2022/09/01
196
0
0
ますます蒸し暑くなる8月。
観光地がどこも避暑客でにぎわうこの時期は、
年配の親御さんと一緒に行く旅行先を見つけるのも簡単ではない。
人波であふれる密な場所は再び感染者が増えている新型コロナウイルスに感染するかと心配だし、
アウトドア活動中心の観光スポットは年配の親御さんには暑くて大変ではないかと思われるからだ。
誰もが都会を離れて自然に目を向けている今、逆にクーラーが効いて涼しく多彩な楽しみがある街中で、
親御さんと一緒に快適なホテル滞在を楽しむのはどうだろう。
誰もが楽しい旅の思い出を作ることのできる開かれた観光地、水原がこの夏の避暑地におすすめだ。
便利で快適なホテル
水原の名品宿、VELLA SUITEホテル
VELLA SUITEホテルの第一印象で思い浮かんだ単語は「便利」だ。
地下鉄盆唐線スウォンシチョン(水原市庁)駅から徒歩2分のところにあり、
公共交通機関でのアクセスもいい。
また車で訪れても、駐車場はもちろんバレーパーキングサービスも提供しているので、
ロビーに足を踏み入れる前から快適な出迎えを受けることができる印象だからだ。
障がい者専用駐車スペースも完備しており、身体の不自由な家族と一緒に訪れても安心。
ダークグレーのホテルの建物は水原市内が見下ろせるほど高いビルで、
客室の窓から見えるシティビューが楽しみだ。
高い天井による開放感と落ち着いた照明、そして案内スタッフの親切なもてなしのおかげで、
足を踏み入れた瞬間から心地よさを感じるロビー。
あちこちに韓国観光品質認証のプレートとロゴが掲げられていて、ホテルへの信頼度も高まる。
また、チェックイン以外にも簡単な仕事ができるパソコンとプリンターがロビーに完備されているので、
働く人のワーケーション向け宿にもぴったりだ。
お母さんと娘の安心の旅
女性専用客室、ツインルーム
お母さんと娘さんの二人で旅行を計画しているなら、女性専用客室を選ぶのも一つの手だ。
廊下からお部屋の中まで心地よいピンクトーンでまとめられ、ほのかなアロマの香りがどこにも漂い、
ディテールまで気を配っている宿だという印象を受ける。
部屋の中は効率的にまとめられている。
小型冷蔵庫、余裕のあるクローゼット、化粧台があり、暑さで疲れたお肌をケアするためのシートマスクや、
外出の準備がさっとできるヘアアイロンも完備している。
バスルームもアメニティやタオルがしっかり準備されていて、滞在中不便に感じることはない。
ホテル2階は全体がレストランになっており、
ここでの朝食はホテルのスタッフもおすすめするほどおいしいことで有名。
ヨーロッパの雰囲気漂うインテリアの店内は、食事に品格を添えてくれるように感じた。
2階の一角には簡単なゲームができるコーナーと、
ビジネスミーティングができる予約制の会議室も用意されている。
水原で中国旅行の感性を味わう
中国式庭園「粤華苑」
VELLA SUITEホテルから徒歩7分ほどのところにある粤華苑は、
水原旅行で立ち寄るのにいい散策スポット。
エキゾチックな雰囲気が魅力のここは、
2006年に中国の広東省と京畿道が友好交流協力関係を結んだことに合わせ、
元々あった孝園公園の一部が中国式庭園に整備されたものである。
いくつもある石門の向こうに見える庭園の風景は、
まるで額に入った絵の中に入っていくような印象を受ける。
夏を迎えてすっかりみどりに染まった庭園の景色は、夏だからこそより美しく感じた。
また、ほぼ平坦で坂道のない小さな公園なので、年配の方もたくさん訪れる散歩コースにもなっている。
座って休むことのできる日陰になったスペースもあちこちにあるので、
暑い日でも誰でも安心して訪問できる。
みんなの文化遺産、
開かれた観光スポット、水原華城
水原を代表する観光スポットの水原華城。
朝鮮の正祖王の時代に建てられた水原華城は、数度の自然災害と韓国戦争によって破壊されたが、
1970年代から大々的な復元工事が行われ、
ユネスコ世界文化遺産に登録された世界的な文化遺産となっている。
水原華城の主な観光スポットである錬武台、長安門、
行宮はそれぞれ韓国観光公社が選んだ「開かれた観光地」でもあるので、
障がい者や高齢者の方もバリアフリーで旅行を楽しめるよう快適に管理されている。
夏を迎えてみどりに染まった華城周辺の城壁の道は、
傾斜も緩やかなので高齢者の方と一緒に散策するにもぴったりだ。
錬武台では弓道体験ができ、長安門周辺の城郭道からは風情ある市街地の風景が眺められ、
行宮では静かで落ち着いた雰囲気の王宮散歩ができるなど、スポットごとに色々な楽しみ方ができる。
池を囲んで庭園が造られている訪花随柳亭や、水原市内の夜景を空から見下ろす熱気球体験など、
あちこちに楽しみがあるので訪れる前にコースをチェックしておこう。
強固な砦のような華城の、建築のディテールを見つけて巡りながらゆっくりと旅を楽しむのもいい。
水原華城の建物をよく見ると、屋根の軒先に立っている雑像が目につく。
真っ青に澄んだ夏の空をバックに孤高な美しさを漂わせているこれらの雑像は、
韓国語では慣用句にもなっている「オチョグニ」という名を持っている。
鬼が王宮に入らないように入口を守る守り神の役割をする「オチョグニ」の雑像は、
『西遊記』に登場する三蔵法師、孫悟空、猪八戒、沙悟浄が一列に並んだ姿をしていて、
その後ろにも不吉な運を防ぐとされる象徴が並ぶ。
王宮の道をゆっくり歩きながら『西遊記』の登場人物が厄除けをしてくれる想像をしたり、
いつまでも幸せいっぱいに暮らせるように家族と祈りをささげるのはどうだろう。
おいしい街、水原
チキン通りと行宮洞カフェ通り
暑い中をたくさん歩くとすぐに疲れてしまうもの。
おしゃれなカフェに立ち寄ってお茶をしたり、ボリュームたっぷりの食事で栄養補給をしよう。
「ヘンリダンキル」とも呼ばれ、最近若者の間で人気を集めている行宮洞一帯は、
韓屋をリフォームしたレストランやカフェが路地ごとに立ち並び、コーヒーの香りが漂う新しい名所。
人気ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』に出てくるキンパプのお店もこの通りにあり、
前よりも訪れる人がぐっと増えている。
特製ダレをからめたカルビチキンなど、
種類も様々なチキンを扱うお店が集まるチキン通りもぜひ行きたい。
観光客はもちろん地元の人もよく訪れるお店が集まっているので、
チキン通りは平日でもいつも賑わっている。
甘みのあるカルビ味のタレが苦手なら、
クラシックな昔ながらの味のフライドチキンとヤンニョムチキンを半分ずつ頼んでみよう。
薄くてカリッとした衣としっとりした鶏肉がマッチして、
定番だけどいつ食べてもおいしい味が口の中に広がる。