この夏の猛暑も終わり、日増しに涼しげな秋風が感じられるようになった韓国。気温が下がるにつれ、青々と茂っていた木々にもそろそろ色付きはじめる時期が近づいてきました。  
韓国の民間気象情報会社・WEATHER i（ウエザーアイ）によると、今年2023年の韓国の紅葉は10月1日（日）頃から江原（カンウォン）特別自治道の雪岳山 （ソラクサン）から色付きはじめ、紅葉前線が次第に南下、10月下旬から11月初旬にかけて全国的に紅葉の見頃となる見込みです。  
地域別を見ると、北漢山（プカンサン＝ソウル特別市・京畿道）は10月30日（月）頃、智異山（チリサン＝全羅北道・全羅南道・慶尚南道）は10月27日（日） 頃 、内蔵山（ネジャンサン＝全羅北道・全羅南道）は11月6日（月）頃 、漢拏山（ハルラサン＝済州特別自治道）は10月29日（日）頃に紅葉の見頃となる予想です。  
なお、各地域にある木々の全体の2割ほどが色付いた時期を「紅葉の色付始め」としており、また「紅葉の見頃」は全体の8割が色付いた時期を基準としています。  

ソウル市内で紅葉が楽しめるおすすめのスポットには、景福宮、ソウルの森、オリンピック公園、梅軒市民の森（旧・良才市民の森）などがあります。また、徳寿宮トルダムキルや成均館 明倫堂は黄色く色づくイチョウの木が特に美しいと評判の場所です。  
ソウル近郊にも数多くの紅葉の名所があり、京畿道（キョンギド）広州（クァンジュ）にある和談の森、江原特別自治道春川（チュンチョン）にある南怡島（ナミソム）、京畿道驪州（ヨジュ）にある康川島（カンチョンソム）遊園地【「韓国地図」で位置を確認】、京畿道加平（カピョン）にあるアチムゴヨ樹木園などが有名です。  
このほかの地方では、忠清北道（チュンチョンブクド）丹陽（タニャン）の宝発峠（ポバルチェ）【「韓国地図」で位置を確認】 、忠清北道堤川（チェチョン）の玉筍峰（オクスンボン）、江原特別自治道洪川（ホンチョン）の洪川銀杏の森、大田（テジョン）広域市の長泰山（チャンテサン）自然休養林、忠清南道（チュンチョンナムド）天安（チョナン）の独立記念館、全羅南道（チョンラナムド）長城（チャンソン）の白羊寺（ペギャンサ）、慶尚北道（キョンサンブクド）慶州（キョンジュ）の仏国寺（プルグクサ）などが紅葉の名所として有名で、これから10月から11月にかけての時期、韓国全国各地で美しい紅葉の風景を満喫できます。  

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ファインダーに収めたい韓国の美しい紅葉スポット12 

 

More Info 

2023年韓国の紅葉、10月下旬から11月初旬が見頃 

☞今年2023年・主な国立公園の紅葉の見ごろ時期予想： 
・雪岳山国立公園（外雪岳・内雪岳・南雪岳）（江原道麟蹄郡・高城郡・襄陽郡・束草市）：10月23日（月）頃 
・北漢山国立公園（ソウル特別市・京畿道）：10月30日（月）頃 
・雉岳山国立公園（江原道横城郡・原州市）：10月24日（火）頃 
・智異山国立公園（咸陽・智異山老姑壇・山清・河東・南原）（全羅北道・全羅南道・慶尚南道）：10月27日（金）頃 
・内蔵山国立公園（全羅北道・全羅南道）：11月6日（月）頃 
・無等山国立公園（光州広域市・全羅南道）：11月5日（日）頃 
・漢拏山国立公園（済州特別自治道）：10月29日（日）頃 

☞ 関連リンク：WEATHER i 公式ホームページ・プレスリリース「今年の紅葉色づき始めは平年より遅く　見頃も平年より遅く」（2023年9月7日・韓国語） 

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