2023年7月1日（土）からソウル市内を走る地下鉄(KORAIL管轄路線など一部路線を除く)をご利用の際、10分以内であれば1回に限り途中下車ができるようになりました。               
これまで誤って逆方向の列車に乗車し引き返したい時、一旦降車した駅で一度改札を出て反対方向のホームにつながる改札を通って行かなければならないケースがあり、この際、再度改札を通ることにより交通カード（ICカード）から再び運賃が引き落とされていましたが、今後は10分以内に同一駅・同一路線※での下車・再乗車に限り、運賃が引き落とされることなく1回だけ改札の外を出て途中下車が可能です（※註：複数の路線が乗り入れている乗換駅の場合、同じ路線の改札口から出入することが条件となります。例えば、2号線と4号線が乗り入れるサダン（舎堂）駅の場合、2号線の改札から出た場合は、10分以内にかならず2号線側の改札から再乗車することが条件となります。誤って4号線側の改札を通ると初乗り運賃が差し引かれてしまいますのでご注意ください）。               

対象となる路線は▲ソウル地下鉄1号線・ソウル駅（地下）～チョンニャンニ（清凉里）駅（地下）間、▲同2号線（全線）▲同3号線・チチュク（紙杻）駅～オグム（梧琴）駅間▲同4号線・チンジョプ（榛接）駅～ナムテリョン（南泰嶺）駅間▲同5号線（全線）▲同6号線・ウンアム（鷹岩）駅※～ポンファサン（烽火山）駅間（※恩平区内のループ区間にある各駅（トッパウィ駅など）を含む）▲同7号線・チャンアム（長岩）駅～オンス（温水）駅間▲同8号線（全線）▲同9号線（全線）となっています（※ソウル交通公社・メトロ9が管轄するソウル市内の各駅のみ可能です。各路線に直通しているKORAIL管轄の駅やソウル特別市以外にある駅は対象外ですのでご注意ください）               

なお、今回の途中下車の対象となる交通カードは予めチャージをしておく「先払（ソンブル）交通カード」やクレジットカードなどについている「後払（フブル）交通カード」に限られ、きっぷ券売機で購入する1回限り利用可能な交通カード（運賃＋保証金500ウォン）や決められた期間内に複数回乗車可能な「定期券」については今回新たに導入された途中下車サービスをご利用いただくことはできません。               

今回の短い時間内での途中下車が1回可能になったことにより、乗車する列車を間違ってしまった以外にも、改札外にあるトイレを利用する場合など急を要する状況でも、駅員を呼び出すことなく改札の端末にタッチするだけでカンタンに乗り降りできるようになります。               

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More info 

           
ソウルの地下鉄、10分以内なら途中下車可能に        

 

今回の正式導入に合わせて、これまで10分以内とされていた途中下車については5分延長され15分以内となり、またソウル軽電鉄（新交通システム）の牛耳新設線と新林線の両路線も対象となりました。 
詳しくはソウルメトロ公式ホームページのお知らせ（공지사항）・2023年10月6日付の内容（『15分以内再開票正式導入公知（'23.10.7.）』・韓国語）をご確認ください。

  
☞施行日：2023年7月1日（土）始発から            
※当面1年間（～2024年6月30日）までは試験運用期間となり、利用状況を鑑みその後、正式導入の予定。