
緑茶の原料となるチャノキはツバキの仲間。ツバキの花は血をきれいにする働きや利尿作用があるため、古くからお茶として飲まれた。ツバキ花茶はツバキの花が咲く前のつぼみを摘んで作る。八重咲きのツバキは乾燥させたものを使い、一重咲きのツバキは蜂蜜漬けにして使う。1週間ほど乾燥させたツバキの花をガラス瓶に入れ、花びらが全部浸かるくらいの蜂蜜を入れる。15日ほど冷蔵庫に入れておくと飲み頃になる。お茶を淹れるときはツバキの花を2~3輪グラスに入れ、90℃くらいのお湯を注いで蒸らしてから飲む。冷蔵庫で冷やせばツバキ冷茶として楽しめる。