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韓国を訪れる外国人観光客も、地方からの韓国人観光客も、ソウルで最初に訪れるのは宮殿です。ソウルは600年間続いた朝鮮時代の首都であっただけに、長い間王様が住んでいた宮殿を見ることができます。超高層ビルが立ち並ぶ現代的でダイナミックなクァンファムン(光化門)の中央にそびえ立つキョンボク(景福)宮は過去と現代のコントラストで感嘆を誘います。特にソウルの中心、四大門の中に朝鮮時代の王宮だった宮殿が5つもあります。最も代表的な宮殿であるキョンボク(景福)宮と トクス(徳寿)宮、世界文化遺産に登録されたチャンドク(昌徳)宮とチャンギョン((昌慶)宮、キョンヒ(慶熙)宮です。天気の良い日には、韓服で着飾り、宮殿で記念写真を撮る観光客の姿をよく見かけます。
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天気の良い日には、韓服で着飾り、宮殿で記念写真を撮る観光客の姿をよく見かけます。だからといって、ソウルが歴史遺跡だけが豊富な場所というわけではありません。ソウルの最大の競争力は、山や川など自然を楽しむことができる都市だという点です。ロンドンのテムズ川やパリのセーヌ川のように、世界の主要都市には川が流れていますが、ハンガン(漢江)のように規模が大きい都市はまたとありません。テムズ川の幅は265m程度ですが、ハンガン(漢江)は1kmに達します。また、ヨイド(汝矣島)、盤浦(バンポ)、トゥクソム(トゥク島)、ナンジハンガン(蘭芝漢江)公園など特化された公園や設備の整った水辺公園がありますので、ハンガン(漢江)の魅力を十分に楽しむことができます。
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現代的なランドマークが見たい方には、トンデムン(東大門)デザインプラザがおすすめです。イラク生まれの建築家ザハ・ハディッドさんが設計したこの施設は外部と内部に対し、直線や壁がなくスムーズにつながるようにデザインされていて、その斬新さはまるで未来から来たような錯覚を呼び起こすほどです。トンデムン(東大門)デザインプラザはミュージアムとラウンジ、お土産を購入できるストアなどで構成されています。このようにソウルは伝統と現代、自然と人工物のランドマークが混然一体となり、ダイナミックで多彩な魅力を放つ場所です。

ハンガン(漢江)に沿って続く11の公園で散歩やサイクリングを楽しんだり、遊覧船に乗ってハンガン(漢江)の風景を眺めたりできます。ハンガン(漢江)のほとりで美味しいグルメを楽しんだ後は、手軽なゴミ分別ツールを利用して地球環境を考えるキャンペーンにも参加してみましょう。
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ハンガン(漢江)ゴミ分別用マルチツール
ソウルの価値ある文化遺産を表現した観光お土産を発掘するために実施された「ソウル象徴観光お土産コンテスト」で最優秀賞に選ばれたアイテムです。ハンガン(漢江)公園で冷たい飲み物を飲んだ後、ゴミを分別するときのラベル剥がしなどに手軽に使えます。環境を考え、ゴミを捨てるときに分別を行うソウル市民の日常を体験することができます。
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ハンガンマジ(漢江合流部)の螺鈿マグネット
チョンギェチョン(清渓川)、パンポチョン(盤浦川)、タンチョン(炭川)など8つのハンガン(漢江)合流部とソウルのハンガン(漢江)の姿が描かれています。ピンク、薄緑、オレンジなどパステル調の暖かく柔らかい色が使われ、ハンガン(漢江)の地図がシンプルに表現されています。
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