2025/06/30
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そろそろ暦も7月。こちら韓国も本格的な夏を迎えると、様々なフェスティバルやお祭りが開催されます。いまでは夏の風物詩となった行事も多く、暑い夏の韓国を旅しながら楽しめるお祭りも数多くあります。
ロックフェスティバルのステージ前に置かれたフェンス近くで熱狂する観客、青々と茂る芝生の上でキンキンに冷えたビールとフライドチキンを頬張り「チメク」を楽しむ人々、全身泥だらけになってマッドマッサージを受け憩いのひと時を過ごす観光客。韓国ならではのフェスティバルやお祭りに足を運べば、これまでにない新たな体験ができ、きっとかけがえのない素晴らしい思い出となることでしょう。
今回は2025年の夏、韓国で行われるさまざまな夏のお祭り・夏フェスを特集してご紹介したいと思います。さあ、忘れえぬ夏のひと時を楽しみに、韓国の夏フェスへと旅立ちましょう!


大邱チメクフェスティバル会場とチメクを楽しむ人々(写真提供:社団法人韓国チメク産業協会)
韓国の人々が愛してやまないグルメで最高のマリアージュといえば、フライドチキンとビール・チメク!そのチメクが思う存分楽しめる夏フェスが大邱(テグ)で開催される大邱チメクフェスティバルです。
ここ大邱は韓国の「チメクの聖地」としても知られていますが、長年にわたり養鶏業が栄え、数々の鶏料理が生まれた土地でもあります。中でも、メキシカンチキン(MEXICAN CHICKEN)をはじめ、メキシカーナチキン(mexicana Chicken)、チョガッチプヤンニョムチキン、ホシギトゥマリチキン、タンタンチキンなど数多くの韓国のフライドチキンチェーンがここ大邱で誕生したことでも有名です。
なんといっても大邱チメクフェスティバルは青々とした芝生の上でさまざまなフライドチキンを味わえるのが大きな魅力。冷水に足をつけて「チメク」を楽しむ大邱チメクフェスティバルならではのパブがオープンするのをはじめ、人気歌手のステージなど趣向を凝らした様々な楽しいイベントも行われますので、この時期、韓国を訪れるご予定のある方は大邱まで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
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保寧マッドフェスティバルの様子(写真提供:保寧祝祭観光財団)
保寧の宝ともいうべぎマッド・泥。このマッドをテーマに毎年開催される体験型フェスティバルといえば、保寧マッドフェスティバル。毎年数多くの外国人観光客が訪れ、世界的にも有名な人気のお祭りです。
会場では様々なアトラクションや体験プログラムが行われ、保寧マッドフェスティバルならではの楽しいひと時をお過ごしいただけます。
会場はゾーン分けされており、青少年以上の大人向けに設けられた一般ゾーンには、大型マッド風呂・マッドスライドといった泥を全身にかぶりながら楽しめるアクティビティーが数多くあるほか、ご家族水入らずでお楽しみいただけるファミリーゾーンには体じゅう泥を塗って泥遊びが楽しめるコーナーもあり、老若男女一日中お楽しみいただけるお祭りとなっています。このほか、会場ではマッドセルフマッサージ・カラーマッドペインティングなど様々なマッド体験ができるプログラムも行われます。
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正南津長興水祭り(写真提供:長興郡庁)
韓国南西部・全羅南道(チョンラナムド)霊岩(ヨンアム)から発し長興(チャンフン)、そして康津(カンジン)へと流れる耽津江(タムジンガン)は、栄山江(ヨンサンガン)・蟾津江(ソムジンガン)とともに全羅南道の三大河川のひとつに数えられる大きな川。その耽津江が流れる町の中心部を流れる長興で行われる水をテーマにしたお祭りが、正南津(チョンナムジン)長興水祭りです。
毎年夏になると、長興郡中心部を流れる耽津江の河川敷や正南津ヒノキの森ウッドランドでは長興ダムから放流される澄んだ豊かな川の水を生かし、酷暑を吹き飛ばす涼しげなこのお祭りが行われています。
車両通行止めにした大通りで参加者がずぶ濡れになって水鉄砲を手に楽しむ『薩水大捷(サルスデチョプ)ストリートパレード』をはじめ、町の中心を流れる耽津江では水かけ遊びや水中綱引き・カヌーなど川の水で遊べる様々な体験プログラムが行われ毎年大人気で、みんなでワイワイ楽しめば真夏の暑さもいつしかどこかへ飛んで行ってしまうほどです。
また有名EDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)DJの音楽に乗って水を浴びながらダンスミュージックに興じるグローバルウォーターワールドも開催され、特にMZ世代の若者を中心に人気を博しています。
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仁川ペンタポート・ロックフェスティバル(写真提供:仁川広域市)
音楽でひとつになるロックフェスで韓国を代表するグローバルなフェスティバルといえば・仁川ペンタポート・ロックフェスティバル。
韓国をはじめ世界各国から有名ミュージシャンが大挙してここ仁川に集結、大型野外ステージで熱気にあふれるステージを繰り広げます。
特に今年はフェスティバル開始20周年という節目の年でもあり、例年以上に豪華なラインナップとなっており、いま世界で注目を集めているヒップホップミュージシャン・Little Simz(リトル・シムズ)をはじめ、韓国からはチャン・ギハ、Crying Nut(クラインナッツ=クライングナッツ)、紫雨林(ジャウリム)、LUCY、そして日本からは来年結成30周年を迎える4人組ロックバンドASIAN KUNG-FU GENERATION(アジアン・カンフー・ジェネレーション)などが出演、会場は熱狂のるつぼと化します。
また、スタンディングゾーンの後方にはピクニックゾーンを開設、テントを設営したりレジャーシートを敷いて野外でのロックフェスならではの雰囲気を楽しめます。
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江陵国家遺産夜行(旧・江陵文化遺産夜行)の様子 (写真提供:江陵文化院)
韓半島の東・東海(トンヘ)の海に接する街・江原(カンウォン)特別自治道江陵(カンヌン)で夜間に開催されるお祭りといえば江陵国家遺産夜行。
これまで「江陵文化財夜行」「江陵文化遺産夜行」として開催されてきたお祭りですが、今年から江陵国家遺産夜行と名称変更し開催されることとなりました。
国家指定文化遺産に登録されている江陵大都護府官衙をメイン会場に、このほか西部市場界隈などで夜の帳が下りた江陵で展示・公演・体験プログラムなどさまざまな行事をお楽しみ頂けます。
また『江陵大都護府使赴任行次(行幸)パレード』は朝鮮時代の官吏が江陵へと赴任する際、地元の人々が歓待する様子を再現したもので、古の時代の素晴らしい伝統を垣間見ることができる又とない機会です。
このほか数多くの光り輝くドローンが飛行し江陵の夜空を染めるドローンショーや江陵市民による韓服ファッションショーが行われるほか、数多くのフードトラックの出店や地元江陵のクラフトビールが味わえるクラフトビール通りなども設けられ、見どころ・グルメも満載のお祭りとなっています。
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江陵国家遺産夜行
※上記の内容は2025年6月現在の情報です。今後変更されることがありますのでお出かけ前に必ずご確認ください。