もち米粉に甘く煮た黒豆と干しカボチャをのせて蒸したお餅で、正月テボルム(旧暦1月15日)に食べる。干しカボチャはカボチャを薄く切って乾燥させたもののことをいう。一晩水に浸けておいたもち米を挽いて粉にし、水で戻した黒豆を黒砂糖で甘く煮る。水で戻した干しカボチャは黒砂糖に漬ける。蒸し器にさらしを敷いて黒豆、もち米粉の順に重ね入れ、栗、ナツメと干しカボチャをのせて火にかける。湯気が立ち上って蒸しあがったら蜜を塗って冷まし、食べやすく切る。干しカボチャは甘くてもっちりした歯ごたえがあり、黒豆の香ばしさとマッチしている。冬に食べる最高のおやつ。
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もち米粉、干しカボチャ、黒豆、黒砂糖