地方国際空港周辺のラグジュアリーな文化芸術空間BEST3 : 韓国観光公社公式サイト「VISITKOREA」

大韓民国の各地を空路で結ぶ6つの地方国際空港の周辺には、多くの知られざる観光名所があります。大都市では味わえない豊かな自然環境を背景に、珠玉の地域文化を守る空間です。その中で、世界的な美術作品の展示空間として注目されている3か所の文化芸術観光スポットを中心に巡る一日観光コースを紹介します。

金浦国際空港／ヘドゥンミュージアム（仁川江華郡）

2013年にオープンした複合文化芸術施設で、展示や公演、教育が同時に運営されています。韓国の建築家ペ・デヨンの設計を基に、江華島の美しい自然景観がそのまま活かされており、2013年「今年の建築ベスト7」に選ばれました。開館当初から美術館の敷居を下げ、誰もが憩いと文化の場として気軽に利用できるようにしました。ピカソ、シャガール、フランシス・ベーコンといった世界的な画家の作品はもちろん、ペク・ナムジュン、チャン・ウクジン、パク・ソボ、イ・ガンソなど韓国の有名画家の作品も展示しています。ミラーガーデン周辺の屋外展示場は、ミュージカルやコンサートなどの公演のほか、ウェディング場としても利用されています。

1dayコース
ヘドゥンミュージアム ⇒ 伝灯寺～薬石園 ⇒ 摩尼山・癒しの森

INFO

住所インチョン広域市カンフア郡キルサン面チャンフン里211-5
運営時間10:00～18:00（入場締切17:30）
問い合わせ+82-32-937-6911～2
SNS@haedenmuseum
ホームページwww.haedenmuseum.com/

大邱国際空港／思惟園（慶尚北道軍威郡）

自然と芸術が調和した文化芸術の場を訪れる観光客にとって、思惟園は期待以上の満足感に包まれる所です。自然に溶け込んだ空間づくりのために、世界的な建築賞、プリツカー賞を受賞したポルトガルの建築家、アルヴァロ・シザを筆頭に、韓国と世界の建築家、造園家、照明デザイナー、石工が力を合わせて完成させました。伝統韓屋をはじめ、展示のために設けられた様々な建築物や韓国庭園、展示はもちろん、美しい建築物の中で公演や展望を楽しみつつ、静かに思索に耽ることができます。森の中の敷地は約10万坪で、全体を見学するには約3時間かかり、予約制で運営されています。

1dayコース
三国遺事テーマパーク ⇒ 花本駅 ⇒ 思惟園

INFO

住所キョンサンブク道クヌィ郡プギェ面チサンヒョリョンロ1150
運営時間9:00～17:00（月曜日休業）
問い合わせ+82-54-383-1278
SNS@sayuwon
ホームページwww.sayuwon.com/

襄陽国際空港／パウジウム彫刻美術館（江原道高城郡）

7,000坪の敷地に建てられた彫刻専門の複合文化施設で、2015年にオープン。雪岳山の景観に配慮した低い建築物と、彫刻を活かすごつごつとした壁を背景に、韓国の近現代彫刻作品が展示されています。特に、幾重もの石垣が空間を取り囲むように合わさり、自然と建築物、彫刻が見事に調和しています。屋外には各々異なる個性を持った5つのテーマ庭園とカフェがあり、散策を楽しみながら、彫刻品とともに周辺の自然が満喫できます。

1dayコース
我也津海辺 ⇒ 清澗亭 ⇒ パウジウム彫刻美術館