2022/05/13
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韓国の首都ソウルには数多くの観光スポットが点在しています。コロナ前に韓国を訪れたことがある方も、まだ訪れたことがない方も、また以前のように自由に海外旅行ができるようになったら「まずは近場のソウルに」と思っている方も多いのではないでしょうか。コロナが収束したら久々に訪れたい定番スポットから、最近話題の新スポットまで、ソウルの必見観光スポットを9ヶ所ご紹介します。
※ここでご紹介する観光スポットは、2022年4月に韓国観光公社と一般社団法人日本旅行業協会(JATA)が共同で実施した「2022 KTO-JATA韓国視察旅行」で訪れた場所です。
実際に目の前にするとその存在感に圧倒されるロッテワールドタワー。地上555メートルのこの超高層ビルは、韓国一の高さを誇ります。117階~123階にある展望台「ソウルスカイ」は、地上500メートルからソウルの景色を360度の大パノラマで楽しめるソウルの新名所です。118階に設けられたスカイデッキは「最も高いところにあるガラス床の展望台」としてギネス世界記録に認定されています。高いところが平気なら、地上541メートルの高所に設置された橋を渡るという、スリル満点のスカイブリッジにチャレンジしてみるのもおすすめです。
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2019年10月にオープンしたAMORE聖水は、韓国最大手化粧品メーカー「アモーレパシフィック」の約40種類のブランド、約1,800点の商品が体験できるビューティラウンジ。建物は古い自動車整備工場をリノベーションしたもので、外観は素朴な雰囲気です。自分の肌色に合ったリップティントを作れる「LIP PICKER」やカスタマイズファンデーションを作れる「BASE PICKER」などの体験が人気です(完全予約制で、この2つの体験は有料。体験は期間限定)。建物の2階には緑茶カフェ「o’sulloc」が入っているので、疲れたらここで一休みできます。
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2019年1月にオープンした聖水連邦は、個性的なスモールブランドが集まった複合文化空間。建物は化学工場をリノベーションしたもので、中庭の両側にA棟、B棟が並んでいます。全部で10店舗ほど入っており、商業施設としては小規模ですが、個性あふれる魅力的な店舗が集まっています。おしゃれな日用雑貨店「Thingoolストア」、幾何学的デザインのアクセサリー店「Nujeahmik」、材料にこだわった手作り生キャラメル専門店「インデックスキャラメル」、天井がガラス張りのおしゃれなインスタ映えカフェ「天上家屋(チョンサンカオク)」など、見どころいっぱいです。
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ショッピングモール、ホテル、コンベンションセンターなどが集まる江南の中心地、Coex(コエックス)に位置するセブンラックカジノ(江南Coex店)は、総面積約6,000平方メートル、東洋的な雰囲気の外国人専用カジノです。入店の際はパスポートが必要で、テーブルゲームや最新型のマシンゲームの他、ブラックジャック、バカラ、ルーレット、タイサイ、カリビアンスタッドポーカー、スロットマシーンなど、さまざまなゲームを楽しめます。
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ソウルの定番観光スポットといって真っ先に思い浮かぶのが、朝鮮時代の宮殿、景福宮。朝鮮王朝最大の法宮(王の居所)として建立されたところで、五大王宮の中でも抜きん出た規模と建築美を誇ります。朝鮮時代にタイムスリップしたような気分で景福宮を散歩するなら、伝統衣装である韓服を着て行くのがおすすめ。韓服は景福宮周辺の韓服レンタルショップで借りることができます。また、景福宮では期間限定で「景福宮夜間特別観覧」、「慶会楼特別観覧」などが行われています。「景福宮夜間特別観覧」はライトアップされた美しい景福宮を観覧でき、「慶会楼特別観覧」は普段立ち入ることのできない慶会楼の建物内をガイドとともにめぐることができます。宮廷の門を守っていた守門将(スムンジャン)の交代儀式を再現した「守門将交代儀式」も見どころです。
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景福宮の西側にある通仁市場は、日帝強占期の1941年、孝子洞(ヒョジャドン)周辺に住む日本人向けに開設された公設市場が母体になっています。韓国戦争以降、西村(ソチョン)地区の人口の増加とともに公設市場周辺に店が軒を連ねるようになり、次第に市場が形成されていきました。現在は食堂や惣菜店、青果店、鮮魚店など、約70店舗が並んでいます。この市場が一躍有名になったのは、2012年から始まった「お弁当カフェ」。葉銭(ヨプチョン)と呼ばれる古銭風のコインでおかずを買ってお弁当箱に詰め、市場内のカフェスペースで食べることができます。市場に並ぶさまざまな食べ物を味わうことができるため、外国人観光客に人気があります。
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入り組んだ細い路地の両側に伝統家屋やおしゃれな店が立ち並ぶ益善洞。1920~1930年代に庶民の居住地として造成されたところで、2019年頃からのニュートロ(新世代が楽しむレトロ)ブームで若者が集まる人気スポットになりました。新旧が混在する独特な雰囲気の集落で、雑貨店、カフェ、レストラン、クラフトビール店、写真館など、個性的な店が集まっています。思わず写真を撮りたくなるようなすてきな場所がたくさんあり、カメラを片手に散策するだけでも楽しいエリアです。
☞ 関連ページ:益善洞でぶらり路地裏めぐり
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梨泰院は多国籍・多文化なエリアとして知られているところで、2020年にパク・ソジュン、キム・ダミ主演ドラマ『梨泰院クラス』が放送されてから、ここを訪れる人が増えています。ソウル地下鉄6号線「緑莎坪(ノクサピョン)駅」近くの緑莎坪歩道橋、そこから2分ほど歩いたところにある居酒屋タンバムは『梨泰院クラス』に何度も登場した場所です。また、ソウル地下鉄6号線「梨泰院駅」から徒歩3分のところにあるGゲストハウスも『梨泰院クラス』のロケ地のひとつです。『梨泰院クラス』の原作者が梨泰院でタンバムを再現した居酒屋クルバムを経営しており、ここも人気スポットとなっています(「梨泰院駅」より徒歩1分)。
☞ 関連ページ:『その年』の夏、『梨泰院』に『不時着』しても『大丈夫』~Kドラマのロケ地を巡る韓国旅行~
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1968年にオープンした世運商店街は、さまざまな家電製品を取り扱う店が集まったところで、レトロな雰囲気が漂っています。ソン・ジュンギ、チョン・ヨビン主演ドラマ『ヴィンチェンツォ』で、「クムガプラザ」として登場するのがこの世運商店街です。他にもカン・ドンウォン、コ・スなどが出演した映画『超能力者』や、キム・ユンソク、キム・ヘス、イ・ジョンジェ、チョン・ジヒョンなどが出演した映画『10人の泥棒たち』にもここが登場しました。世運商店街の周辺には世界遺産の宗廟(チョンミョ)を始め、益善洞、広蔵(クァンジャン)市場など、多くの観光スポットがあるので併せて訪れてみてはいかがでしょうか。
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※上記の内容は2022年4月現在の情報です。今後変更されることがありますのでお出かけ前に必ずご確認ください。