• 韓国宮中料理

        • 2023/04/04

        • 1K

          0

          0

        • 料理

        • 韓食体験

        • 宮中料理

        • 韓食

  • 王の食卓、宮中料理体験

    1392年から1910年まで続いた「朝鮮時代」は、韓国宮中文化の絶頂期で、この時代の料理は韓国伝統食文化の真髄となりました。王の食卓は、全国各地から取り寄せた質の良い食材や地域の特産品、新鮮な旬の食材を使い、宮中最高の料理人によって用意されました。その後、宮中料理は代々受け継がれ、宮中料理人とその子孫の口から口へとその味が伝えられ、宮中での宴会に関する記録としても残っています。

    宮中料理の歴史

    厳しい修行を積んだ宮廷女官(厨房尚宮)と男性の専門料理人(熟手)が宮中料理を担当しました。彼らは王室の食事だけでなく、各種の宴会料理や祭礼料理など、王宮で必要なあらゆる料理を作りました。熟手の調理の技は世襲によって伝授される場合が多く、日帝強占期(1910~1945)に宮中での職を失った熟手たちが街に出て料理店で働き始め、自然に宮中の食文化が一般の人々にも知られるようになりました。1971年から「朝鮮王朝宮中料理」の調理技能が重要無形文化財として指定されており、継承者によってその脈が受け継がれています。

    王の食膳「スラサン」

    「スラ」とは宮中で王に献上される食事を高めるために使われた尊敬語です。王は通常、10時頃に朝の食事、午後6時から7時頃に夜の食事をしたと伝えられています。王の食膳「スラサン」には、ご飯、スープ、チゲ、鍋物、キムチ、ジャン類など12種類の料理が並べられるのが基本で、小皿は季節によって食材を変えて用意されたそうです。

    宮中料理を体験する

    宮中料理は、最高の食材と熟練した専門家の技、そして真心が一つになった韓国伝統食文化の華といっても過言ではありません。海鮮、肉、野菜、穀物などの地域の特産品と、新鮮な旬の食材を使って食材本来の味を活かした自然主義の料理が華やかに並びます。まるで朝鮮時代の王様になったような気分になれ、特別なひとときを楽しむことができます。

    代表的な宮中料理

    クジョルパン

    9つに区切られたお皿に8種類の料理(肉、野菜など)を盛り付け、真ん中に小麦粉の薄皮を置いて、その薄皮で料理を巻いて食べる料理で、見た目にも鮮やかです。

    宮中鍋 

    御膳の上で煮て食べる鍋料理で、真ん中に穴が空いた独特の形をしたお鍋を使います。真ん中の穴に炭などを入れて熱し、その周りに様々な食材を入れ、だしを注ぎます。

    タンピョンチェ(蕩平菜:緑豆こんにゃくの和え物)

    緑豆粉を使ったこんにゃくと炒めた肉、湯がいたセリ、焼き海苔などを和えた料理で、やわらかな食感と香ばしさが特徴の和え物です。

    最終更新日:2023年3月24日 
    韓国観光案内電話:+82-2-1330(日本語)

  • live chat

観光通訳案内電話1330・LIVE CHAT

temp1

KTOライブチャットを開く(インストール不要)

temp1 temp1
メッセンジャーアプリを開く(要インストール)