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標高約180メートルの城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)はその昔、海底火山が噴火し形成された火山です。溶岩が海水に触れた時に起きる水蒸気爆発によって大量の砕屑物が噴出し、円錐形の丘のように積もってできた火砕丘が城山日出峰です。元は火山島でしたが、済州本島側にある新陽(シニャン)海水浴場側の陸地と島の間に砂と砂利が堆積し、陸地と繋がりました。地方天然記念物として長年整備・管理されており、2000年7月19日に天然記念物に登録、続いて2007年に世界文化遺産に登録されました。昔から城山日出峰の頂から眺める日の出の風景は済州景勝地10ヶ所のうち最も素晴らしいといわれており、青い海原の水平線から昇る太陽は海を赤く染め、感動的な風景を作り出します。チケット売場から頂上までは約25分かかります。周辺の観光地には牛島(ウド)や新陽海水浴場、ソプチコジ、日出ランド、城邑民俗村などがあります。