2021/01/27
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韓国でも山間部が多く占める江原(カンウォン)特別自治道は、他の地方では味わえないとびっきりの韓国の冬が感じられるエリア。記憶にもまだ新しい2018平昌冬季オリンピックが開催された地として一躍有名になった江原特別自治道ですが、それだけではありません。 冬の冷たい風が頬をなで、その寒さの中で体験した人だけが実感する冬の醍醐味がいっぱいのエリア、そう、ここ江原特別自治道です。
江原特別自治道の冬といえば、まず最初に思い浮かぶのが、「冬の王国」を彷彿とさせる白一色の雪景色。雪が単に積もっているだけではなく、いままで出会ったことがない素晴らし絶景が数多いのも江原特別自治道の魅力です。 雪景色をはじめ、冷たい北風を一身に受けながら聳える山々、そして冷たい海風が吹きすさぶ海原は、何か高尚かつ優雅な風情さえも感じることができます。
今回は本格的な冬に突入した韓国の、その中でも韓国の冬のすばらしさをより感じられる江原特別自治道の冬の観光スポットを一挙にご紹介します。
※2021年1月現在、コロナウイルス感染症-19(COVID-19)感染拡大防止のため、今回ご紹介する観光地の一部が臨時休業あるいは営業時間短縮となる場合があります。お出かけの際には公式ホームページ等で予めご確認頂きますようお願いいたします。


冬季オリンピック開催直前の2017年12月22日に開通した韓国の高速鉄道・KTX江陵(カンヌン)線が乗り入れるKORAIL江陵駅。
このKTX江陵線(開通当時はKTX京江線。正式路線名はKORAIL京江=キョンガン=線)の開通により、ソウル・江陵間はおよそ1時間40分で結ばれ、 中央線・嶺東線経由の在来線急行・ムグンファ(無窮花)号で6時間以上もかかっていた所要時間が劇的に短縮されました。
江陵駅2番出口そばにはレンタカーカウンターがあり、 江陵駅からレンタカーの利用も可能です。
※コロナウイルス感染症-19感染拡大防止のため、2021年1月末まで外国人観光タクシーの営業を一時中断しています。今後の再開時期などにつきましては下記の問合せ電話番号までお掛けの上、ご確認ください。
江陵駅観光案内所では2019年4月から「外国人観光タクシー(Gangneung Tourist taxi)」のサービスを実施しています。このサービスは江陵市内を旅行する外国人の方を対象に実施しているもので、行きたい場所へタクシーでご案内するサービスです。料金はタクシーの乗車可能定員4人までご利用になる人数に関係なく、3時間で2万ウォンとなっており、3時間を超えると1時間ごとに1万ウォンの追加料金が発生します。
ご利用の際には、江陵駅駅舎内にある観光案内所で外国人観光タクシーを利用したい旨お申し出いただき、パスポートを提示頂いた上で申込書(日本語・英語・中国語あり)をご記入ください。申込書にはお名前や目的地など必要事項をご記入いただきます。外国人観光タクシーについての詳しいお問い合わせは+82-33-640-4534, 4538(日本語・韓国語・英語・中国語)で可能です。
※江陵駅観光案内所でお申し込みの本サービスは江陵市内のみが対象となります。江陵市内を出発し、市外へはこのサービスはご利用になれません。
外国人専用江原道観光タクシー日本語ページ:https://jp.gangwontaxi.com(韓国語・英語・中国語ページもあり・江陵市のほか春川市・束草市・襄陽郡でも実施)
Youtube 江原道 (カンウォンド)ツーリストタクシーの使い方 https://www.youtube.com/watch?v=XibhydxovIU (日本語)
Youtube 江原道ツーリストタクシー:江陵編 https://www.youtube.com/watch?v=i1_6Wq3uF1g (日本語)

江原特別自治道平昌(ピョンチャン)にあるKORAIL KTX江陵線(KORAIL京江線)のKTX専用駅で、2018平昌冬季オリンピック会場への玄関口、そしてこの地域の中心となる駅として開業しました。
KTX江陵線の列車にソウル駅から乗ると、清凉里(チョンニャンニ)、上鳳(サンボン=ソウル市中浪区)、楊平(ヤンピョン=京畿道楊平郡)、万鍾(マンジョン=江原特別自治道原州市)、横城(フェンソン=江原特別自治道横城郡)、屯内(トゥンネ=江原特別自治道横城郡)、平昌(江原特別自治道平昌郡)の各駅を経て、珍富(チンブ)(五台山=オデサン)駅に到着します(なお、停車駅は列車によって異なります)。
オリンピック開催に合わせて開業した珍富(五台山)駅周辺にはオリンピックの会場となった場所が数多くあります。また、大関嶺(テグァルリョン)羊牧場、五台山国立公園、月精寺(ウォルジョンサ)などの有名観光スポットも近くにあります。

KORAIL嶺東(ヨンドン)線・東海(トンへ)駅は1940年8月1日に北坪(プクピョン)駅として開業した駅で、1984年6月1日、現在の東海駅に改称しました。
この東海駅にはKTX江陵線の珍富駅~江陵駅間から分岐する形で乗り入れるKTXをはじめ、在来線経由のムグンファ(無窮花)号、ヌリロ号、観光列車のパダヨルチャ(海列車)が停車します。
駅周辺には 東海ノンゴルダムキル、墨湖港(ムッコハン)、 湫岩燭台岩(チュアム・チョッテパウィ)などの観光スポットがあります。


江原特別自治道麟蹄郡(インジェグン)にある 院垈里(ウォンデリ)白樺の森(ささめく白樺の森)は人里離れた場所にあるところ。
白樺の影すら感じられない、森へと続く山道に入ると、しばらく急な山道をひたすら登っていきます。車が通る道沿いにある白樺の森案内所から白樺の木が生い茂る森までは距離にしておよそ3.2キロメートルあまり。森へは自分の足で登っていくしか手段はありません。
特に冬は山道が雪などで凍結し大変滑りやすくなっているので、必ずアイゼンなどを着用し登っていくことになります。白樺の森案内所では森を訪れる人々の安全確保の一環で、木製のステッキを無料で貸し出しています。
案内所から山道をひたすら進み1時間あまり登っていくと「麟蹄・院垈里白樺名品の森」という看板が見えてきます。その看板の向こうには、この世のものとは思えない素晴らしい白樺の森の光景が広がっています。
樹皮が真っ白で、天にすっと伸びるようにまっすぐ立った白樺の木およそ41万本が森をなしている光景は圧巻です。特に雪が降る日には、純白の白樺の木と相まって、一面、白一色の美しい光景に包まれます。
幻想的な白樺の森には、木を組んで作った掘っ立て小屋もあり、訪れる人々の絶好のフォトゾーンになっています。また、森の中に木を組んでちょっとした展望台のようになっている建物「白樺の木の森の中の教室」もあり、その上からは冬の王国にその姿を変えた白樺の森を一望でき、おすすめのスポットとなっています。
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[VisitKorea] Gangwon-do - Wondae-ri Birch Tree Forest


江原特別自治道の東海(トンへ)の海は蒼く澄んだきれいな海で、そのきれいな海を求めて多くの観光客が四季を問わず訪れる場所。東海沿岸には観光客に人気の海辺が数多くあることでも有名ですが、今回ご紹介する江陵市にある江門(カンムン)海岸は意外と知られていない穴場的な存在の場所。 近年、マスコミやSNSを通じて知られるようになり、人気のスポットに成長しました。
江門海岸は他の有名な砂浜より規模が小さく、こじんまりとした海岸。江門海岸の砂浜の前に掲げられている「GANGMUN」と書かれたアルファベット表示の看板を横目に砂浜へと足を入ると、砂浜のあちらこちらにユニークなオブジェがあることに気づきます。特に江門海岸の砂浜や海原を背景にオブジェを生かして写真を撮れば、素晴らしい記念の写真のできあがり。
また、江門海岸と鏡浦(キョンポ)海水浴場とを結ぶ江門ソッテタリの橋もおすすめのスポットです。江門ソッテタリは江門海岸の北端にあるアーチ型の橋で、橋上の中程からは遠く東海の海原を眺めることができます。
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[VisitKorea] Gangwon-do - Gangmun Beach


江原特別自治道東海市にある、とある村。ここに辿り着くと、村のあちらこちらにこの場所へ向かう道と書かれた看板を見かけます。気の向くままに進んで行けば大丈夫。急な上り坂を一歩一歩足を進めて上っていくと、いつしか村の丘の中腹から東海の海原が姿を現してきます。そう、ここが東海ノンゴルダムキル。
東海ノンゴルダムキルは1941年開港した墨湖港(ムッコハン)の歴史と人々の暮らしが息づく感性ゆたかな村。路地のいたるところには地元のお年寄りやアーティストが参加して制作した壁画が描かれています。その壁画を横目に道を上っていくと、東海の海原を一望できるカフェ、ギャラリーなどが軒を連ねており、訪れる人々の人気の的となっています。ノンゴルダムキルで一枚の絵画のような東海の海原をバックに写真を撮ればSNS映えする写真間違えなし。
ここノンゴルダムキルはノンゴル1キル、ノンゴル2キル、ノンゴル3キルと三つに分かれていますが、ぐるっとすべて回ってみてもさほど疲れないほど。幼い頃、宝探しをしたかのように、ノンゴルダムキルの隅々まで探検してみると、時間が過ぎるのを忘れてしまうほどです。

東海ノンゴルダムキルのランドマーク・墨湖灯台は1963年6月8日竣工、初めてその明かりを灯しました。海抜93mの場所に建つ墨湖灯台は、東海市を臨む展望台の役目を果たすのと同時に、墨湖港を出入りする船舶の安全な航行に一役を担っている灯台です。
今年2021年上半期には墨湖灯台がある海洋文化空間にスカイウォークやユニークな体験施設もできる予定で、さらに多くの観光客が訪れる観光スポットとなることが見込まれています。
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[VisitKorea] Gangwon-do - Nongoldam-gil Street


江原特別自治道平昌郡大関嶺(テグァルリョン)の観光スポットといえば真っ先にここを挙げる人も多いでしょう。それは大関嶺羊牧場。
大関嶺の曲がりくねった道を進むと、大きな風力発電用の風車が次第にその姿を現します。さらにその風車の方へ進み、その勢いよく回る風車のブレードがほぼ真上に見えてきたら、大関嶺羊牧場に到着です。
風車の大きな鉄塔の横を通り過ぎると、「羊牧場に向かう道」と書かれた看板が見えてきます。この道をさらにもう少し進むと、目の前には雪で覆われた一面真っ白な雪景色が目に飛び込んできます。
チケット売り場からさらに先を進むと、広大な牧場を巡る二つの散策路の分かれ目となる二股があります。 散策路1と名付けられた道には木で作られた掘っ立て小屋の建物が道端にあり比較的短めのコース、またもう一つの散策路2は羊牧場をぐるっと回るさらに長いコースとなっています。冬のシーズンの大関嶺は江原特別自治道の高地にあることから風が強く気温も急激に下がるので、短めの散策路1をおすすめします。
大関嶺羊牧場に来た記念に思い出の写真を撮るなら、大関嶺羊牧場を代表するスポット・細い丸太を組んで作った小屋で雪原の風景をバックに記念撮影するのがおすすすめ。また、牧場ならではの体験として、羊への干し草餌やり体験もできますので、羊牧場を訪れたらぜひお楽しみください。
羊牧場の見学が終わったら、売店で凍えたカラダを温めるのもお忘れなく。温かいコーヒーやドリンク、そして記念品なども売店で販売しています。冷え切った体を暖かくあたためてくれる薪暖炉もありますので是非ご利用ください。
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[VisitKorea] Gangwon-do - Daegwallyeong Sheep Ranch


月精寺モミの森は、境内入口にある一柱門から月精寺の建物群がある場所まで続くおよそ1.9kmの美しい散策路です。
このモミの森は、千年もの間、月精寺や森の道を守りつづけ「千年の森」とも呼ばれています。
森の道を埋め尽くすように聳えるモミの木は、マツ科に属する常緑針葉樹の一つで、背高く育つのが特徴の木です。天を突くような高さを誇るモミの木は、夏には直射日光を遮り森の中は涼しく、森林浴に最適な場所で、また冬にはモミの木に雪が積もり、素晴らしい雪景色となります。モミの木は寒さに強い常緑針葉樹のため、寒い環境の中でも凛とした姿を見せ、趣あるモミの木の並木となります。
また月精寺モミの森には数多くの見どころもがあるのも魅力。モミの森の中程にある「倒れたモミの木(おじいさんのモミの木)」は 2006年10月23日の夜に倒れたモミの木で、倒木となってしまうまでのおよそ600年間、この森で生き抜いてきた最も樹齢の古いモミの木。今では倒れた当時そのままの姿でこの森に残っています。このほかにも 森の中にはアーティストが制作した自然を生かした設置芸術作品もあり、アート作品の鑑賞もできます。 運が良ければ、森の中を走り回るかわいいリスなど野生動物に遭遇することもありますので森に来たら目を凝らして観察してみましょう。
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[VisitKorea] Gangwon-do - Woljeongsa Fir Tree Forest

江陵駅についたら、まずここに足を運んでみましょう。それは草堂(チョダン)豆腐村。
「江陵グルメ1番地」とも称される草堂豆腐村は江陵の郷土料理・豆腐料理を提供するお店が軒を連ねるところです。現在、およそ20軒ほどの豆腐料理店があり、それぞれのお店ごとに豆腐を使った独自メニューがあるので「選んで食べる楽しみ」もあります。
草堂豆腐村の「草堂」とは 、ハングルによる韓国最古の小説「洪吉童(ホン・ギルドン)伝」の著者・許筠(ホ・ギュン)や朝鮮時代の女性詩人で許筠の姉である許蘭雪軒(ホ・ナンソロン)の父で、文臣・書芸家であった許曄(ホ・ヨプ)が、豆腐を作って食べたところ大変おいしくその豆腐に自らの号「草堂」を付け命名し「草堂豆腐」となったという逸話があります。


草堂(チョダン)豆腐が他の豆腐と違って特別なのは韓国産大豆を原材料に海水をにがりに使い作っていること。現在、草堂豆腐村は草堂豆腐を使い、お店ごとにさまざまな特徴ある豆腐料理を提供しており、おいしい豆腐料理を楽しむグルメ旅にもおすすめの場所です
中でも地元江陵の人々がイチオシなのがテナガダコ・ナクチを使ったナクチ・スンドゥブチョンゴル、テナガダコと豆腐の寄せ鍋。このナクチスンドゥブチョンゴルはピリ辛の味わいが絶妙なスンドゥブチゲにテナガダコを加え、出汁の効いたすっきりした味わいが特徴。
草堂豆腐村で食事をした後は同じ村にある豆腐を素材にしたデザートメニューで口直し。豆腐ジェラートやタルトなどが人気なので、スイーツがお好きなかたは草堂豆腐村の締めにどうぞ。
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[VisitKorea] Gangwon-do - Chodang Dubu Village
※上記の内容は2021年1月現在の情報です。今後変更されることがありますのでお出かけ前に必ずご確認ください。