直接体験してみる韓国料理
韓国の食文化をもっと深く理解したいなら
韓国の食文化をもっと深く知りたいなら、韓国料理を直接作ることができる体験アクティビティがおすすめ。キムチ作りや精進料理など、韓国人だけでなく外国人も対象にした様々な体験プログラムが用意されている。これから紹介するスポットを訪問して、料理に込められた韓国の情緒と楽しい話に触れてみよう。
楽しいキムチ作り体験
ミュージアムキムチ間(カン)
キムチは韓国を代表する食べ物であり、韓国人のソウルフードである。キムチは現在、世界中の人々の味覚を魅了し、健康食として定着している。1986年、ソウルにオープンしたキムチ博物館(現在のミュージアムキムチ間)を翌年に韓国の食品製造企業であるプルムウォンが買収し、現在まで運営している。キムジャン文化は2013年にユネスコ無形文化遺産に指定されてその価値を認められ、2015年には「ミュージアムキムチ間」がCNN世界食の博物館11選に選ばれた。ミュージアムキムチ間では、キムチについて学び、自分で作ってみながらキムチの歴史を知り、キムチと関連した文化を体験することができる。
ミュージアムキムチ間は、4階から6階までの3つのフロアから成り立っている。4階にインフォメーションデスクがあり観覧料を払って「キムチマダン」に入ると、キムチの歴史と発酵の科学についての説明が展示されており、韓国の昔の台所を再現した空間も見学することができる。「キムジャンプレイテーブル」では、キムチ関連のゲームを楽しむことができ、「ミュージアムショップ」ではポスター、キムチマグネットなどのさまざまなグッズやキムチを購入することができる。
5階では、地域ごとのキムチ漬けの映像を上映する「キムチ勉強部屋」と、季節の食材を活用したさまざまなキムチをペーパーアートで表現した「キムチの世界」、韓国のキムチと世界の漬物が実物で展示されている「キムチウム」を観覧できる。キムチウムに展示されている漬物の名前の横にあるQRコードを読み取ると、作り方と材料を韓国語と英語で確認することができる。
6階の「ユネスコ無形文化遺産献呈部屋」には、キムジャン文化や風景、キムチアーカイブが展示されており、「キムジャンマル」では予約制でキムチクッキングクラスが行われる。そのほかに、韓国のキムチを味わえる部屋もあるため、隅々までゆっくり見学してみよう。英語のドーセントはいないが、団体観覧の場合は韓国語で展示についての説明を聞くことができ、同行の通訳が英語の通訳を提供する。個人予約の場合、オーディオガイド(韓国語、英語)アプリを携帯電話にダウンロードして無料で利用できる。
ミュージアムキムチ間には、外国人のためのキムチ作り体験プログラム「Kimchi!Basic」と「Kimchi!Master」が用意されている。水曜日・木曜日・金曜日に体験できるこのプログラムは、参加の申し込みがあれば開催されるため、体験したい場合はあらかじめ連絡して確認する必要がある。
Kimchi! Basic | Kimchi! Master | |
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開催日時 | 水曜日~金曜日 / 10:20~11:20、 14:20~15:20 |
水曜日~金曜日 / 10:20~11:50、 14:10~15:40 |
プログラム内容 |
3~5月:キムチ作り +キムチ料理1品試食 6~11月:カクトゥギ作り +キムチ料理1品試食 12月:キムチ作り +キムチ料理1品試食 |
3~5月:キムチ+季節のキムチ (1種類)作り+キムチ料理1品試食 6~11月:カクトゥギ+季節のキムチ (1種類)作り+キムチ料理1品試食 12月:キムチ+季節のキムチ (1種類)作り+キムチ料理1品試食 |
授業言語 | 英語 | |
授業人数 | 最小4人~最大24人 | |
料金 | 35,000ウォン / 1人(入場料込み) | 45,000ウォン / 1人(入場料込み) |
確認事項 | 1) 予約必須情報:希望する体験プログラム名、日時、参加人数、アレルギー有無、メールアドレス、韓国内での連絡先 2) 予約キャンセルと人数変更の期限:体験日の6日前まで(その後は予約人数変更不可) 3) 最小予約人数は4人からで、4人未満の予約では開催されません。(別途案内) 4) 体験後、キムチ持ち帰り用の容器提供 | |
予約方法 | 1) メール([email protected])での予約お問い合わせ 2) 日程調節後に予約確定 3) 体験日の10日前に送信される予約リマインドメールに期限内に返信必須(返信がない場合、自動キャンセル処理) |