笠子帽と道袍、伝統的な挿話の中の幽霊、そしてインパクトあるK-POPパフォーマンス!Netflixシリーズ「KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ」が連日話題だ。韓国の伝統的挿話と現代のK-カルチャーがファンタスティックに合体した世界観は、世界中のファンに新鮮な衝撃を与えた。しかし、この新鮮で魅力的なK-ファンタジーの象徴達は、実はかなり以前から舞台上を彩る存在だった。タルチュムの中のトッケビ(怪物)、パンソリの唱(歌)、グッ(祈り)の身振り、マダン劇の風刺と諧謔(ユーモア)まで!今、K-コンテンツを揺さぶる想像力の根源とは、それよりはるかに昔から伝統公演芸術の中に息づいていた。
ミュージカル「メイビー、ハッピーエンディング」が2025年6月8日(現地時間)、演劇ミュージカル界のアカデミー賞と呼ばれる第78回トニー賞で6冠王を達成した。作品賞、脚本賞、音楽賞など主要部門を独占した快挙で、「パラサイト 半地下の家族」がアカデミー作品賞を取ったことに比べられるほど、韓国コンテンツが世界舞台で収めた大変な成果だ。<br />驚くべきことは、この作品のスタートがたった300席の大学路小劇場だったという点だ。古いロボットの愛情という独特な素材、繊細なナンバーと叙情的なセリフで初演当初から観客の評価は9.8点を記録し、その評判はすぐに広まった。
韓国のミュージカルは、劇場でしか見られないって?そんなことはない。美味しい料理を堪能しながらミュージカルの名曲が楽しめるミュージカルパブやバーがいくつもある。中でも「カーテンコール」、「キャスティング」、「ショーフリックス」は、それぞれ異なる魅力をもってミュージカルファンを魅了している。
良い舞台とは、作品の登場人物になりきってその人生を追体験させてくれるものかもしれません。その余韻を胸に、作中の物語をテーマに旅に出るのも楽しいはずです。外国語の字幕を提供するミュージカル『あなたの初恋探します』と『ヴァンパイア&ハンター』を楽しんだ外国人観光客に、作品と同じような魅力を持つ韓国の観光スポットをご紹介します。