ソウル野外図書館でハン・ガン作品に触れる特別企画展 : 韓国観光公社公式サイト「VISITKOREA」

- - ソウル野外図書館でハン・ガン作品に触れる特別企画展
    
    2024/10/24
    
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韓国人として初めてノーベル文学賞に輝いたハン・ガンさんの受賞を記念する特別企画展が、ソウル野外図書館で行われます。ソウル野外図書館は、ソウル広場にある「本読むソウル広場」、清渓川に造成された「本読む澄んだ川辺」、光化門広場にある「光化門本マダン」の3か所で運営中の開かれた図書スペースです。ここを訪れる人は誰でも、ソウル図書館が選定した様々なテーマの本を自由に借りて読むことができます。

特別企画展では、10のハン・ガン作品が全部で216冊展示されます。作品の中で気に入った文章を書いて提出すると、サプライズプレゼントがもらえるキャンペーンも行われ、興味をそそられます。

ハン・ガン作品以外にも、キム・ヨンハの『殺人者の記憶法』、チョン・ミョングァンの『高齢化家族』などの現代文学から、許筠（ホ・ギュン）の『洪吉童伝』、金万重（キム・マンジュン）の『九雲夢』といった古典文学まで、幅広い韓国文学作品が展示されます。これらの作品は、韓国文学翻訳院の支援により、フランス語、英語、日本語、中国語、トルコ語、ロシア語など様々な言語に翻訳され、外国人も気軽に本を手に取って読むことができます。

また、汝矣島漢江公園でも、野外で読書を楽しめる「本読む漢江公園」が10月26日(土)まで運営されます。公園のあちこちに本が置いてあり、ビーズクッションなど、快適に読書ができるように様々な備品も用意され、無料で利用できます。

ソウルのあちこちで開かれる野外図書館で秋の風情を満喫しながら、優れた韓国文学に触れる特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

More Info

ソウル野外図書館の運営情報

イベント名	会場	運営時間	運営期間
本読むソウル広場	ソウル広場	木曜日・金曜日・土曜日・日曜日 11:00～18:00	～2024年11月9日(土)
本読む澄んだ川辺	清渓川	木曜日・金曜日・土曜日・日曜日 11:00～18:00	～2024年11月10日(日)
光化門本マダン	光化門広場	金曜日・土曜日・日曜日 11:00～18:00	～2024年11月10日(日)

※運営時間は天候などの状況により変更になる場合がありますので、お出かけ前にソウル市のホームページ（seoul.go.kr）をご確認ください。

韓国の作家ハン・ガンについて（ここをクリックすると詳細が表示されます）

韓国を代表する小説家。2016年にはマン・ブッカー国際賞を、2024年にはノーベル文学賞を受賞し、世界的な注目を集めました。ハン・ガンの小説は、人間の内面と社会の闇を繊細に描いており、特に歴史的な事件を背景にした小説に強みがあります。代表作『少年が来る』は、5.18光州民主化運動という韓国の歴史的な事件を背景に、その時代を生きた人々の傷を繊細に描いています。ハン・ガン作品は様々な言語に翻訳され、世界中の読者に愛されています。

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