黒ごまを炒って粉末にし、蜂蜜を加えて練った後、臼でよく搗いてらくがんの型で模様をつけるお菓子。臼で搗くときに黒ごまから油がたっぷりにじみ出ると艶が出てきれいならくがんができる。昔の文献にも栗のらくがん、黒ごまのらくがん、澱粉のらくがんなどの作り方が載っている。らくがんは本来、素材の持ち味と蜂蜜や水飴の甘みが合わさって新しい味を生み出すのが特徴。色と形が美しいらくがんは、結婚式やお祝いの席に欠かせなかった韓菓。黒ごまのらくがんを口に入れると、黒ごまの香ばしさと蜂蜜の甘みが混ざり合いながらサッと溶ける。
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黒ごま、蜂蜜