二日酔いを解決したいあなたのための酔い覚ましグルメ
スッキリするスープで胃の不調を解消
韓国人はお酒を飲んだ後、酔い覚ましの料理を食べる。二日酔いで頭が痛かったり、異がムカムカしたりしたとき、熱々のスープを飲むと 楽になるもの。 韓国旅行でお酒を飲んで素敵 な夜を過ごしたら、翌日、二日酔いで苦しまないように酔い覚ましの料理を食べよう。 酔い覚ましの料理までマスターしてこそ、真の韓国の飲酒文化を堪能したと胸を張って語れる。
好みによって選べる酔い覚ましの料理
韓国人はお酒が好きな分、二日酔い対策も真剣だ。二日酔いに効く人気のスープ料理は、ピリ辛の赤いスープと、スッキリする澄んだスープ、この2つに分けることができる。 どちらが二日酔いに効果があるかは甲乙つけがたい部分があり、それぞれの魅力がある。さまざまな酔い覚ましの料理から好きなものを選んでみよう。
① ピリッとする辛味スープの王様、ユッケジャン
細長く割いた牛肉とピリ辛のスープが魅力のユッケジャン
ユッケジャンの「ユッ」は肉を、「ケジャン」は 様々な料理で作ったボリューム満点のスープ料理を意味する。その名からも分かるように、ユッケジャンは牛肉とワラビ、モヤシ、ネギなどを入れてじっくり煮込んだ料理である。 唐辛子粉を入れ、塩、砂糖、醤油などを混ぜた調味料を加えて作る。牛肉の代わりに鶏肉を使うこともあるが、その場合は「鶏肉のユッケジャン」と呼ばれる。 ユッケジャンは、辛いながらも長時間煮込んだ牛肉と様々な野菜のコクのある味が特徴で、二日酔いを解消する酔い覚ましの料理に限らず、酒の肴にもぴったりの料理だ。 ユッケジャンの赤いスープは濃厚で深い味わいが感じられる。この濃厚さの中に、酔い覚まし料理の必須条件であるスッキリ感もあり、二日酔いのときにユッケジャンを食べる人が多い。
ユッケジャンは、朝鮮時代には王様が食べていた料理だったが、今では家庭料理の代表格で、庶民にも人気の料理となった。赤いスープが厄払いの意味を持つため、韓国の葬儀場では弔問客を悪いことから身を守るためにこの料理でもてなすなど、ユッケジャンは韓国人の日常と文化の中に深く根付いている。
- プミノク(富民屋)
- ソウル特別市チュン区タドンギル24-12
- +82-2-777-2345
- 11:00~22:00 / 日曜日定休
- ユッケジャン 10,000ウォン
牛の胃袋のコムタン 11,000ウォン
ふぐスープ 13,000ウォン
- ユッケオク
- ソウル特別市カンナム区ポンウンサロ167
- +82-2-516-9181
- 11:00~22:00 / ラストオーダー 20:50 / ソルナル連休休業
- 韓牛ユッケジャン 10,000ウォン
牛むね肉温飯 11,000ウォン
ゆで韓牛・小 30,000ウォン
- チョンノ(鐘路)コプユッケジャン
- ソウル特別市チョンノ区スピョロ93キョンボビル2階
- +82-2-2275-1847
- 11:00~21:00 / 土曜日 11:30~20:00 / 日曜日定休
- ユッケジャン 10,000ウォン
コプチャン入りユッケジャン 13,000ウォン
ユッケジャンの寄せ鍋(中) 33,000ウォン
② 強火で風味を生かした材料と赤い辛味スープが調和するチャンポン
具材を強火で炒めて風味を出したチャンポン
チャンポンはジャージャー麺のように韓国化した中華料理で、コクのある辛味スープの中に炒めた野菜や魚介類、肉などを入れた麺料理をいう。 1945年頃に登場したとされるチャンポンは、本来白濁のスープに糸唐辛子を乗せて食べるものだった。1970年代、辛い食べ物の人気に伴い、中華料理店では唐辛子粉と唐辛子オイルを入れた赤い色のチャンポンが登場し、現在の形に発展したという。 チャンポンは入れる材料によってさらに細分化され、カキチャンポン、イカチャンポン、三鮮チャンポン(三種類の新鮮な魚介類を入れるチャンポン。エビ、ナマコ、イカなどが入る)などがある。
強火で材料を炒めるので、シャキシャキとした食感とほんのり焦げた風味が特徴のチャンポンは、コクのある海鮮の味とスッキリしたスープが絶品で、韓国を代表する酔い覚ましの料理の一つとなった。
- ソンジュクチャン(松竹荘)
- ソウル特別市ヨンドゥンポ区ムンレロ203
- +82-2-2678-1323
- 11:00~22:00 / ラストオーダー 21:10 / 休憩時間(平日)15:30~17:00 / 年中無休
- チャンポン 9,000ウォン
ジャージャー麵 8,000ウォ ン
うどん 9,000ウォン
- ハンナムドン(漢南洞)ジャリ・ハンナム(漢南)店
- ソウル特別市ヨンサン区イテウォンロ54ギル5-5
- +82-70-8278-2947
- 11:00~20:50 / 休憩時間 15:00~17:00 / 年中無休
- JARI’s チャンポン 12,000ウォン
JARI’s 牛のともばら肉チャンポン 14,000ウォン
ふわふわ酢豚 25,000ウォン
- アンドンジャン(安東荘)
- ソウル特別市チュン区ウルチロ124
- +82-2-2266-3814
- 11:30~20:50 / 日曜日 11:30~20:00 / ソルナル・秋夕休 業
- カキチャンポン 11,000ウォン
三鮮チャンポン 10,000ウォン
チャンポン 9,000ウォン
③ 柔らかい豆腐と真逆の味のスープが調和するスンドゥブチゲ
赤いスープと白くまろやかなスンドゥブの調和
スンドゥブチゲはスンドゥブと貝、豚肉、ネギ、ニンニク、唐辛子などを入れて煮込む料理だ。レシピによっては、卵やキノコ、唐辛子オイルを入れることもある。スンドゥブチゲは、2020年放送の韓国ドラマ『梨泰院クラス』で主人公が経営するレストランのシグネチャーメニューだったが、このドラマが海外で人気を博したことで、外国人の注目を集めた。 アメリカとカナダのコリアタウンには比較的スンドゥブチゲのお店があり、外国人も好きな韓国料理メニューの一つとなっている。
韓国で一般的にスンドゥブチゲといえば、唐辛子オイルが浮いている、赤い辛味スープのものを指す(地域によっては、白濁のスンドゥブチゲもある)。辛味スープと柔らかいスンドゥブの調和が絶品のスンドゥブチゲは、人気の高い酔い覚まし料理の一つ。 本格的なスンドゥブチゲを味わいたいなら、手作りのスンドゥブのお店を探すことをおすすめする。ピリッと辛味がありながら、あっさりとしてまろやかなスンドゥブチゲを存分に楽しむことができる。
- ミダンスンドゥブ
- ソウル特別市チョンノ区チョンギェチョンロ97-12
- +82-2-2277-8090
- 10:30~20:30 / 土・日曜日定休
- 田舎風スンドゥブチゲ 10,000ウォン
海鮮入りスンドゥブチゲ 10,000ウォン
豚肉炒めスンドゥブチゲ 10,000ウォン
- トゥクペギジプ
- ソウル特別市チョンノ区チョンノ16ギル12
- +82-2-2265-5744
- 6:00~20:30 /ソルナル・秋夕当日休業
- スンドゥブ 7,000ウォン
タニシ入りテンジャン 8,000ウォン
キムチチゲ 8,000ウォン
- コドシク
- ソウル特別市ソンパ区ペクチェゴブンロ45ギル28
- +82-2-422-8692
- 12:00~22:40 /土・日曜日定休
- 辛味スンドゥブチゲ 7,000ウォン
牛のともばら肉テンジャンチゲ 8,000ウォン
ご飯入りテンジャンチゲ 8,000ウォン
① 白濁のコクのあるスープが魅力の干しスケトウダラスープ
白濁の干しスケトウダラのスープが絶品
干しスケトウダラスープとは、スケトウダラを潮風で干したものを、濃厚になるまで煮込んだスープ料理をいう。 干しスケトウダラの頭、大根、ネギ、ニンニクなどを入れてじっくりと煮込んで濃厚なだし汁を作り、このだし汁に、裂いた干しスケトウダラ、大根、ニンニクのみじん切りをさらに入れて煮込み、最後に豆腐やネギを入れると、韓国の酔い覚まし汁の代名詞「干しスケトウダラスープ」が出来上がる。だし汁がない場合は米のとぎ汁を使うこともあり、好みによって卵を溶いて風味を加えることもある。
干しスケトウダラは、肝臓を保護するアミノ酸が豊富な食材で、二日酔いの解消に役立つ。韓国の家庭では前日に飲み過ぎた人がいると、翌朝の食卓に干しスケトウダラスープが並ぶことが多い。 冬の風で凍らせて溶かす過程を繰り返して乾燥させるスケトウダラ(ファンテ)は、より風味が豊かで、これを酔い覚ましのスープにすることも多い。
- チンシファン(秦始皇)干しスケトウダラスープ
- ソウル特別市マポ区ペクポムロ199メトロジオビル105号
- +82-507-1421-5970
- 7:00~19:00 /日曜日定休
- 干しスケトウダラスープ 9,000ウォン
辛味干しスケトウダラスープ 10,000ウォン
ファンテコムタン 14,000ウォン
- ハンナム(漢南)干しスケトウダラスープ
- ソウル特別市ヨンサン区トクソダンロ65-7
- +82-2-2297-1988
- 8:00~23:00 / 日曜日 8:00~21:00 / ソルナル・秋夕休業
- 干しスケトウダラスープ定食 12,000ウォン
熟成キムチ入り豚の蒸し物 37,000ウォン
牛肉のチヂミ 32,000ウォン
- チャンウォン干しスケトウダラスープ
- ソウル特別市ヨンドゥンポ区ククチェグミュンロ8ギル11テ ヨンビル
- +82-2-784-0639
- 6:30~15:00 / 土・日曜日定休
- 干しスケトウダラスープ 7,000ウォン
豆もやし入りキムチスープ 5,000ウォン
ユッケジャン 7,000ウォン
② 胃の不快感をすっきりさせる豆もやしクッパ
スッキリ味の豆もやしスープと落とし卵が特徴の豆もやしクッパ
豆もやしクッパは、豆もやしスープにご飯を入れて食べる料理で、アミの塩辛で味付けし、唐辛子や長ネギ、海苔などをトッピングする。 豆もやしクッパが酔い覚ましの料理として愛されるのは、スッキリ味のスープだからという理由だけではない。豆もやしに含まれるビタミンCとアスパラギン酸は肝臓を保護する効果があり、二日酔いの解消効果も高い。
豆もやしクッパはチョンジュ(全州)式が最も広く知られているが、器に落とし卵(卵を割って沸騰したお湯で軽く煮て半熟にしたもの)を別に出すのが特徴だ。 落とし卵は、クッパを食べる前の前菜のようなもので、沸騰した豆もやしクッパのスープを落とし卵の器にスプーンで何杯か入れる。 その上に海苔をちぎり、スプーンでかき混ぜると、熱いスープが落とし卵を熱し、とろみがつく。そしたら、器ごと持ち上げて落とし卵を飲むようにして食べる。 チョンジュ(全州)式の豆もやしクッパには細かく刻んだイカが入っており、シャキシャキとした食感の豆もやしと歯ごたえのあるイカの組み合わせが絶妙だ。
- ホンヨンオク
- ソウル特別市チュン区トェギェロ431
- +82-2-2252-5489
- 9:00~21:30 / 年中無休
- 豆もやしクッパ 8,000ウォン
豆もやしビビンバ 8,000ウォン
ポサム定食 10,000ウォン
- ワンサンジョン(完山停)
- ソウル特別市クァナク区ポンチョンロ484
- +82-2-878-3400
- 8:00~翌1:30 / 年中無休
- 豆もやし酔い覚ましスープ 7,000ウォン
ポサム小 30,000ウォン
どんぐりこんにゃくの和え物 16,000ウォン
- オボクチョン(五福亭)
- ソウル特別市チュン区セジョンデロ11ギル30
- +82-507-1405-1554
- 9:00~21:30 / 土・日曜日 9:30~14:30 / 年中無休
- 豆もやしクッパ 10,000ウォン
石焼きビビンバ 11,000ウォン
卵焼き 10,000ウォン
③ 淡白なのにやみつきになってしまうピョンヤン冷麺
淡白な肉とそばの香りが織りなす絶妙な味わいのピョンヤン冷麺
ピョンヤン冷麺は、そばの麺に冷やしただし汁と大根の水キムチの汁を入れ、様々な具をトッピングした料理だ。本来、ピョンヤン(平壌)の郷土料理だったが、1940年代、ソウルのウルチロ(乙支路)を中心に広まり始めた。 外食が一般的でなかった時代だったので、ピョンヤン冷麺はソウルの人々にとって特別な食べ物となった。
ピョンヤン冷麺は、一般的に牛肉または鶏肉のだし汁を冷やし、大根の水キムチの汁を1対1の割合で混ぜたスープを使う。大根の水キムチの汁の冷たくてさっぱりした味、肉のだし汁のほのかな香りが、飲み過ぎでつらくなった胃腸を楽にしてくれる。 スープの味がシンプルなため、好みは分かれるが、一度ピョンヤン冷麺の味にハマると、やみつきになってしまう。「ピョンヤン冷麺の風習」は、2022年にユネスコにより人類の無形文化遺産に登 録されている。
- ウレオク(又来屋)
- ソウル特別市チュン区チャンギョングンロ62-29
- +82-2-2265-0151
- 11:30~21:00 / 月曜日定休
- ピョンヤン冷麺 16,000ウォン
混ぜ冷麵 16,000ウォン
プルゴギ 37,000ウォン
- チョンインミョノク
- ソウル特別市ヨンドゥンポ区クックェデロ76ギル10 キリスト教バプテスト総会ビル1階
- +82-2-2683-2615
- 11:00~21:30 / 日曜日 11:00~21:00 / 休憩時間 15:00~17:00 / 年中無休
- ピョンヤン冷麺(冷麺、混ぜ冷麺) 13,000ウォン
十割そば(冷麺、混ぜ冷麺) 15,000ウォン
韓牛プルゴギ 32,000ウォン
- ピルドンミョノク
- ソウル特別市チュン区ソエロ26
- +82-2-2266-2611
- 11:00~20:30 / 日曜日定休
- 冷麺 14,000ウォン
混ぜ冷麺 14,000ウォン
豚肉炒め 30,000ウォン
楽しさと親密さが漂う酒の席、韓国での夜を最高の状態で楽しみたいなら、自分に合った酔い覚ましの料理を見つけるのも一つのコツといえるだろう。
※上記の内容は2023年9月現在の情報です。今後変更されることがありますのでお出かけ前に必ずご確認ください。
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