2021/07/30
522
0
0

ソウル都心に昔ながらのソウルといま流行りのトレンディーなソウルが共存する街、乙支路(ウルチロ)。
この界隈は1968年韓国初の住宅・商業複合施設として誕生した世運商店街(セウンサンガ=世運商街)を中心に韓国の高度経済成長期に発展を遂げてきた街です。長年にわたり商売をしてきた印刷所、照明器具専門店、工具専門店などが軒を連ねるエリアですが、近年、若者に人気の個性あふれるお店が続々オープンし乙支路界隈は変貌を遂げ、流行の先端を行く意味のHIPにウルチロのチロをつけて「ヒプチロ」と呼ばれるようになりました。
今回はそんな昔ながらのソウルの街並みに新たな雰囲気も楽しめる乙支路界隈を1日かけてさまざまな角度からご紹介したいと思います。
※コロナウイルス感染症-19感染拡大防止のため社会的距離の確保の段階によっては、臨時休業・営業時間短縮・施設の一部閉鎖などが予想されます。最新の情報については予め各店舗・施設の公式ホームページ等でご確認頂きますようお願いします。



乙支路を巡る小さな旅の第一歩は、最寄りの地下鉄駅からスタート。乙支路界隈には清渓川にほど近い乙支路3街駅、乙支路4街駅、鐘路3街駅の各駅がありますので、そこを起点に歩き始めましょう。
乙支路界隈は興味をそそる観光スポットがいっぱいで、鉄工所通り、照明通り、ノガリ横丁といった専門店が軒を連ねる通りが数多くあります。通りを歩いていて気になるお店があったらちょっと覗いて寄り道してみてはいかがでしょうか。
More info


乙支路界隈には冷麺の有名店が数多くあり、中でもさっぱりとした味わいの冷たいスープが絶品の平壌冷麺がおすすすめ。また冷麺と一緒に味わっていただきたいのが肉料理。店舗によって違いはありますが、プルコギ、肉の塊を茹でて薄切りにした料理・スユクやピョニュク(片肉)などがあり、平壌冷麺と一緒に食べると最高です。
More info

旅先でひと息といえば芳醇な薫りのコーヒーとデザートは欠かせないもの。乙支路界隈にはカフェが至るところにあり、独特な雰囲気を醸し出す珈琲店も数多くあります。

その中でもコーヒー韓薬房は、長年地元の人のみならず遠くからやってくる人々にも人気の珈琲店で、ハンドドリップコーヒーが美味しいお店として知られています。



店の名前の「韓薬房(ハニャクパン)」という言葉の響きからも想像がつくように、年代物の螺鈿細工の家具や骨董品などがインテリアとして用いられ、独特なレトロ感を醸し出しています。



コーヒー韓薬房の向かい側にある恵民堂(ヘミンダン)は、ケーキや生チョコなどを扱うベーカリー。恵民堂がある場所は朝鮮時代、庶民のための養生所・恵民署(ヘミンソ)があった場所で店の屋号もここから由来しています。韓国の開化期を思わせるアンティークなインテリアが素晴らしい店内でゆっくり旅の疲れを癒してみてはいかがでしょうか。
More info

世運商店街は韓国初の住宅・商業複合施設として1968年に誕生し、最盛期には韓国国内で最も規模の大きい電気街として一世風靡したところです。世運商店街に隣接する形で南側には、清渓(チョンゲ)商店街や大林(テリム)商店街といった商店街もあるほか、近年ではソン・ジュンギ主演ドラマ『ヴィンチェンツォ』(2021年・tvN)やコン・ユ、キム・ゴウン主演ドラマ『トッケビ』(2016~2017年・ tvN)など数々の韓流ドラマに登場する場所としても知られています。


特に清渓商店街や大林商店街にはSNS上で人気のカフェ・書店・飲食店が多数あります。おすすめは往年の名画のポスターや書籍・グッズなどが販売されている「金枝玉葉」、レトロな雰囲気の珈琲店「ホランイ」です。
More info

乙支路の小さな旅の締めは個性的なワインバーやパブでゆっくり過ごすのはいかがでしょうか。


乙支路界隈のワインバーはひと昔前の雑居ビルの中にあることが多いですが、一歩足を踏み込めば別世界、それぞれ個性ある素晴らしいお店となっています。生ハム、チーズ、フルーツなどのつまみが美味しいワインバー・ LE TEMPLE、懐かしのLP盤が聴ける「LPバー」として有名な平均律やThe Edge、DJプレイで有名なeuljiokなどがおすすめです。



ビールがお好きな方には手ごろな料金でビールとスケトウダラの幼魚の干物・ノガリを楽しめる乙支路ノガリ横丁がおすすめ。いつもの夏ならば、裏通りいっぱいに並んだテーブルに座って真夏の夜、みんなでわいわいがやがや乾いたのどにビールをクイっと一杯と行きたいところですが、このコロナ禍が終息するまではぐっと我慢でお預けです。
More info
※上記の内容は2021年7月現在の情報です。今後変更されることがありますのでお出かけ前に必ずご確認ください。