• 【大邱】ソムン(西門)市場

        • 2023/07/11

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        • テグ

  • 朝から晩まで24時間灯りが消えない、100年の歴史を持つ市場

     

    [ソムン(西門)市場]

     

    ソウル、ピョンヤン(平壌)とともに朝鮮3大市場のひとつであった大邱のソムン(西門)市場。大邱邑城の北門の外にあった小さな市場でしたが、1601年、大邱に慶尚監営が置かれてから大邱と大邱市場は飛躍的に発展しました。当時、大邱市場が監営のある西門の外に移されたことから、ソムン(西門)市場と呼ばれることになりました。記録によると市場が開かれる毎月2と7の付く日には、全国から商人たちがソムン(西門)市場に集まったとされています。1922年に大邱の西南側にある天皇堂池という大きな池を埋め立てて市場を移し、2023年に開設100周年を迎えました。
                 

    [ソムン(西門)市場]

     

    大邱は繊維産業のメッカであり、今も絹・綿・麻織物が全国最大規模で取引されています。ですが、旅行者の足を止めるのは何と言っても市場の中に軒を並べるご当地グルメ。手打ちのスジェビ(すいとん)やカルグクス、つるっとした食感でダシが効いたにゅうめん、大邱の名物ナプチャクマンドゥ(ぺちゃんこ焼き餃子)、飛ぶように売れるホットク、一度食べたら病みつきになる豆もやし入りトッポッキ、濃厚なスープが魅力的な豚肉クッパなど、西門市場には魅力的なグルメがずらり。どれもおいしそうなので欲張ってあれこれ食べてみたくなります。                
     

    [ソムン(西門)市場]

     

    金曜日・土曜日・日曜日の夜市は大きめの規模で開催されています。20余りの屋台やフードトラックで世界の数々の料理が販売されており、まるで地球の縮小版のようです。どの店も行列ができるので、マクチャン(ギアラ)や焼きそば、パッタイなど、食べたい料理の列に並んだら、さまざまなパフォーマンスを見ながらのんびりと待ちましょう。ライトアップやダイナミックなメディアファサード、夜市の売場を明るく照らす華やかなインタラクティブ・メディアアート、そして3号線のモノレールを象徴するフォトゾーンまで、楽しみどころ満載の西門夜市は夜遅くまで灯りが消えることがありません。この夜市は2020年韓国夜間観光の星に選ばれています。     
     

     出典:大邱伝統市場振興財団

     

    住所:テグ広域市チュン区タルソンロ50
    利用時間:10:00~19:00、夜市19:00~23:30(金・土)、19:00~22:30(日)
    定休日:第1・第3日曜日
    アクセス:大邱都市鉄道3号線ソムンシジャン駅2・3番出口
     

     

     

    【ソムン(西門)市場のグルメTOP3】

     

    出典:大邱伝統市場振興財団

     

    出典:大邱伝統市場振興財団

     

    ナプチャクマンドゥ(ぺちゃんこ焼き餃子)  
    初めて見た人は、なぜこんなに油っこくて皮だけ焼いたような餃子が大邱の名物なのかと疑問に思うかもしれませんが、一口食べるともう箸が止まりません。カンジャン(醤油)と唐辛子粉をかけてネギをたっぷりのせて食べたり、トッポッキに巻いて食べたり、酢入り唐辛子味噌と合えた野菜と一緒に食べたりと、どんな食べ方でも相性抜群です。
     

    カルジェビ(カルグクス+すいとん)     
    大邱は韓国で一番麺の消費量が多い地域で、多くの麺料理が発達しています。西門市場の人気メニューはカルジェビで、これは小麦粉と大豆粉を黄金比率で混ぜてよく練り、薄く切った「ヌルングクス(大邱式カルグクス)」と歯ごたえのあるスジェビ(すいとん)を濃厚な煮干しの出汁に入れてつくったものです。
     

    豚のマクチャン(豚ギアラ)
    近所にある屠畜場から牛と豚の新鮮な副産物を安価で供給してもらえるので、ここの豚のマクチャン(ギアラ)はおいしいと評判です。有名なアンジラン・コプチャン屋通りもおすすめですが、市場のあちこちにある穴場スポットを探してみるのも楽しいでしょう。ピリ辛の唐辛子と万能ねぎをたっぷり入れた薄めのタレが大邱マクチャンの美味しさの秘訣です。
     

     

    【周辺の見どころ】

     

    E-WORLD・83タワー
    大型ジェットコースターを3台も同時に保有しているテーマパークは、韓国ではロッテワールドとE-WORLDの2か所しかありません。他にもメガスウィング360、スカイドロップ、スカイジャンプ、エアレースなど、冒険心をそそるアトラクションがたくさんあって、スリルと楽しさを届けてくれます。また、チューリップフェスティバルから始まり、アトラクションワールド、ピョルピッ桜祭り、アクアファンタジー、キャラクターワールド、スノーファンタジーなど、一年中イベントが開催されています。E-WORLDの中にある83タワーは、新羅時代の多宝塔の八角形の塔身を現代の技術と調和させた優れた作品。韓国で2番目に高いタワーで、大邱市内の美しい全景が一望できます。

    住所:テグ広域市タルソ区トゥリュゴンウォンロ200
    利用時間:10:30~22:00
    定休日:年中無休

     

     

    キム・グァンソク(金光石)タシグリギギル
    心に響く淡々とした歌声が印象的な、韓国を代表するフォークシンガー故・金光石氏が生まれたところに造られた壁画通りです。長さ350メートルの壁面に、屋台で麺料理を出したり、海を眺めたりしている金光石氏の姿、今もたくさんの人々に歌われている彼の曲の歌詞などが描かれています。周辺のカフェや商店も、彼が活動していた1980~90年代の雰囲気を漂わせています。毎年1月6日に金光石追悼コンサート、1月22日に誕生記念コンサート、そして秋に防川市場と東城路一帯で「金光石の歌コンテスト」が開催されます。

    住所:テグ広域市チュン区タルグボルデロ450ギル
    利用時間:店舗によって異なります
    定休日:店舗によって異なります

     

     

    近代文化通り
    大邱広域市中区の近代文化通りツアー「近代路(近代へ)の旅行」の第2コースで、一番人気があります。東山青羅丘や宣教師住宅、3・1万歳運動道、亀岩書院、桂山カトリック教会、民族詩人のイ・サンファ(李相和)と国債補償運動をリードしたソ・サンドン(徐相敦)の故宅、近代文化体験館の桂山芸家、朝鮮に帰化した中国人トゥ・サチュン(杜師忠)の桑の木通り、400年の歴史を持つ薬令市場、第一教会、韓医薬博物館、大邱橋南YMCA会館、ヨンナム(嶺南)大路、チョンノ、チン路地、華僑小学校に続く道です。1.64キロメートルのそれほど長くはない距離ですが、案外見どころが多いのでツアーには2時間ほどかかります。

    住所:テグ広域市チュン区ソソンロ6-1(桂山芸家観光案内所)
    利用時間:冬季9:00~17:30、夏季9:00~18:00
    定休日:ソルナル(旧暦1月1日)、秋夕(旧暦8月15日)当日

     

     

     

     

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