鬱々とした気分をスッキリ解消
ストレスを吹き飛ばす辛い料理
最近、韓国の若者は辛さにハマっている。落ち込んだり、嫌なことがあった時、口の中がヒリヒリするほど辛い料理を食べると汗が出るが、そうやってストレスを発散するのが一つのトレンドとなっている。 カプサイシンなどによる刺すような辛さは交感神経を高め、アドレナリンやエンドルフィンの分泌を促進すると言われている。辛いものを食べるとストレスが解消されるという話には、ちゃんと科学的根拠があるのだ。 涙と鼻水が出るほどの辛さでなければならないという韓国の若者に倣って、おすすめの辛さに挑戦してみよう。
生粋の辛い料理
辛いもの好きの韓国人に長く親しまれてきた、生粋の辛い料理を紹介しよう。長い間、韓国の辛い料理を代表してきたテナガダコ炒めと鶏肉の炒め煮は、単に辛いだけでなく、辛さと甘さが同時に感じられる料理だ。いわゆる「辛いけど惹かれる味」の魅力が堪能できる。
① 韓国を代表する辛い料理「テナガダコ炒め」
イタリア、ギリシャなどシーフード料理が発達している一部の国を除き、ヨーロッパではテナガタコやタコは「海の悪魔」といわれ、食べ物として考えられていない。 ところが、韓国でテナガタコは「食べたら倒れた牛も起き上がる」という言葉があるほど、滋養強壮効果があるとされている。実際、テナガタコには、タウリンが多く含まれているため、スタミナをつけるのに大変良い食材だ。
韓国人はテナガダコの寄せ鍋や生テナガダコのたたき、テナガダコスープ、テナガダコ炒めなど、様々な調理法を使ってテナガダコを好んで食べる。 ピリッと辛いテナガダコ炒めは、コチュジャンや砂糖などで作ったタレに、テナガダコ、ネギ、タマネギ、ニンジンなどの野菜を入れて炒めたもの。 テナガダコ炒めはお酒のおつまみとしても人気が高く、辛さを和らげる素麺や冷やし豆もやしスープを一緒に食べれば、辛いものが苦手な人でもその美味しさを楽しむことができる。 また、テナガダコ炒めを、ご飯、豆もやしのナムル、ごま油、海苔と一緒に混ぜると、香ばしいテナガダコビビンバになる。