00(下りは16:30まで)
    • ☞ 利用料金 : 往復 大人 18,000ウォン/子ども 14,000ウォン
    •  
    • 韓国観光案内電話 : +82-2-1330 (日本語・韓国語・英語・中国語・ロシア語・ベトナム語・タイ語・マレー/インドネシア語)
      ※韓国観光公社VISITKOREAホームページ、外国語モバイルアプリ『VISITKOREA』、観光通訳案内電話1330専用アプリ『1330 Korea Travel Hotline』の画面下にあるアイコン「1330 Chat Helpline」をクリックすると、チャット形式(文字ベース)で韓国観光に関するお問い合わせも可能です。

    ※上記の内容は2021年12月現在の情報です。今後変更されることがありますのでお出かけ前に必ずご確認ください。
    ※本コラムは大韓民国代表旅行チャンネル・TRAVELHOLICキム・ジヨン(JOLLY KIM)氏の文章および写真をもとに翻訳・構成したものです。

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