白身魚の真鱈が入ったすましスープ。韓国語で「ポルテギタン」といい、ポルテギは頬を意味する慶尚道地域の方言。真鱈は他の魚に比べて口も頭も大きい。頭が大きい分、頬に付いている肉も多いので、頬肉の蒸し物や頬肉のスープといった料理が作られた。真鱈は身の部分だけでなく頭も入っているのでスープがよりさっぱりした味になる。豆もやし、生のセリ、ニンニクと激辛唐辛子を入れてさっぱり辛い味もある。淡白でもっちりした真鱈の身やシャキシャキした豆もやし、香りの良いセリはすべてからし醤油につけて食べる。飲みすぎた日の翌日に食べる二日酔い解消メニューとして人気がある。
全羅南道羅州 / 年中 / 真鱈
真鱈、豆もやし、大根、セリ、潰しニンニク、粉唐辛子