2023/12/05
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のどかな休息と余裕とヒーリング、ハイヒーリング・ワン
ハイヒーリング・ワン
住所:カンウォン道ヨンウォル郡サンドン邑ソムジゴルギル113 お問い合わせ:+82-33-370-7777 ホームページ:https://foresthealing.or.kr/ 平日・週末9:00~18:00(旧正月・秋夕休園)、電話で予約可 ウェルネスライフを追求する人々の間で口コミが広がり始めているハイヒーリング・ワンは、カンウォン(江原)道ヨンウォルの白頭大幹の山奥にあります。山並みは深く、どこを見回しても森と空しか見えません。ハイヒーリング・ワンの案内標示を辿って入っていくと、森の中に現れる美しい庭園の姿に驚かされます。 いつの間に、誰がこんな深い山奥に庭園を造ったのでしょうか。実はハイヒーリング・ワンは、カンウォンランドの傘下にある社会貢献財団「山林ヒーリング財団」が運営しており、2019年11月に開園しました。社会貢献を目的に設立されたため、これまでは支援が必要な人々や企業・団体、特殊分野の教員職務研修プログラムに主に利用されていただけで、一般的にはあまり知られていませんでした。多くの人が訪れそうな場所ですが、今の利用者に集中するために宣伝を行わなかったことも、余り知られていないもうひとつの理由です。しかし、2023年の9月からは一般を対象とするウェルネスプログラムが始まりました。 ハイヒーリング・ワンがヨンウォル郡サンドン(上東)邑にあるのには特別な理由があります。かつて、サンドン邑は炭鉱村として栄えていました。廃鉱となり、栄えていたかつての姿は消え、人々も次々と村を出ていきました。こうして荒廃してしまった地元をよみがえらせようとする志と、天然の森林資源を活用するという2つの目的が合致したわけです。地域住民を採用するのはもちろん、近隣で栽培された農産物や特産物で食事を用意し、利用者が近隣の飲食店や観光スポットにも立ち寄れるように積極的にPRしています。
人文学・芸術を結び付けたウェルネスプログラム
ハイヒーリング・ワンのウェルネスプログラムの特長は、「人文・芸術セラピー」にあります。すべてのプログラムは、人文学と芸術と結び付けて構成されています。例えば、森でハンモックに揺られて瞑想する際に、クラシック音楽を鑑賞します。このとき、音楽療法士が人生を旅に喩えるストーリーテリングを基に、曲を選んでかけてくれます。ほとんどの参加者が、ここでしか体験できないプログラムに、100%どころか200%も満足したと口を揃えるそうです。ある参加者は、自分の人生を振り返ることができて意義深かったという感想を寄せました。このように、ハイヒーリング・ワンでは瞑想やヨガを素材にして、人文学・芸術を融合させた一味違ったウェルネスプログラムを開催しています。 ハイヒーリング・ワンで行われているプログラムは、参加者によってカテゴリーが分かれています。第一に、行為依存症を予防するための社会貢献プログラム「スプロ(秀PRO)」があります。児童・青少年機関をはじめ、支援を必要とする家庭が1泊2日滞在しながら、教育を受け、宿泊・食事が提供されます。開園以来、今まで8,000人以上が参加しています。第二に、「ウェルネスプログラム」があります。これは、企業や団体を対象に行われるカスタムプログラムです。ストレス解消、心身の安定、暮らしの満足度の向上などに焦点を合わせた、ハイヒーリング・ワンのオリジナル・ウェルネスプログラムが体験できます。そして最後に、全国の小中高校教員を対象とするヒーリング研修プログラムがあります。 これに加え、2023年9月からはカテゴリーがもう一つ増えます。一般を対象とするウェルネスプログラムで、日帰りと1泊2日の2つのプログラムがあります。日帰りプログラムは、お昼ごろからピクニックバスケットを受け取って森の中へ旅に出ます。インストラクターの案内に従ってハンモックで十分ゆっくり休んだら、森の中でピクニックを楽しみます。その後に園内のカフェ・バンディで、ティータイムのひとときを過ごします。1泊するプログラムも、スケジュールに余裕があります。午後遅くから始まり、あちこち散策した後に夕食をいただき、身体をリラックスさせるプログラムを一つ体験します。緊張が解けた状態でぐっすり眠ったら、翌日朝食をいただいて終了というゆったりしたスケジュールになっています。森の中でゆっくりしたいという人には、この上ないプログラムです。プログラムによる収益は社会貢献事業に使われます。
ターシャ・テューダーの庭園の中へ
ハイヒーリング・ワンの第一印象は、美しい庭園です。まるで、アメリカを代表する絵本作家ターシャ・テューダーの庭園にやって来たかのような錯覚を覚えるほどです。6万坪以上の広さの手入れされた庭園とモダンな建物がありますが、これがハイヒーリング・ワンのすべてではありません。渓流のせせらぎを聴きながら歩くことのできる散策路が、自然がそのまま残る6万坪以上の広さの森の中にあります。この素敵な場所は、プログラムに参加しなくても誰でも立ち寄ってひと休みできます。入口から入るとすぐに目に飛び込んでくる中庭を抱きかかえているような半円形の建物が「チャジャグォン」で、その2階に「ブックカフェ・バンディ」があります。一面がガラス張りになっていて、天気が良い日には窓をすべて開け放し、デッキまで広く開放しています。窓際の席に座って風景を眺めたり、読書をしながら心の糧を得たりするのにいい空間です。ヨンウォル産の農産物を使ったお茶やコーヒーを、リーズナブルにいただけます。 カフェを出て散歩を楽しみたいなら、右手にあるソムジ池に行ってみてください。韓半島の地形を模して造られた生態公園を一周することができます。もっと森を楽しみたいなら、上の方へと登ってみましょう。森林教育場である紅葉園のそばに、オウルリムの森への入口があります。オウルリムの森は、澄んだ水を誇るソムジ川に沿って造られていて、一本道になっているので道に迷う心配がありません。渓谷を辿って登っていくと、苔園から始まり、カラコギカエデ群生地、昆虫ホテル村、オオサンザシ群生地、火田民跡、松の木の森、ハンモック場、ソリョン滝を順番に見ることができます。
NOTE
37のプログラムをモジュール化し、利用者の好みに合わせてカスタマイズ可能 挑戦ヒーリングベル、カーボンニュートラルの第一歩、オウルリムハンモックセラピー、フォレストクラシック、ヒーリングツールセラピー、トレッキングなど、ハイヒーリング・ワンには計37のプログラムが用意されています。色々なプログラムがありますが、どうやって利用したらいいのか悩む必要はありません。カウンセリングをしながら、参加者の好みや日程・季節・目的に合わせてプログラムをモジュール化して組むことができます。そのため、利用前のカウンセリングは必須です。 2023年9月から始まった一般対象プログラムの場合、毎週木・金曜日のみ開催されます。季節ごとにウェルネスプログラムの詳細が変わるので、詳しくはホームページをご確認ください。ホームページやNAVERなどから予約できるようになる予定です。
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#PR動画
▶ 財団広報動画 https://youtu.be/uxA0PVmBvXY
▶ 財団の設立趣旨、施設・オウルリムの森の紹介動画 https://youtu.be/sW6r5MnfRYg