• 名匠から学ぶ韓国の伝統的な味や趣

        • 2024/09/24

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        • 陶磁器体験

        • 伝統工芸体験





  • ソウル・鐘路区で韓服体験を楽しむ観光客(写真提供:唐草紋)

    その国の歴史を学び、伝統を体験する観光が人気を集めています。韓国の伝統を体験したいと思う観光客が増加し続ける中、外国人観光客を対象に伝統体験プログラムを運営するところが全国各地に誕生しています。中でも、ある分野で優れた技と長い伝統を誇り、「百年小工人」に選ばれた4人の名匠から韓国の伝統的な味や趣を学び、体験できる場所があります。名匠たちが実際に作業している空間で行われる体験プログラムで名匠になった気分を味わってみましょう。

    唐草紋(タンチョムン)

    自分の手で作る伝統的なアクセサリー、裁縫体験

    • 国家無形遺産・針線匠履修者のキム・インジャ名匠
    • セクトンメガネケースの裁縫を体験中の観光客
    裁縫体験の見本のミニポソン
    • 裁縫体験の見本の針刺しとしおり
    • 婚礼服を着た観光客

    位置 | ソウル地下鉄3号線・アングク駅から車で5分

    紹介 | 唐草紋は、キム・インジャ韓服名匠が運営する工房です。40年以上にわたり韓服を作り続けてきたキム・インジャさんは、古文書をもとに朝鮮時代の韓服や装身具を再現し、そこに現代感覚でアレンジを加えています。海外で韓服展示会を開いた際、韓服に魅了された外国人を見て誇りを持つようになり、様々な体験プログラムを運営することで、韓服と韓国の伝統文化の美しさを多くの人に伝えています。

    体験プログラム |裁縫体験には、セクトンメガネケースとチュモニ(袋)2種(クィジュモニ、トゥルジュモニ)、針刺しとしおり、綿の手ぬぐい、ミニポソン作りがあります。体験は平均2時間で、初心者でも気軽に体験できます。完成品は日常生活での活用度が高いものばかりで、特にチュモニ(袋)やミニポソンは、バッグの飾りや香袋としても活用できます。外国人に最も人気のある体験プログラムは、韓服体験です。着る順番や方法を学び、実際に着て韓国の伝統文化を体験することができます。韓服を着たら、自然に囲まれた唐草紋の庭園で記念写真を撮ることもお忘れなく。

    住所:ソウル特別市チョンノ区サムチョンロ9ギル65-6(서울특별시 종로구 삼청로9길 65-6)
    運営時間:月曜日~土曜日9:30~18:30/日曜日定休
    ホームページ、Instagram:https://blog.naver.com/dangchomoon
    https://www.instagram.com/dangchomoon/

    鳳岡窯(ポンガンヨ)

    心を込めて焼き上げた韓国の美、陶芸体験

    • 電動ロクロで磁器を作っているチン・ジョンウク名匠
    • 陶磁器が焼かれる窯の様子
    • 手びねりを体験中の観光客
    • 手びねりを体験中の観光客

    位置 | 全州韓屋村から車で25分

    紹介 | 鳳岡窯は、チン・ジョンウク名匠が自分の仕事場だった空間を、陶芸の素晴らしさを広めるために陶芸複合文化空間としてリノベーションした施設です。陶芸の文化と歴史、自然が共存する深山にあり、忙しい現代社会から離れて土に触れながら心を癒す時間を過ごすことができます。展示館では、コーヒーやお茶を飲みながら、鳳岡窯を代表する技法の印花技法や現代絵画のイメージを利用して作られた代表的な作品を鑑賞することができます。

    体験プログラム | お皿やアクセサリーなどを自分で作る手びねり体験が行われています。手びねりは陶芸の最も基礎的な技法で、創造性を発揮しながら世界に一つしかない自分だけの陶器を作ることができます。電動ロクロを使って決まった形のカップやお皿、花瓶などを作るロクロ体験もあります。初心者には少し難しく感じるかもしれませんが、ロクロの原理を学び、名匠の実演を見て簡単に完成させることができます。陶器を焼くのに時間がかかるため、旅行期間が短い外国人観光客向けに海外配送にも対応しています。当日持ち帰りたい場合は、陶器への絵付け体験がおすすめです。

    Tip | InstagramのDMやSMS(+82-10-9437-9874)で予約を受け付けています。

    住所:チョンブク特別自治道ワンジュ郡ソヤン面ウィボンギル75-14(전북특별자치도 완주군 소양면 위봉길 75-14)
    運営時間:月曜日~日曜日10:00~18:00
    Instagram:https://www.instagram.com/bonggangyo

    許氏絹織物(ホシビダンジンムル)

    素朴な中にも優雅さがある古典的な美しさ、絹の機織り体験

    • 絹の機織り体験の前にホ・ホ名匠の実演を見学
    • 慶尚北道における繊維加工の最高匠ホ・ホ名匠
    • 昔ながらの織機で絹を織る観光客
    • 紬を柿渋で染めてスカーフを作る柿渋染め体験

    位置 | 尚州総合バスターミナルから車で約20分、または慶北線・ハムチャン駅から徒歩10分。

    紹介 | 米、繭、干し柿で有名な慶尚北道尚州市。許氏絹織物は、尚州で家業を受け継ぐ5代目のホ・ホ名匠が伝統的な生地である絹織物を生産しています。天然繊維を求める人が増える中、死装束や新生児の肌着のほか、スカーフ、バッグなどの実用的な製品も開発しました。特許を取得した柿渋染め技法で生まれたスカーフや布地は、許氏絹織物ならではの価値を発揮しています。

    体験プログラム |展示の観覧と体験がバランスよく組み合わさっており、養蚕用桑の栽培から絹織物が出来上がるまでの過程を見て体験することができます。蚕の餌である桑の畑を散策し、蚕を飼育する蚕室で養蚕文化を観覧することもできます。昔ながらの織機で絹を織る機織り体験の後は、電気を利用した近代的な生産施設の見学が続きます。ここの特許技術である柿渋染め技法によるシルクスカーフの柿渋染め体験は大人気です。自分で作ったシルクスカーフは持ち帰ることができます。体験プログラムは、桑の木から摘んだ桑の葉のお茶を飲みながら、ホ・ホ名匠の絹織物にかけた人生についてお話を聞いて締めくくられます。

    Tip | 体験プログラムは電話予約(+82-10-3811-3730)が必要で、外国人の場合は電子メール([email protected])でも受け付けています。

    住所:キョンサンブク道サンジュ市ハムチャン邑オプンロ19(경상북도 상주시 함창읍 어풍로 19)
    運営時間:月曜日~金曜日7:30~18:00/土曜日7:30~13:00/日曜日定休
    ホームページ www.함창명주.kr

    大岡醸造場(テガンヤンジョジャン)

    丹陽の大自然から生まれた伝統酒、マッコリづくり体験

    • 1918年からの蔵元を受け継ぐ4代目杜氏チョ・ジェグさん
    • 甕壺で発酵させた麹でお酒を造る様子
    • 出来立てのマッコリを試飲
    • 韓国の伝統酒づくりを体験するために大岡醸造場を訪れた団体客

    位置 | KTXタニャン駅から車で10分

    紹介 | 大岡醸造場は、長い間、伝統的な方法でマッコリを造ることにこだわっています。大岡醸造場では、米麹を使用するほとんどの醸造所とは異なり、小麦を使って酒を造ります。伝統的な製法では小麦を原料とすることが多いからです。ここで造られた小白山マッコリは、青瓦台に納品されることもあり、「大統領マッコリ」と呼ばれることもあります。

    体験プログラム | 家業を受け継ぐ4代目のチョ・ジェグさんの体験プログラムは以下の通りです。まずは韓国の伝統酒と大岡醸造場についての理論講義から始まり、3~4人1組で忠清北道の新米と小白山の天然水、松葉、麹を用いて酒を造ります。こうして造られたマッコリの原液をふるいにかけて絞り、伝統酒づくり体験は終わります。その後、醸造所が提供する料理と一緒にマッコリを飲んだり、持ち帰ることもできます。試飲の際は、他の酒造所のマッコリと比較しながら飲むことができます。

    住所:チュンチョンブク道タニャン郡テガン面テガンロ60(충청북도 단양군 대강면 대강로 60)
    運営時間: 月曜日~日曜日10:00~22:00
    ホームページ:http://www.krwine.com/

    • ☞ あなたの頼りになる韓国観光コンシェルジュ・韓国観光通訳案内1330+82-2-1330(日本語・韓国語・英語・中国語・ロシア語・ベトナム語・タイ語・マレー/インドネシア語)※この他有人ライブチャットでもお問合せ可能です。

    ※上記の内容は2024年8月現在の情報です。今後変更されることがありますのでお出かけ前に必ずご確認ください。

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