海外からの渡航制限が大幅に緩和され、日本からは来年2024年までの「韓国訪問の年」の期間、観光目的でのビザなし入国ができるようになった韓国。久々に韓国を訪れる計画を立てている方も多いかと思いますが、いざ韓国に行こう！と思っても、どこに行こうか迷っている方も多いかと思います。
今回はそんな貴方におすすめする、たのしさいっぱいの韓国の観光スポットを一挙にご紹介したいと思います。K-カルチャーから、歴史、エンターテインメント、ファッションまで、短い韓国滞在期間でも楽しめるさまざまなスポットをピックアップ！さあ、楽しい韓国の旅へ出発です！

THEME01. K-CULTUREをおもいっきり楽しむ

01. ソウル「HiKR GROUND」は必見のコース！

K-POPファンなら、ぜひ立ち寄りたいのがソウルにある「HiKR GROUND」です。
多彩な体験ゾーンでは、韓流スターになった気分で写真を撮ることができます。特に「マイステージ」では、100種類以上の背景と特殊効果の中から好きなものを選んで、設置されているカメラで自分の動画を撮影して、USBに保存して持ち帰ることもできます。

02. Red Velvetスルギ＆アイリーン『Naughty』プロモーションビデオのロケ地 : 光明洞窟

推しのスターのプロモーションビデオのロケ地に実際に行ってみて、YouTubeのショート動画やInstagramのリールなどを撮影するのも特別な思い出になるはずです。世界中のたくさんのファンから人気を集めているBTSの『BUTTER』のアルバムジャケットが撮影された江陵（カンヌン）孟芳海岸から、『大吹打』のプロモーションビデオのロケ地である龍仁大長今パーク、Red Velvetスルギの『Uncover』のプロモーションビデオのロケ地となった安養芸術公園、Red Velvetスルギ＆アイリーンの『Naughty』のロケ地になった光明洞窟などを巡って、「聖地巡礼」の旅をしてみるのもいいかも知れません。

74年の時を経て一般開放された旧大統領府・青瓦台

韓国の歴代大統領が居を構え執務に当たっていた大統領府・青瓦台（チョンワデ）。
大韓民国の最高権力者が住むところだけあって厳重な警備に守られ一般の人々には長い間ベールに包まれていた場所でした。
大韓民国政府樹立とともに李承晩（イ・スンマン）大統領が初代大統領に就任した1948年から数えて実に74年後の2022年5月10日、尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領の就任と同時に大統領府は「龍山大統領室」とその名を変えソウル・龍山（ヨンサン）に移転、青瓦台は一般開放されました。
青瓦台には大統領が執務を行っていた本館、大統領一家が暮らした官邸（公邸）の建物の他にも、国の宝物に指定されている通称「美男仏」・慶州方形台座石造如来坐像や樹齢170年を超え2022年10月「青瓦台老巨樹群」のひとつとして国の天然記念物に登録が決定した韓国の盤松など他では見ることのできない素晴らしいスポットが数多くあります。

03. 新堂駅界隈のソウル中央市場で楽しむストリートフード

韓国の「ストリートフード」は、ぜひ食べたいものです。韓国にやってきたら、韓国の中高生に一番人気のストリートフードであるトッポッキに、ホットク、キンパプ、ホットドッグ（アメリカンドッグ）、タッコチ（焼き鳥）など、バラエティ豊かなストリートフードを伝統市場で味わってみてはいかがでしょうか。伝統市場は食べ歩きもできる、韓国のグルメを味わうのにぴったりのスポットです。

THEME02. K-HISTORYをおもいっきり楽しむ

01. 三国を統一した新羅の千年の都「慶州」

キョンジュ（慶州）はおよそ千年の間、新羅王朝の都だったところで、悠久の歴史を思う存分感じることができます。世界文化遺産シティツアーバスを利用すれば、武烈王陵、大陵苑、芬皇寺、石窟庵、仏国寺など、様々な遺跡を巡って韓国の歴史に触れることができます。また慶州は、夜景が美しい街としても有名です。東宮と月池、普門亭、月精橋は昼間でも美しい姿をしていますが、日が暮れて夜になるとその真価をさらに感じることができます。

02. 韓国の美をおもいっきり満喫したい方におすすめ！「全州韓屋村」

韓国の伝統をもっと深く感じたいなら、「全州韓屋村」で多彩な伝統を体験するのがおすすめです。全州韓屋村では伝統の韓国料理を味わうことができるのはもちろん、慶基殿や梧木台など20ヵ所以上の文化施設もご観覧頂けます。韓国の伝統衣装である韓服をレンタルして、韓屋村を巡りながら全州市街地の美しい伝統韓屋村を旅してみてください。

03. 世界と韓半島をめぐる近現代史に関心がある方におすすめ！「DMZセンセンヌリ」

世界と韓半島をめぐる近現代史において重要なターニングポイントになった韓国戦争（1950～1953年・休戦）。この戦争により現在世界唯一の分断国家となった韓半島を南北に分断するDMZ（非武装地帯）は、様々な意味を持つ場所です。DMZは南韓と北韓がお互いに兵力を配備しないことを約束した地帯で、そのため、長い間、手つかずの状態で生態系が守られ、自然の宝庫となっています。
ここDMZセンセンヌリを訪れると、最先端の技術を使ってDMZの魅力に身近でリアルに触れることができます。DMZに接する地域にある様々な観光スポットを訪れるのも、今までになく新鮮で冒険心あふれる体験となるはずです。

THEME03. K-ENTERTAINMENTをおもいっきり楽しむ

01. スポーツアクティビティーを楽しむなら「Smob河南」

次は韓国のティーンエージャーたちの遊び方をご紹介します。
「Smob河南 by スポーツモンスター」は様々なスポーツアクティビティーを屋内で楽しめるスポットで、トランポリン、ロッククライミング、バスケットボール、ラリーボールなどをプレイすることができます。
また韓国のティーンエージャーの間では最近、楽しく遊んだ今日一日の思い出の記念に「4コマ写真」を撮るのが流行っています。韓国の街中ではフォトグレイ、ハルフィルム、インセン4カットといった様々なフォトブースがあるので、街を歩いていて見つけたら、ぜひ立ち寄って思い出の一枚を撮ってみてはいかがでしょうか。

02. ゲームファンの聖地、「上岩コロセウム」

韓国はe-Sports大国としても有名です。大国だけあって世界の舞台ではFakerやDeftなど数多くの韓国出身プロゲーマーも活躍しています。こうしたプロゲーマーたちの歩みを振り返り、実際に試合を観戦できるスポットがあります。それが「サンアム（上岩）コロセウム」です！
上岩コロセウムでは、LOL、VALORANT、スタークラフト2などの多彩なゲームのプロゲーマーたちが実際に試合に挑む姿を観覧できるのはもちろん、e-Sportsに関する歴史も知ることができます。ゲーム好きな方なら、ぜひ立ち寄って頂きたい場所です。なお韓国でe-Sportsの試合を観戦したい方は、チケットリンクでチケットを事前予約する必要があるのでチェックをお忘れなく。

03. スピードが楽しめる「スカイラインリュージュ統営」

スピードとスリルを満喫したい方には 、韓国南東部キョンサンナムド（慶尚南道）トンヨン（統営）の「スカイラインリュージュ統営」がおすすめです。世界の6ヵ所でしか楽しめないリュージュは、特殊製作されたカートに乗ってスピードを楽しむことができるアクティビティーです。10～15km/hのスピードでコースを駆け下りるもので、実際に体験してみると、スカイラインリュージュのスローガン「once is never enough（一度だけでは物足りない）」という意味がしみじみよく分かります。

THEME04. K-FASHIONをおもいっきり楽しむ

01. K-ファッションのメッカ「東大門」

韓国は、世界が注目する新興ファッション大国です。韓国ファッションの中心であるトンデムン（東大門）でショッピングを楽しみ、最新のトレンドアイテムをゲットしてください。東大門には10ヵ所を超える多彩な大型ショッピングモールがあり、リーズナブルで質の高いファッションアイテムをご購入いただけます。
また、東大門の通りでは多彩なストリートフードも味わうことができます。ソーセージと細長い韓国の餅・カレトクが交互に串刺しになった「ソトックソトック」や「トッコチ（餅の串焼き）」といったストリートフードは、韓国の中高生にも人気ですので、ぜひ味わってみてください。

02. コスメを買うなら「Olive Young」

韓国の多彩なビューティコスメのショッピングなら、Olive Young（オリーブヤング）がおすすめです。
10代の中高生でも気軽に買える高品質のプチプラコスメを実際にテスティングして買うことができるお店です。カラーコスメならPERIPERA、スキンコスメならEspoir、基礎化粧品ならDr.Jart+などが有名です。
また、韓国ファッションとビューティに関心がある方なら、韓流スター行きつけの美容室やネイルサロンなどに行って、自分のスタイルに変化を取り入れてみるのはいかがでしょうか？
CHAHONG ROOMは韓国で一番有名なヘアデザイナー「Cha Hong」が手掛けるブランドで、韓国で流行りのスタイルを真っ先に体験できます。またネイルTam2naは、K-POPスター行きつけのネイルサロンとして有名なお店です。

※上記の内容は2023年8月現在の情報です。今後変更されることがありますのでお出かけ前に必ずご確認ください。