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韓国の都市を旅するとき、クモの巣のように張り巡らされた様々な路線を運行している市内バスは、旅行者にとって心強い交通手段です。特に、地下鉄の通っていない場所まで行けるのが大きなメリットです。韓国の隅々まで旅してみたいなら、市内バスを利用してみましょう。目的地まで車窓から眺める風景も、市内バスの旅の小さな楽しみの一つです。
市内バスを利用する
市内バスの路線はバス停で確認できる他、地図アプリも役に立ちます。都市部には、リアルタイムで運行情報を確認できるデジタルバス停もたくさんあります。但し、中小都市の場合はバスの運行間隔が長い場合がよくあるため地図アプリで予めチェックすることをすすめします。
韓国のバスは、ほとんどが前のドアから乗車して運賃を支払い、後ろのドアから降りるタイプです。現金で払う場合はお釣りの問題があるため5千ウォン札や1万ウォン札の使用は控えたほうがよく、また交通カード(Tmoneyカードなど)でのみ支払い可能(現金での支払い不可)なバスもありますので交通カードは持っていたほうがよいでしょう。また交通カードを使えば運賃は少し割引され、他路線バスへの乗り換えも無料でできます。降車時には、降りるバス停に着く前に車内の降車ボタン(赤い色のボタン)を押して、降車したい旨を伝えます。ソウルの場合、公共交通機関の運行が終了した後の深夜時間帯に「深夜バス」も運行しています。深夜バスは路線番号に「N」が付いています。
Q1. 市内バスの無料乗り換えはどうやってできますか?
A : バスの無料乗り換えは、Tmoneyカードなどの交通カードを使った場合のみ可能です。現金で支払う場合は適用されません。乗車時に前のドア近くの端末に交通カードをタッチし、降車時にも後ろのドアの端末にタッチしてください。無料乗り換えは、バスからバスへの乗り換えはもちろん、バスから地下鉄への乗り換えにも適用されます。
乗り換えの例:A路線バス+B路線バス+C路線バス/A路線バス+地下鉄+B路線バス/地下鉄+A路線バス+B路線バス/A路線バス+B路線バス+地下鉄
Q2. 乗り換えはすべて無料ですか?
A: すべてが無料ではありません。降車時、端末にタッチしてから30分(7時~21時)、または1時間(21時~7時)以内に他路線のバスか地下鉄を利用する場合のみ無料で乗り換えできます。降車して再び同じ路線のバスに乗る場合は無料乗り換えが適用されません。無料乗り換えは計4回(5回の乗車)まで可能です。
最終更新日:2024年9月11日
韓国観光案内電話:+82-2-1330(日本語)