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清泠浦(チョンニョンポ)は寧越(ヨンウォル)を代表する観光スポットで、南漢江上流に位置しており、王位を奪われ寧越へと流刑に処された端宗(タンジョン)が滞在した場所です。
朝鮮第6代王であった端宗は、叔父の首陽大君に王位を譲り上王となりましたが、翌1456年、成三問ら死六臣による上王復位の企てが事前に漏洩したことにより、魯山君に降格されました。その後、僉知中枢院事の魚得海が率いる50人の兵士に護送され、原州や酒泉を経て、清泠浦へと配流されました。
清泠浦は東・南・北の三方を川に囲まれ、西側には「六六峰」と呼ばれる険しい岩壁がそびえ立っており、渡し舟を利用しなければ出入りできない場所でした。端宗はこの物寂しい場所で外部と遮断された流刑生活を送りました。当時はここに住居があったため、戸長の厳興道(オム・フンド)が夜密かにここを訪れては端宗の安否を確認していたと伝えられています。
(出典:寧越郡文化観光ホームページ)