韓国ご当地グルメ観光33選
      • プサン(釜山)で楽しむ美食ツアー、ふぐ

        • 2025/02/20

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  • プサン(釜山)で楽しむ美食ツアー、ふぐ

    Pufferfish soup and side dishes

    いつ・どこで

    ふぐは一年中とれる食材だが、旬を迎えるのは冬だ。産卵期の春と夏に備えて、産卵期前の冬に栄養を蓄えるからだ。ふぐスープに入れる具材の代表格 、セリの旬も11~3月なので、この時期のふぐスープが一番美味しいと言われる。

    以前のプサン(釜山)では、ふぐは魚市場があるナムポ(南浦)洞やチャガルチ市場一帯でしか買えなかった。しかし今はプサン(釜山)各地に色んなふぐ料理専門店がある。

    A table setting with various pufferfish dishes and side dishes
    Blowfish soup with crown daisy and parsley
    A picture of someone scooping up boiling pufferfish stew with a ladle
    Stir-fried pufferfish skin cooked with puffer skin
    Bibimbap with pufferfish and various vegetables
    Inside the Geumsubokguk Haeundae Main Branch of a Country with Over 50 Years of History

    ふぐは気軽に味わえる食材ではない。正確に言うと誰にでも料理できる食材ではない。致命的な毒がある魚だからだ。ふぐは内臓と肝、卵、血液などに「テトロドトキシン」という猛毒を持つ魚で、間違って摂取すると深刻な状況に至ることもあるため、さばくには「ふぐ調理機能師」の免許が必要だ。


    美味しいふぐを食べるにはプサンを訪れるのがおすすめ。プサン(釜山)は日本の影響を受けた漁師と調理師が昔からふぐを取り扱っていた地域で、他の地域に比べてふぐ料理専門店が多い。またプサン(釜山)や南海岸でとれたふぐが、需要が多いプサン(釜山)に集まるため新鮮なふぐが手に入りやすいという長所もある。



    ふぐの種類

    色んな種類のふぐの中で、韓国で高級食材とされるのはカラスフグ、トラフグ、メフグだ。カラスフグとトラフグは見た目が類似しているため、種の同一性をめぐる様々な議論があったが、最近の研究結果により同種であることが明らかになった。

    カラスフグの成魚は体長50㎝位で、背面は黒く、腹面は白い。体は丸みを帯び、臀ビレになるほど細い。また全てのひれが黒いのが特徴だ。トラフグの体長は40㎝前後でカラスフグより小さい。背面に多数の黒い斑点があるのが特徴だ。メフグは回遊性魚類(産卵場と生息地を往復する魚種)で主に河口でとれる。腹側に黄色のラインがあるのが特徴。

    カラスフグより大きいシマフグもよく見かける。背側は青黒く、白い帯が走っているが、その様子がカササギに似ていることから韓国では「カチ(カササギ)ボク」と呼ばれている。シマフグは主に養殖ものが流通されていて、輸入量が多い魚種でもある。シマフグの評価がカラスフグやトラフグより低いのは、比較的に手に入りやすいためだが、その味は劣らない。シマフグも高級魚の一つと言える。

    ナシフグ、ヒガンフグもプサン(釜山)やキョンサンナム(慶尚南)道地域でよく食べる魚種だ。カラスフグとトラフグに比べ小さく、漁獲量が多い。プサン(釜山)ではナシフグのことを「ミルボク」と呼んでいて、主にふぐスープの食材として使っている(本来のミルボクは別の種類)。体長は30㎝程度で、背面と腹面の間には黄色のラインがあり、背面の褐色の部分には白い斑点が数多く入っている。ヒガンフグは成魚で35㎝程度になる魚で、褐色の背面には多数の黒褐色の斑点が散らばっている。白い腹面には黄褐色の縦線がある。

    よくチョルボクと呼ばれる「クサフグ」は、食用としているふぐの中では最も小さい魚種で、数匹を入れてスープにすることが多い。

    ふぐ料理の楽しみ方

    ふぐは主にスープとお粥にすることが多いが、刺身や揚げ物にして食べても美味しい。店や調理師、メニューによって使うふぐの種類も異なってくる。

    ふぐ料理で最も大衆的なものは「ふぐスープ」で、店によってだし汁のとり方はそれぞれ異なる。ベースとなる昆布だしにふぐと豆もやし、セリなどを入れて煮込むのが一般的だが、一部の店では白菜を入れるところもある。ふぐスープは澄まし汁で楽しむことが多いが、辛いものが好みなら辛味スープを頼むこともできる。

    ふぐスープを食べるときには、お酢を2~3滴加えてみよう。お酢を加えるとふぐの生臭さを抑え、味のバランスを整えてくれる。ふぐスープは主に土鍋に出てくるのでかなり熱いが、スープを口に入れた瞬間、なぜか 「シウォナダ」と感じることが多い。「シウォナダ」という言葉には色んな意味があるが、この場合には物理的な温度を表す「涼しい」という意味ではなく、さっぱりしたスープを飲んで感じる「爽快感」に近い。韓国人が熱いものを食べて「シウォナダ(시원하다)」と言うのは、そういうわけだ。

    ふぐスープを頼むと色んなおかずがついてくるが、その中で特に面白いのはふぐの皮だ。ふぐの皮は表と裏が異なり、表には派手な柄と小さな突起があり、裏にはコラーゲンでできた層がある。ふぐの皮を食材として使う場合には、皮の内側を剥いて使用するが、冷やして調理するとコリコリとした歯ごたえが感じられる。一部の店ではふぐの皮のコラーゲンを使って煮こごりを作るところもあるが、これもまた魅力的な逸品だ。ご飯を大きな器に入れて提供する店もあり、その場合にはふぐスープから具材の豆もやしとセリを取り出してご飯と一緒にビビンバにして食べればよい。

    お店情報

    クムスポックク ヘウンデ(海雲台)本店

    『ミシュランガイドソウル&釜山2024』の「セレクテッドレストラン(良い料理を提供するレストラン)」に選ばれた食堂。1970年に開業し、50年以上の歴史を持つ老舗だ。4種類のふぐから一種類選び、ふぐスープを注文することができる。ふぐの種類によって異なる味と食感を楽しめる。

    住所:

    プサン広域市ヘウンデ区チュンドン1ロ43ボンギル23

    電話番号:

    +82-51-742-3600

    看板メニュー:

    活けカラスフグスープ50,000ウォン(特上65,000ウォン)、
    活けカラスフグの辛味スープ51,000ウォン(特上66,000ウォン)、
    シマフグスープ22,000ウォン(特上26,000ウォン)、
    シマフグの辛味スープ23,000ウォン(特上27,000ウォン)、
    シマフグ定食33,000ウォン、
    活けカラスフグ定食55,000ウォン、
    ふぐの刺身定食55,000ウォン、
    ふぐのユッケ30,000ウォン、
    ふぐプルゴギの鉄板炒め28,000ウォン、
    ふぐの刺身(小サイズ)70,000ウォン

    アクセス:

    プサン(釜山)都市鉄道2号線ヘウンデ(海雲台)駅1番出口より約600m

    駐車場:

    あり(12台)

    席数:

    270席(1階176席、2階48席、個室46席)

    メニュー言語:

    韓国語、英語、日本語、中国語

    ハルメポックク

    1986年に開業したふぐ料理専門店。ふぐスープが最も人気で、淡泊でさっぱりしたスープと鍋いっぱいに出てくるふぐの身が食欲をそそる。ふぐの皮で作ったコラーゲンの煮こごりも欠かせない逸品。

    住所:

    プサン広域市ヘウンデ区タルマジキル62ボンギル1

    電話番号:

    +82-51-742-2790

    看板メニュー:

    ふぐスープ(サバフグ)14,000ウォン、
    ふぐスープ(シマフグ)22,000ウォン、
    ふぐの辛味スープ(サバフグ)14,000ウォン、
    ふぐの辛味スープ(シマフグ)22,000ウォン、
    ふぐの煮付け17,000ウォン、
    ゆでふぐ(サバフグ)小サイズ40,000ウォン、
    ゆでふぐ(シマフグ)小サイズ60,000ウォン

    アクセス:

    プサン(釜山)都市鉄道1号線プサン(釜山)駅1番出口より約430m

    駐車場:

    なし(ムーンタンロード観光公営駐車場利用可能)

    席数:

    54席

    メニュー言語:

    韓国語、英語、中国語

    サムソン(三松)寿司

    釜山(プサン)中区に位置するサムソン寿司は、新鮮な食材と丁寧な手仕事が光る和食店。毎日新しいネタで寿司を握り、米も厳選して取り寄せている。寿司のほかにも、もりそば定食やふぐ刺しなど多彩な和食メニューが揃い、日本の伝統的な味わいを楽しめる。日本式の海苔巻きも有名だが、長年通う常連客が欠かさず注文するのがふぐ料理だ。この店のふぐちり(ふぐスープ)は、旬の野菜とふぐで引き立てられたコクの旨さが特徴。ふぐ刺しは、皮や身、しゃぶしゃぶまで一度に味わえる一品となっている。

    住所:

    プサン広域市チュン区クァンボクロ55ボンギル13

    電話番号:

    +82-51-245-7870

    看板メニュー:

    ふぐちり40,000ウォン、
    三松特選おまかせ寿司100,000~160,000ウォン、
    ランチ特選(刺身、寿司、天ぷら、焼き物、チリ)43,000ウォン

    アクセス:

    プサン(釜山)都市鉄道1号線ナムポ(南浦)駅(ヘドン病院)1番出口より約500m

    駐車場:

    席数:

    100席

    メニュー言語:

    韓国語、英語、日本語

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