2024/05/23
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Buddhist
韓国観光
Korea_Traditional_Culture
寺院
BTS
仏教文化というと以前は難しそうで堅苦しいイメージがあったが、最近は「ヒップ」なイメージに変わっている。お寺が山や海、川、市街地など様々な場所にあるので訪ねていくこと自体が楽しく、面白いグッズを作ったりDJプレイを取り入れたお祭りを開催したりながら、若者や外国人が親しみを持てるようにしている。特にセレブが訪れて自身のSNSに投稿したのをきっかけに、ますます有名になったところもある。お釈迦様の誕生日がある「仏教の月」にちなんで、5月に韓国の寺院を巡ってみるのもいいかもしれない。

BTSのメンバーが「BTS大ヒット」と書かれた瓦を持って撮った1枚の写真がきっかけで、多くのファンが江華の普門寺を訪れるようになった。お寺は島にあり、何年か前までは船でしか行けなかったが、今では橋を渡って楽にアクセスできる。ここでは様々な姿の仏像を見ることができる。500体以上に及ぶそれぞれ異なる顔の仏像や幅13.5m・高さ2mの横たわっている仏像、落袈山中腹にある高さ9mの「磨崖石仏坐像 (仁川有形文化財)」などがその例だ。仏像も十分に見ごたえがあるが、普門寺を取り囲む西海(黄海)の絶景も見逃せない。
如意宝珠をくわえて昇天する龍の彫像。龍王壇の周りには、願い事の書かれた紙がびっしりぶら下がっている。普門寺では願い事の紙をそれぞれガラス瓶に保管し、100日後に願い事成就を祈る祈祷式が行われる。
普門寺


ソウルの江南にあり、切実な願い事があるとき気軽に訪れることができる都心のお寺、奉恩寺。ウェブトゥーン作家兼タレントのキアン84が新年を迎えて願い事を紙に書き、祈る様子がバラエティ番組「私は1人で暮らす~シングルのハッピーライフ~」で公開され、注目を浴びた。奉恩寺は、1200年という長い歴史を持つだけあって、遺物や宝物も豊富。その中でも、朝鮮後期(18世紀)最高の書芸家として知られる秋史・金正喜(キム・ジョンヒ)が亡くなる3日前に書いたとされる法堂の扁額が最も有名だ。瞑想をしたくなったら、お寺の中央にある弥勒大仏を訪ねてみよう。高さ23mと韓国で最も大きく、多くの人に安らぎを与えている。
奉恩寺では、毎週土日の1泊2日で外国人向けのテンプルステイを英語で行っている。僧侶と一緒に瞑想をしたりお寺を散歩したりと、「体験」を中心に進められる。
奉恩寺
8世紀の新羅時代における仏教芸術は、慶州の仏国寺を抜きにしては語れない。境内に入る門(天王門 )や橋(蓮華橋&七宝橋 )、法堂(極楽殿 )は仏教の経典をもとに表現されたが、これに新羅人の豊かな想像力と芸術的技巧が加わり、2か所ともユネスコ世界文化遺産に登録されている。女優のシン・ミナも、ドラマ『海街チャチャチャ』の放送を控えて、「久しぶりに仏国寺の鐘の音を聞きに来た」というコメントとともに記念ショットを自身のSNSに投稿した。仏国寺の東、吐含山にある石窟庵では、粗い花崗岩で穏やかな仏様を表現した仏教芸術の傑作が見られる。
極楽殿扁額の後ろにそっと隠れている謎の豚の彫像。人気バラエティ「無限に挑戦」でこの彫像を探すミッションの様子が放送されてから有名になった。極楽殿の前にはこの豚の彫像をモデルにして作った豚の像が置いてあり、これに触ると金運・幸運に恵まれるという。
仏国寺
山や海ではなく川に面した驪州の神勒寺は、川面をゆっくりと滑っていく帆船など、川辺の風情を感じることができる。ドラマ『推奴』に登場した神勒寺前の東屋や境内にある樹齢660年のイチョウを見ていると、神勒寺のまた別の魅力にハマっていく。驪州市では神勒寺に文化観光解説士を配置して観光客の便宜を図っているので、驪州市総合観光案内所に電話で問い合わせ、日程を調整してから行くといいだろう。
7世紀の高麗時代の塼塔で、高さは9.4mに及ぶ。石を削って作る代わりにレンガを焼いて積み上げたのが特徴。川沿いの岩壁に建てられたことから、川を行き来する人々のために灯台の役割を果たしたと推定される。
神勒寺
陜川の海仁寺には、外敵の侵入と内乱によって混乱していた高麗時代に、国難克服のために王と民が一丸となって作った「八万大蔵経 」がある。これは世界で最も古い木版大蔵経 で、ユネスコ「世界の記憶」に登録されており、その版数は約8万枚にのぼる。八万大蔵経を直接見るには、ホームページからの予約が必要。飲み物などの液体やライターは持ち込めない。写真撮影や木版に触れる行為は禁止されている。サンダルやハイヒール、ショートパンツやノースリーブ、レギンスは避けるなど、服装にも気をつける必要がある。
海印寺では毎年4月に、八万大蔵経を作って保存した先人を称えるため、八万大蔵経を頭に載せて境内を回る儀式が行われ、誰でも自由に観覧することができる。
海印寺
海東龍宮寺は釜山の海に面した独特の立地から、主に観光客が訪れる。境内に通じる階段が狭いので少し窮屈に感じるかもしれないが、その先にはパノラマの海と奇岩絶壁の調和した絶景が待っている。境内に仏像ではなく他のものをモチーフにした彫刻が多いのも特徴だ。昇天する龍や12体の獣頭人身像がその代表的なもの。海東龍宮寺では願い事が一つは必ず叶うと言われているので、一心不乱に祈ってみるのもいいかもしれない。
お寺の入口と境内をつなぐ108段の階段を通ると、無病息災で長生きできると言われている。階段のどこかに、息子を授けるとされる仏像と学問のご利益がある仏像も祀られている。
海東龍宮寺
上記の内容は2024年4月現在の情報です。今後変更されることがありますのでお出かけ前に必ずご確認ください