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ソウル四大王宮のひとつに数えられる昌慶宮(チャンギョングン)。夜の帳が下りた昌慶宮で神秘的な光が織りなすメディアアートショー『昌慶宮ムルピッヨンファ(水光年華)』(2025 Moonlight Lotus Show at Changgyeonggung Palace)がきょう2025年3月7日(金)から開催されます。
この『昌慶宮ムルピッヨンファ』は、昌慶宮の背後に聳える北岳山の伏流水が流れ込む昌慶宮内にある春塘池(チュンダンジ)を中心に行われる様々なメディアアートによって構成される夜間観光プログラムです。
「清水のように玲瓏とした光が昌慶宮六百年の歳月(年華)を流れ、古(いにしえ)と今を繋ぐ光として蘇る」という企画意図から始まった『昌慶宮ムルピッヨンファ(水光年華)』は昨年2024年、宮中文化祝典の特別プログラムとして初めて行われ好評だったことから、今年から正式な常設プログラムに格上げして大々的に開催することを決定、すでに開始前から注目を集めています。
今年の『昌慶宮ムルピッヨンファ』では八つのテーマのメディアアートが上映され、投影される場所にまつわる素晴らしいメディアアートが披露されます。
特にメイン会場となる大春塘池や小春塘池では、王宮を訪れる人々が多い春や秋の時期に合わせ最新映像テクノロジーを駆使し昌慶宮の夜景や自然の姿を盛り込んだメディアアートも合わせて上映する予定です。
大春塘池では「太平聖代」と称された朝鮮王朝の栄華を享受した時代をメディアアート化した作品や、昌慶宮の建築物に施された原色豊かな色彩・丹青(タンチョン)を現代的な感覚で紐解きメディアアート化した作品『ムルピッヨンファ』が、そして小春塘池では昌慶宮に宿る喜怒哀楽を水面に映る光の動きで表現した作品『水の息吹』がそれぞれ上映されます。なお、『ムルピッヨンファ』と『水の息吹』の二作品は「全体上映」期間(春季:2025年4月15日~5月18日・秋季:2025年9月10日~11月8日)のみご観覧頂けますので、この時期、昌慶宮を訪れるご予定のある方は、予め上映時刻をチェックしてご来場されることをおすすめします(上演時間は下記More info参照)。
今回『昌慶宮ムルピッヨンファ』が正式プログラムとなったことにより、宮中料理を味わい伝統公演も楽しめる『景福宮ピョルピッ夜行』、美しい後苑を散策し王室の歴史を知ることができる『昌徳宮月明かり紀行』、珈琲を嗜みながら大韓帝国皇室の日々の暮らしを体験できる徳寿宮の『夜の石造殿』とともに、ソウルの四大王宮すべてで夜間プログラムが行われることになり、ソウルの夜の観光もより一層楽しいものになると期待されています。
なお、いつもと違う夜の王宮をお楽しみいただける『昌慶宮ムルピッヨンファ』は事前予約なしで参加でき、昌慶宮の入場料(1000ウォン)のみでどなたでもご観覧いただけます。
More info
2025昌慶宮ムルピッヨンファ(水光年華)
☞開催期間:2025年3月7日(金)~12月31日(水)(ただし月曜日は休みのため入場できません)
☞開催場所:昌慶宮春塘池(大春塘池・小春塘池)一帯
☞お問合せ:宮陵活用プログラムコールセンター +82-1522-2295
☞実施時間(2025年):
区分 | 日時(月曜日を除く) | 観覧時間(夜間) |
---|---|---|
部分上映 (『ムルピッヨンファ』『水の息吹』を除く) | 3月7日(金)~4月13日(日) | 19:00~21:00(120分) |
5月2日(火)~9月9日(火) | 20:00~21:00(60分) | |
11月9日(火)~12月31日(水) | 19:00~21:00(120分) | |
全体上映 | 4月15日(火)~5月18日(日) | 20:00~21:00(60分) |
9月10日(水)~11月8日(土) | 19:00~21:00(120分) |
☞関連リンク:
・国家遺産庁ニュース・報道/説明『昌慶宮でお目見えする光の饗宴、「昌慶宮ムルピッヨンファ」(3月7日~12月31日)』(韓国語・2025年2月27日)
・国家遺産振興院ホームページ・行事日程(行事概要)『昌慶宮ムルピッヨンファ』(韓国語※)※一部英語併記
☞あなたの頼りになる韓国観光コンシェルジュ・韓国観光通訳案内1330:+82-2-1330(日本語・韓国語・英語・中国語・ロシア語・ベトナム語・タイ語・マレー/インドネシア語)※この他有人ライブチャットでもお問合せ可能です。