2025/02/20
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プデチゲは、季節の食べ物ではないが、主材料の白菜キムチが最も美味しい冬(12~3月)が一番美味しい。寒い冬に体が温まるチゲ類を食べると、心までほっこりした気持ちになるだろう。
ウィジョンブ(議政府)プデチゲは、米軍の駐屯地で誕生した。ウィジョンブ(議政府)モノレール ウィジョンブジュンアン(議政府中央)駅2番出口の近くに、「ウィジョンブ(議政府)プデチゲ通り」がある。
プデチゲは、キムチなどを煮込む韓国のチゲに、ソーセージやハムなどを加えた料理で、20世紀半ば、韓国の激動の時代にはじめて作られた。当時としては珍しい西洋の食材と韓国のレシピを融合させたプデチゲは、世界の文化を韓国独自の感性で再解釈するK-Cultureとも通じるところがある。
プデチゲは熟成キムチをよく煮込んだチゲに、米軍基地から流出したソーセージ、ハム、豆の缶詰などを使って作られたことから由来する。韓国戦争の後、キョンギ(京畿)道ウィジョンブ(議政府)には大規模な米軍基地が造られ、ウィジョンブ(議政府)第一市場周辺に1960年代からプデチゲのお店が続々と開店したことでプデチゲ通りが形成されたという。ウィジョンブ(議政府)市はそこに、2008年に「ウィジョンブ(議政府)プデチゲ通り」という大きなアーチ型の看板を設置した。ウィジョンブ(議政府)の他に、米軍が駐屯する地域のピョンテク(平沢)、ソンタン(松炭)などもプデチゲで広く知られるようになった。
だが、プデチゲが最初からチゲ形式で食べられたわけではない。ソーセージや野菜をはじめ、キムチ、コチュジャン、唐辛子粉を入れてフライパンで炒める形式だったという。このプデ炒めに出汁が加わり、チゲ形式に発展していった。
韓国人はキムチが熟し始めると、よくキムチチゲにして食べる。通常は豚肉やツナを入れて一緒に煮込み、好みに合わせて豆腐、餅、春雨などを入れる。キムチには、どんな食材を入れてもすべてを調和させる不思議な力がある。
キムチはソーセージやハムまでもマッチするほど奥深い食べ物だ。キムチはさっぱりとした酸味と食物繊維が豊富だが、タンパク質と脂肪は少ない。その反面、ソーセージやハムはタンパク質と脂肪が豊富だが、食物繊維が足りない。このようにプデチゲに入る食材は、お互い足りない栄養素を補う役割を果たしている。脂っこくなりがちなハムとソーセージにキムチと韓国の調味料を入れることで、辛さを加えて脂っこさを抑えるのなど、栄養面だけでなく味の面でもお互いを補い合っている。
プデチゲは歴史こそ短いものの、今では全国どこでも食べられる代表的なチゲ料理の一つとなった。それでもなお、「プデチゲ」と言えば、やはりウィジョンブ(議政府)が思い浮かぶ。中でもプデチゲの元祖であり、出発点は「ウィジョンブ(議政府)プデチゲ通り」にある「オデン食堂」だ。1960年創業時は、練り物のおでんを売る屋台だった。その後、米軍基地の食材とキムチを混ぜて煮込んだチゲが人気を集めると、プデチゲ専門店へと変貌を遂げた。
ウィジョンブ(議政府)にはオデン食堂の他にも長い歴史を誇るプデチゲのお店がたくさんある。昔のように米軍基地から流出したソーセージやハムを使うことはないが、昔ながらの方法で作ったキムチを入れるので、初期のプデチゲのような懐かしい味が楽しめる。
様々な具材を次々と追加して食べるのもプデチゲの醍醐味だ。 「追加具材」は韓国の独特な食文化といえるもので、すでに完成した料理に、材料を追加してさらに豊かな味に仕上げることができる。ラーメン、春雨、うどんなどの麺類はもちろん、餃子、餅、挽肉など多彩な具材を好きなだけ注文できる。具材をいろいろと味わいたいなら、少量ずつ具材が揃った「追加具材の盛り合わせ」を注文すると良い。
プデチゲがある程度煮えたら、麺を先に食べよう。麺は他の具材に比べて伸びやすく、煮過ぎると味が落ちるからだ。その後はピリ辛スープがハムやソーセージによく染み込んだら、具材とスープをご飯と一緒に食べたり、お酒のおつまみにして食べると良い。