晩秋に摘んだ大豆の葉を薄い塩水に漬けて10日ほど発酵させてから水気を切り、味噌に漬けて熟成させてからタレで和えて食べる美味しい漬物。慶尚道地域でよく食べる保存食品で、「コンニパリ」と呼ばれている。カタクチイワシの塩辛で漬けるものと味噌で漬けるものの2種類があり、カタクチイワシの塩辛で漬ける場合が多い。夏の青々とした葉で漬けることもあれば、秋の収穫期に摘んだ黄色い葉で漬けることもある。黄色い葉で漬けたものは翌年の夏まで保存できる。豆の葉特有のゴワゴワした食感はあるものの、よく発酵した漬物特有の香りがにじみ出て食欲をそそる。
慶尚道 / 秋 / 豆の葉
発酵させた豆の葉、醤油、粉唐辛子、ニンニク、水飴