2025/04/02
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韓国観光
韓国観光
ソウル
江原道
忠清道
4月に入り少しずつ暖かくなってきた今日この頃。こちら韓国も南部から花の便りが聞かれるようになりました。黄色いサンシュユ(山茱萸)やレンギョウ、白いモクレンの花が咲き、先月末には済州島からサクラも咲きはじめ、韓国は本格的な春を迎え、旅するには絶好の季節となります。そんな観光シーズンを迎える韓国を訪れる皆さんのために、今回ご紹介するのが「2025-2026韓国観光100選」。
2025-2026韓国観光100選全国地図
この韓国観光100選(100 Must-Visit Tourist Spots of Korea)は文化体育観光部と韓国観光公社が2012年(『2013-2014韓国観光100選』)から隔年で、韓国を旅するすべての人々に是非訪れてほしい韓国を代表する観光スポット100か所を選定・広報する事業です。
今年で7回目を迎える韓国観光100選は2025年1月20日に発表され、「2025-2026韓国観光100選」と題して、SNSでの検索回数をはじめとしたビッグデータの分析および観光分野の専門家による三段階にわたる机上・実地評価を元に新たに選定した韓国全国のおすすめ観光スポット100か所をご紹介しています。
地域別には▲ソウル特別市9か所▲仁川広域市3か所▲京畿道10か所▲江原特別自治道11か所▲大田広域市1か所▲世宗特別自治市1か所▲忠清北道5か所▲忠清南道8か所▲光州広域市2か所▲全北特別自治道8か所▲全羅南道8か所▲釜山広域市6か所▲大邱広域市3か所▲蔚山広域市3か所▲慶尚北道7か所▲慶尚南道9か所▲済州特別自治道6か所の全国100か所が選ばれ、そのうち今回初めて韓国観光100選に選ばれた観光スポットは全体のおよそ4分の1に当たる27か所となっています。
今回はこの春、韓国を訪れる日本からの観光客の方々向けに、新たに韓国観光100選に選ばれた27か所を中心にエリア別に2回シリーズご紹介したいと思います。まず第一回目はソウル首都圏・江原・忠清エリアで新たに韓国観光100選に選ばれた11か所を詳しくご紹介します((第2弾『まだ見ぬ新たな観光スポットへ‘2025-2026韓国観光100選’その2~全羅・済州・慶尚エリア~』はこちら)。
またコラム最後には今回、韓国観光100選に選ばれた100か所すべてを紹介するリストもありますので、次回の訪韓時の参考にしてみてください。
さあ、まだ見ぬ新たな韓国の観光スポットへ、出発です!
ソウル特別市からは今回9か所が韓国観光100選に選ばれましたが、そのうちソウル市内を東西に流れる大河・漢江の河川敷に広がる漢江公園、近年海外からの観光客に人気の聖水洞通り、そしてソウル中心部にある光化門広場&清渓広場の3か所が初の栄冠に輝きました。
盤浦大橋ムーンライトレインボー噴水
ソウル市民の憩いの場・漢江公園は漢江の河川敷にある公園で、上流側からクァンナル漢江公園・蚕室漢江公園・トゥクソム漢江公園・蚕院漢江公園・盤浦漢江公園・二村漢江公園・汝矣島漢江公園・望遠漢江公園・楊花漢江公園・蘭芝漢江公園・江西漢江公園のすべてで11の公園があります。コラムでも度々登場しますが、近年では漢江公園のコンビニで作って食べる『漢江ラーメン』が人気で、また韓日共同制作ドラマ『Eye Love You』のロケ地にも漢江公園が登場するなど、海外からの観光客にも観光スポットになっています。
聖水洞にある聖水連邦(写真提供:聖水連邦チョ・ナムウン代表)
いま海外からの観光客に一番人気のソウルのスポットとといえば、ここ聖水洞通り。一昔前まで小規模な工場や事業所が建ち並ぶところでしたが、2005年ソウルの森が開園したことにより雰囲気が一転、倉庫などをリモデリングしたカフェやレストラン、ポップアップストアが軒を連ねるようになり、一躍人気のスポットとして注目を集めるようになりました。
☞聖水洞通り&ソウルの森関連コラム
光化門広場
清渓広場
ソウルの中心にある朝鮮時代の正宮・景福宮。その正門・光化門前から南へまっすぐ伸びる大通り・世宗大路の中央分離帯を人々が集う広場に造り替えたのがここ、光化門広場。以前は光化門交差点前の中央分離帯に李舜臣将軍の銅像が立つだけでしたが、車線を大幅に減らし今では大通りの中央に大きなスペースが誕生、世宗大王銅像や世宗忠武公物語があるほか、広場では様々なイベントやフェスティバルがいつも行われています。また、近くには暗渠と化していた川を蘇らせ大都会ソウルの中の水と親しむスペースとなった清渓川(チョンギェチョン)があります。そのスタート地点・東亜日報本社前には共にアメリカの彫刻家で夫妻のクレス・オルデンバーグ(1929-2022年)とコーシャ・ヴァン・グリュッゲン(1942-2009年)による鮮やかな赤と青の色彩の巻貝のような巨大オブジェ『スプリング』がある清渓広場もあり、市民の憩いの場として多くの人が訪れます。
仁川広域市からは3か所が韓国観光100選に選ばれましたが、初の選出となったのはこの1か所、北韓がすぐ目の前の島・喬桐島(キョドンド)。
仁川・喬桐島にある華蓋庭園の園内を走るモノレールと展望台
江華島(カンファド)の西、漢江河口にある江華湾に浮かぶ島で、すぐ北は北韓の地。以前は江華島から船で渡っていましたが2014年7月島民念願の橋・喬桐大橋が開通し陸続きとなりました。
島内の小高い山・華蓋山(ファゲサン=標高259m)山麓には2023年5月に開園したばかりの華蓋庭園があり、山頂付近へと続くモノレールや頂上付近にあるスカイウォーク・華蓋山展望台からは川を隔てて7kmほど先に広がる北韓の黄海道(ファンヘド)・延白(ヨンベク)平野や漢江河口付近の海原を一望できます。
いま日本でも2kmほど先に北韓が見えるカフェとして話題となっているスターバックス金浦愛妓峰生態公園店よりもさらに北にある華蓋山展望台にもコーヒーショップがあり、窓越しには北韓の地を一望できます。また、島には一昔前の古き良き市場の風情が残る大龍市場(テリョンシジャン)もあり、訪れる人々の人気スポットとなっています。
なお、喬桐島は北韓と隣接する民間人出入統制区域のため原則として検問があります。バスなどを利用し島へ行く場合はパスポートなど身分証明書を必ず所持し訪問してください。
京畿道からは10か所が今回韓国観光100選に選ばれましたが、そのうち初めて選ばれたのはソウル大公園(ソウルランド)一帯にある国立現代美術館果川や国立果川科学館のミュージアム群と、嶼海浪済扶島海上ケーブルカー の2か所。
国立現代美術館果川
国立果川科学館
ソウル駅からソウル地下鉄4号線に乗って25分、直通運転しているKORAIL果川線テゴンウォン(大公園)駅のそばにあるミュージアムが国立現代美術館果川&国立果川科学館。
ソウル首都圏にある三つの国立現代美術館(ソウル・徳寿宮・果川)のうちのひとつで、家族連れの訪問者が多いソウル大公園の中にある美術館だけあって、『子ども・家族中心の自然にやさしい美術館』を標榜し、様々な展示・美術関連教育や体験プログラムなどを行うとともに、国立子ども美術館も併設しています。
また国立果川科学館は2008年11月に開館した比較的新しいミュージアムで、未来を担う子供たちが科学技術に興味を抱き、また一般の人々にも科学を身近に感じでもらう目的で設立されました。最先端のメディアを駆使し、科学探求館などさまざまな常設展示館をはじめ実物大のロケット模型や電車などがある野外展示館、プラネタリウムがある天文宇宙館などがあり、あらゆるジャンルの科学を体験することができ、科学に興味のある子どもたちに人気の施設になっています。
夕暮れ時に明かりが灯るケーブルカーの鉄塔(撮影:韓国観光公社観光情報監視団JADE氏)
干満の差が激しいことで知られる韓半島西に広がる西海(ソヘ)。京畿道華城市(ファソンシ)にある済扶島(チェブド)は潮が引き海割れが起きることで有名な小島。その大海原の上を陸地から済扶島に向かって伸びるロープウェイが2021年12月に開通した嶼海浪(ソヘラン)済扶島海上ケーブルカーです。ロープウェイから眺める風景は格別で、特に夕暮れ時や海の中に建つロープウェイの鉄塔がライトアップされる夜景が素晴らしいと人気です。
江原特別自治道からは11か所が韓国観光100選に選ばれ、初の選出となった観光地は束草観光水産市場、鉄原漢灘江柱状節理キル(桟道)、正東深谷パダブチェキル、発王山(千年イチイの森キル)の4か所で慶尚南道の5か所に続いて2番目に初めて韓国観光100選に選ばれた観光地が多かったエリアです。
束草観光水産市場のアーケード
これまで韓国観光100選に選ばれなかったのが不思議なくらいの観光スポットがここ、束草観光水産市場。江原観光財団が2025年3月に発表した『2025.1江原特別自治道観光動向分析』(韓国語)によると、ナビゲーションのビッグデータ解析で江原特別自治道内の観光地の中で束草観光水産市場が1位となったことからもその人気が証明されています。東海(トンヘ)の海に面した束草港にほど近い市場ということもあり、刺身や乾物などの海の幸が有名なほか、タッカンジョンや戦争で北から逃れてきた人々が作りはじめたアバイスンデ、イカのスンデ・オジンオスンデなどここならではのグルメも楽しめます。また現在2027年末を目標に春川~束草間の鉄道(単線)も建設中で、数年後にはソウルの龍山駅から鉄道で束草まで直接行けるようになり、より賑わう市場になることが期待されています。
漢灘江の柱状節理の絶壁にへばりつくように設けられた散策路
2020年ユネスコ世界ジオパークに登録された漢灘江(ハンタンガン)。その源流は軍事境界線の向こう・北韓側の江原道平康郡(ピョンガングン)にあり、本流は江原特別自治道鉄原(チョロン)・漣川(ヨンチョン)を経て臨津江(イムジンガン)へと落ち合います。鉄原を流れる漢灘江の河岸は険しい崖の柱状節理の地形となっており、幅1.5m・全長3.6kmの区間には崖に張り付くように設けられた散策路があり、大自然の素晴らしい絶景が眺められます。
東海の蒼い海を空中散歩!正東深谷パダブチェキル
日の出の名所・正東津駅から南東へ1km。大きな船でおなじみのサンクルーズリゾート※から天然記念物・正東津海岸段丘沿いに深谷港までおよそ3km続く散策路で、2016年10月に一般公開、翌年の夏の観光シーズンには3か月で100万人以上が訪れ一躍人気のスポットとなりましたが、2020年発生した度重なる台風被害で閉鎖、2022年10月補修工事を終えリニューアルオープンしました。200~250万年前に形成された神秘に満ちた海岸段丘、そして蒼く澄んだ東海(トンヘ)の大海原はこの世のものとは思えないほどの絶景で、正東津を訪れた際には必見のスポットです。
ロープウェイの山頂駅から続く発王山千年イチイの森キル
龍平リゾートスキー場にあるロープウェイ・発王山観光ケーブルカー。冬のスキーシーズン以外でも動いているこのロープウェイに乗って山頂まで上ると、そこにはイチイの木の群落地を縫うように設けられた緩やかな傾斜の散策路・千年イチイの森キルがあります。『2023韓国観光の星』バリアフリー観光地にも選ばれ、どなたでも気軽に散策でき、山からの眺望は最高です。
大田広域市・世宗特別自治市・忠清北道・忠清南道の忠清エリアからはあわせて15か所(大田・世宗各1か所、忠北5か所、忠南8か所)が今回韓国観光100選に選ばれましたが、そのうち今回唯一、初めて選ばれたのは顕忠祠。
周囲を木々に囲まれた美しい景色の顕忠祠
朝鮮時代、水軍を率いて日本と戦い朝鮮の危機を救った李舜臣(イ・スンシン)将軍を祀る祠堂がここ、忠清南道(チュンチョンナムド)牙山市(アサンシ)にある顕忠祠(ヒョンチュンサ)。
1706年に建立され、1967年には韓国政府が聖域として整備を行い現在に至っています。秋になると牙山市を流れる曲橋川(クッキョチョン)から顕忠祠まで続く銀杏並木は、木々が色付き素晴らしい紅葉の風景が眺められるところとして有名です。
1.五大古宮(景福宮・昌徳宮・徳寿宮・昌慶宮・慶熙宮)…朝鮮時代の王宮。ソウルを訪れるなら必ずしや観光する定番の歴史観光地。ユネスコ世界遺産に登録された昌徳宮は必見。
2.Nソウルタワー…ソウル中心部に聳える南山の上に建つ言わずと知れたランドマーク。2025年2月15日には日韓国交正常化60周年を記念して東京タワーとともに記念のライトアップも。
3.光化門広場&清渓広場…景福宮の正門・光化門前の世宗大路の中央分離帯に造られた光化門広場。世宗大王銅像や李舜臣将軍銅像などもある。近くの清渓川の流れが始まる東亜日報本社前には清渓広場も。
4.国立中央博物館…2005年龍山に新たな建物が完成し移転・再開館した韓国を代表する博物館。時代・テーマ別に構成された常設展示館をはじめさまざまな展示が行われ、韓国の歴史・文化を実感したい方におすすめ。
5.ソウルスカイ&ロッテワールド&石村湖…高さ555m・123階建て韓国一の高さを誇るロッテワールドタワー・ソウルスカイ。近くには韓国最大の屋内テーマパーク・ロッテワールドや、桜や紅葉の名所として知られる石村湖もあり、人気の観光スポット。
6.聖水洞通り&ソウルの森…いま海外からの観光客に人気のソウルのスポットとといえば人気のカフェやレストラン、ポップアップストアが軒を連ねる聖水洞。近くには大都会ソウルのオアシス・ソウルの森も。
7.青瓦台前通り&西村マウル…2022年5月一般公開された青瓦台。その正門へと続く通りは物静かな雰囲気の散策路として人気。またすぐ近くの景福宮の西に広がる西村マウルは昔ながらの街並みと若い世代に人気のお店が共存するエリアとして注目を集めています。
8.漢江公園(クァンナル漢江公園・蚕室漢江公園・トゥクソム漢江公園・蚕院漢江公園・盤浦漢江公園・二村漢江公園・汝矣島漢江公園・望遠漢江公園・楊花漢江公園・蘭芝漢江公園・江西漢江公園)…ソウルの街を東西に流れる漢江。その河川敷には11の公園があり、ソウル市民の憩いの場となっています。散策やサイクリング、水上スポーツ、夏にはプールなども楽しめます。
9.弘大レッドロード(弘大文化芸術観光特区)…音楽に芸術、ファッション。芸術系大学として有名な弘益大(ホンイクデ)界隈はここ数年、MZ世代の集まるホットプレイスとして注目のエリア。ストリートパフォーマンスや路上アートなども楽しめます。
10.開港場文化地区-仁川チャイナタウン(松月洞童話村)…19世紀末仁川が開港した当時に建てられた近代建築物が数多く残る開港場文化地区。異国情緒あふれる中華街やかわいい壁画やオブジェで埋め尽くされる童話村もあり、仁川の人気観光エリアとなっています。
11.喬桐島…江華島の西、漢江河口から注ぐ江華湾に浮かぶ島で、すぐ北は北韓の地。華蓋庭園の展望台からは北の黄海道・延白平野が手に取るように眺められます。また島内にある大龍市場は一昔前の雰囲気がある市場として訪れる人々に人気があります。
12.松島セントラルパーク…仁川国際空港から仁川大橋を渡ってすぐ、高層ビルが建ち並ぶ松島国際都市の中心にある公園といえば松島セントラルパーク。海水を引き入れた水路を中心に様々な庭園や韓屋村などがあるほか、水上タクシー、カヌーなど水上レジャーも楽しめます。
13.アチムゴヨ樹木園…韓国の自然の美しさを実感できる樹木園。韓国庭園・下景庭園・盆栽庭園など様々な庭園があり、特に、冬に行われるアチムゴヨ樹木園五色ピョルピッ庭園展は華麗な夜景が美しく人気を博しています。
14.ソウル大公園(ソウルランド)&国立現代美術館果川&国立果川科学館…ソウルから地下鉄で気軽に行けるソウル大公園。園内にはソウルランド、すぐ近くには国立現代美術館果川や国立果川科学館、競馬公園(レッツランパークソウル)もあり一日中楽しめるところです。
15.光明洞窟…廃坑となった金鉱山をリニューアルし誕生した光明(クァンミョン)洞窟。ライトアップされた洞窟内部の見学をはじめ、鉱山文化を体験できるプログラムや洞窟の特性を生かしたワイン貯蔵庫や試飲などさまざまな施設があります。
16.水原華城…1997年ユネスコ世界文化遺産に登録された水原華城。朝鮮第22代の王・正祖(チョンジョ)が築き上げた城郭で全長は5.7kmあり、城郭の上を歩きながら史跡めぐりができます。水原名物の水原カルビも観光客に人気です。
17.トゥムルモリ…ソウルを流れる漢江の源流・南漢江(ナマンガン)と北漢江(プカンガン)が落ち合う場所、それがここトゥムルモリ。樹齢400年超のケヤキの木など川辺の美しい風景に誘われて数多くの人々がやってくるほか、ドラマ・映画のロケ地としても有名です。
18.韓国民俗村…今も昔も海外からの観光客の定番観光スポットといえばここ。朝鮮時代の村が再現され、伝統芸能公演や伝統婚礼実演などを通じて韓国の伝統文化が体験できます。また数多くの韓流時代劇もここで撮影されることから、園内を歩いていると時代劇で見たことのある場所を見つけるかもしれません。
19.エバーランド&カリビアンベイ…サムスングループが作り上げた韓国を代表するテーマパークといえばエバーランド。様々なアトラクションをはじめ、花が咲き乱れる庭園、さまざまな動物たちがすむズートピアなどがあり、夏はウォーターパーク・カリビアンベイが人気。
20.臨津閣&坡州DMZ…南北分断の象徴・非武装地帯(DMZ)。ソウルから電車・バスで比較的簡単に行けるのがここ坡州市で、臨津閣をはじめDMZセンセンヌリ、第3トンネル、板門店、都羅山平和公園など数多くの安保観光地があります。
21.ヘイリ芸術村…多彩なジャンルのアーティストが集まり作られたのがここ、ヘイリ芸術村。博物館やギャラリー・工房をはじめ、レストラン・カフェなどが多数あり、様々な体験プログラムも楽しめます。
22.済扶島&済扶島海上ケーブルカー…ソウル首都圏近郊で1日2回潮が引き海割れ現象が起きることで有名なのがここ済扶島(チェブド)。2021年12月には島へと海の上を渡る嶼海浪(ソヘラン)済扶島海上ケーブルカーも開通、素晴らしい西海(ソヘ)の大海原を満喫できます。
23.正東深谷パダブチェキル…天然記念物・正東津海岸段丘沿いの海辺におよそ3km続く海岸散策路がここ、正東深谷パダブチェキル。神秘な姿を見せる200~250万年前に形成された海岸段丘、そして蒼く澄んだ東海(トンヘ)の大海原はこの世のものとは思えないほどの絶景です。
24.トッチェビゴルスカイバレー&ヘラン展望台…鬱陵島を結ぶ定期船が発着する墨湖港にほど近い高台にあるトッチェビゴルスカイバレー。スカイウォーク・超大型スライド・スカイサイクルなどがあり人気の観光スポットになっています。近くの海辺には海上遊歩道・ヘラン展望台もあり、東海の清々しい潮風を感じられます。
25.武陵渓谷&武陵別有天地…奇岩奇石や滝など絶景が続き歴史的景勝地でもある武陵渓谷。その近くには石灰石の砕石場跡地をエメラルドグリーンに輝く湖や大自然の中で楽しめる各種施設が充実した文字通り素晴らしい景色の複合体験観光スポット・武陵別有天地があります。
26.雪岳山国立公園(南雪岳・内雪岳・外雪岳)… 韓国を代表する風光明媚な山といえばここ雪岳山。国立公園にも指定されている雪岳山は標高1,708mの大青峰(テチョンボン)を頂点に、東側は外雪岳、西側は内雪岳、南側は南雪岳に分かれています。春はツツジ、秋は紅葉が大変美しく多くの観光客がやって来る韓国の名山です。
27.束草観光水産市場…東海(トンヘ)に面した束草港にほど近い市場。刺身・乾物など海の幸をはじめ、タッカンジョンや戦争で北から逃れてきた人々が作りはじめたアバイスンデ、イカのスンデ・オジンオスンデなどここならではのグルメも数多く、いつも観光客であふれています。
28.ミュージアムSAN&艮峴観光地(小金山グランドバレー)…江原道原州(ウォンジュ)の美しい山々に囲まれた博物館・ミュージアムSAN。世界的に有名な日本の建築家・安藤忠雄氏が設計したことでも知られた博物館です。美術館のある丘の南を流れる蟾江(ソムガン)と三山川(サムサンチョン)が落ち合うエリアには艮峴観光地があり、 小金山チュルロン橋・小金山ウルロン橋などの吊橋や今年2025年2月にはケーブルカーも開通した小金山グランドバレーがあります。
29.院垈里シラカバの森…江原道麟蹄(インジェ)にあるシラカバ並木が美しい森・院垈里(ウォンデリ)シラカバの森。1974年から1995年までのおよそ20年間に渡り138ヘクタールの土地に69万本の白樺の木を植林してつくった人工林で、その美しさには圧倒されます。
30.鉄原漢灘江柱状節理キル(桟道)…2020年ユネスコ世界ジオパークに登録された漢灘江。その河岸の柱状節理の地形にそって幅1.5m・全長3.6kmの散策路が設けられ、素晴らしい絶景をお楽しみいただけます。
31.南怡島…ペ・ヨンジュン、チェ・ジウ主演『冬のソナタ』(KBS2・2002年)のロケ地として一躍有名となり、今でも根強い人気の観光スポットといえば南怡島(ナミソム)。ダム建設によりできた川中島で、「おとぎの国、歌の島」をコンセプトに様々な文化行事や公演・展示が行われています。
32.大関嶺…江陵など東海岸へ抜ける山越えの難所として知られている大関嶺(テグァルリョン)。山間部にある大関嶺周辺には大関嶺羊牧場、大関嶺ハヌル牧場、国立大関嶺自然休養林、大関嶺博物館など様々な観光スポットがあり一帯は大関嶺観光特区に指定されています。
33.発王山(千年イチイの森キル)… 龍平リゾートスキー場で有名なMONA龍平内にあるロープウェイに乗って山頂まで上ると、そこにはイチイの木の群落地を縫うように設けられた緩やかな傾斜の散策路・千年イチイの森キルがあります。『2023韓国観光の星』バリアフリー観光地にも選ばれどなたでも気軽に散策でき、山からの眺望は最高です。
34.長泰山自然休養林…大田中心部の南西・長泰山(チャンテサン)山麓に生い茂るメタセコイアの林の中で憩いのひと時を過ごせる大自然の中の休養施設。さまざまな自然体験プログラムも楽しめ、吊橋やキャンプなども楽しめます。
35.国立世宗樹木園…韓国初の都市型樹木園で、一年を通じて楽しめる国内最大の展示温室や韓国伝統庭園などテーマ別に特色ある展示施設があります。
36.嶋潭三峰…丹陽八景の第一景で、南漢江(ナマンガン)の川中に三つの峰のように突き出した岩場。朝鮮開国の功臣で儒学者・文臣であった鄭道伝(チョン・ドジョン=1337~1398年)がこの地で幼い時期を過ごし、本人の雅号に三峰(サムボン)と付けるほど風光明媚な景勝地として知られています。
37.MANCHEONHAスカイウォーク&丹陽江桟道…南漢江縁の絶壁に建つガラス張りのスカイウォーク。川に向かって三方に張り出し80~90m下に広がる景色はスリル満点で爽快そのもの。また眼下の地元で丹陽江と呼ばれる南漢江縁の岩壁沿いには全長1.2kmの遊歩道・丹陽江桟道があり、風光明媚な丹陽の自然を満喫できます。
38.報恩 法住寺&俗離山テーマパーク…「山寺、韓国の山地僧院」のひとつとしてユネスコ世界文化遺産に登録された韓国の名刹。寺のある俗離山山麓にはジップラインやモノレールなど各種施設・森体験休養村などからなる体験型休養観光団地・俗離山テーマパークがあり、韓国の雄大な自然に触れることができます。
39.清風湖…1985年治水・発電・用水確保などのため南漢江上流に造られた韓国最大の重力式コンクリートダム・忠州ダムにより出来た人工湖(忠州湖)で、堤川地域では清風湖(チョンプンホ)と呼ばれています。湖畔には清風湖観光モノレール・清風湖畔ケーブルカー・清風文化遺産団地などの観光スポットがあり、春は桜の名所としても有名です。
40.青南台… 清州(チョンジュ)にある青南台(チョンナムデ)は韓国大統領の別荘として20年間使われたところ。1983年全斗煥政権時に完成、2003年春、盧武鉉大統領の時期に忠清北道へ譲渡され一般に公開されるようになりました。これまで上水源保護地域内にあることから公共施設での休憩飲食店の設置が制限されていましたが今年2025年に入り環境問題を解決した上で規制が解除されカフェが誕生、よりくつろいだ雰囲気の中で見学できるようになりました。
41.公州百済遺跡地(公山城、公州武寧王陵と王陵園)…忠清南道公州(コンジュ)にある百済(ペクチェ)の史跡地で、全長2,660mにも及ぶ巨大な城郭・公山城(コンサンソン)とその東方1kmほどにある武寧王陵(ムリョンワンヌン)。いずれもユネスコ世界文化遺産に登録され、百済時代の歴史と栄華を感じられる史跡です。
42.大川海水浴場…外国人観光客にも人気の保寧(ポリョン)マッドフェスティバルが毎年夏開催されるのがここ大川(テチョン)海水浴場。遠浅の海水浴場でおよそ3.5キロメートルの白い砂浜が広がります。保寧マッド博物館などの見どころもいっぱい!
43.扶余百済遺跡地(扶蘇山城、宮南池)…忠清南道扶余(扶餘=プヨ)にある百済(ペクチェ)の史跡地。百済の武王が造った宮南池、ユネスコ世界文化遺産にも登録されている扶蘇山城、白馬江(ペンマガン)の水面を見下ろす風景が印象的な落花岩(ナックァアム)など悠久の百済の歴史を感じる史跡が多数あります。7月には扶余薯童蓮祭りが開催され美しい蓮の花が見られます。
44.瑞山海美邑城…朝鮮時代の代表的な邑城で、邑を囲むように城郭が築城された当時の姿を今に残す数少ない邑城です。また朝鮮時代末期カトリック信者迫害で多くの人々が亡くなった殉教聖地としても知られ、2014年8月にはフランシスコ教皇もこの地を訪れました。
45.顕忠祠…朝鮮水軍を率いて日本と戦い朝鮮の危機を救った李舜臣将軍を祀る祠堂。1706年に建立され、1967年には韓国政府が聖域として整備を行い現在に至っています。秋になると牙山市を流れる曲橋川から続く銀杏並木の紅葉が素晴らしいところでもあります。
46.礼唐観光地(礼唐湖吊橋&音楽噴水、礼唐湖モノレール…景色が素晴らしい韓国最大の貯水池・礼唐貯水池の北西部にある礼唐観光地。全長402mの吊橋をはじめ音楽噴水・モノレール・散策路・キャンプ場などがあり、特に夜はライトアップされ夜景が美しい場所としても人気。
47.独立記念館…自主・独立を守り通し様々な国難を克服し国家を発展させてきた韓国の史料を収集・保存・研究展示する施設。常設展示館・特別企画展示館・体験館・映像館などがあり韓国の独立運動を多角的な観点から知ることができます。
48.コッチ海水浴場…砂浜にハマナスの花が辺り一面に咲くことから名づけられたコッチ海水浴場。果てしなく続く白い砂浜に沖にはお婆さん・お爺さん岩とよばれる小さな岩の島が浮かび風光明媚なところとして知られています。陽が沈む夕焼けの風景は圧巻。
51.南原観光団地&広寒楼苑…身分の壁を乗り越え許されない恋を描く韓国の古典文学『春香伝』。その舞台になったのがここ南原(ナモン)です。南原観光団地には春香テーマパーク、春香文化芸術会館、国立民俗国楽院など様々な施設があり、また蓼川(ヨチョン)を隔てて対岸には『春香伝』の舞台となった広寒楼がある広寒楼苑は朝鮮時代を代表する庭園として名勝に指定されています。
52.ホタルランド&テコンドー園…自然豊かな茂朱(ムジュ)を流れる南大川(ムデチョン)の畔にあるホタルランドは観覧や体験を通じてホタルの生態について知ることができる施設。さらに東へ1.5kmほど先には韓国の国技・テコンドーをテーマにしたテコンドー園があり、体験プログラムや示範公演観覧など、世界のテコンドー関係者が夢にまで見た様々な施設があります。
53.辺山半島国立公園…韓国で唯一、半島部を国立公園にしたところで、自然や歴史文化が数多く宿るところ。辺山半島に聳える辺山や内辺山の山麓、周辺には来蘇寺、直沼瀑布、彩石江、赤壁江など由緒ある史跡や雄大な自然にふれることができるスポットが多数あります。
54.剛泉山郡立公園…渓谷や奇岩奇石、断崖絶壁が織りなす自然が、北韓の景勝地・金剛山になぞられて『湖南の小金剛』といわれるほど美しい剛泉山(カンチョンサン)。春は花々が、夏は滝と渓谷のせせらぎが、秋には紅葉が、そして冬には雪景色が素晴らしく一年を通じて剛泉山ならではの魅力を満喫できます。
55.五城韓屋村…終南山や威鳳山の山々があたかも屏風絵のように美しく周囲を取り囲む韓屋村。20棟あまりの韓屋が軒を連ね、村には個性的なカフェやギャラリー、散策路などもあります。2019年にはBTSのMVや写真集を撮影したことでも有名でBTSの聖地として数多くのファンがここを訪れています。
56.全州韓屋村…いまや世界的にも有名な全北特別自治道の観光スポットといえばここ全州韓屋村。街全体が韓国の伝統韓屋でその数はおよそ700棟にも及びます。韓服を着て闊歩する人、手作りチョコパイなどのおいしい食べ物も食べられるなど近年では人であふれるほどの賑わいです。
57.内蔵山国立公園…山中に隠れたものが無尽蔵にある山・内蔵山(ネジャンサン)。秋の紅葉で有名な内蔵山ですが、「春・白羊、秋・内蔵」という言葉があり同じ内蔵山国立公園にある白羊寺周辺の春の景色も静かな雰囲気の中でまた格別です。
58.馬耳山道立公園…文字通り馬の耳のような形の山が2つある馬耳山(マイサン)。この周辺は道立公園に指定され、美しい風景の場所。馬耳山にある浸食洞窟・華厳窟や石を積み上げ作られた80もの石塔が有名な塔寺などの景勝地がおすすめです。
59.蟾津江汽車村…蒸気機関車型の観光列車やレールバイクなどが体験できる谷城(コクソン)蟾津江(ソムジンガン)汽車村。観光列車が発着する全羅線旧谷城駅駅舎はレトロな趣の駅舎で古きよき鉄道駅の雰囲気を感じられます。
60.光陽梅花村&青梅農園…光陽の名峰・白雲山の麓に広がり眼前には蟾津江が流れる風光明媚な梅の名所で初春には光陽梅花祭りも開催されます。梅の花が咲き乱れ、梅の実を漬けた大きな壺がずらりと並ぶ青梅農園の風景は絶景です。
61.竹緑苑&官防堤林…潭陽(タミャン)を代表する観光スポットで、竹林を吹きぬける風と竹の葉が奏でる涼しげな音に癒される注目のヒーリングスポット・竹緑苑。近くにはムクノキ・エノキ・サクラ・イヌシデなどの巨木が生い茂る河畔林で天然記念物にも指定されている官防堤林があります。
62.木浦近代歴史文化空間&木浦海上ケーブルカー…植民地支配から解放された1945年までの木浦(モクポ)の近現代史を垣間見ることができる場所で地域全体が国家登録文化遺産に登録されています。また真横を通るロープウェイ・木浦海上ケーブルカーのゴンドラからは目の前に広がる大海原や夕焼け、木浦大橋の夜景など木浦の魅力あふれる風景が眺められます。
63.順天湾国家庭園&順天湾湿地…韓国初の国家庭園として開園、自然と人が調和する自然・生態観光地として人気の順天湾国家庭園。海側の順天湾一帯には2006年ラムサール条約登録地にもなった韓国国内最大規模の葦原・順天湾湿地があり、その素晴らしいさから格好のフォトスポットとしても有名。
64.パープル島…「四季を通じて紫色の花が咲く島」というコンセプトで様々な樹木を植え、建物などあらゆるものを紫色にした二つの小さな島・半月島(パンウォルド)と朴只島(パクチド)。木浦沖の安佐島の南に浮かぶこの島は見るものからグルメまですべてが紫一色!SNSなどで一躍人気となり2021年には『韓国観光の星』にも選定されるほど。
65.エキスポ海洋公園…2012年開催された麗水世界博覧会(国際博覧会)に合わせて造られた公園です。麗水新港前に広がる海に面したエキスポ海洋公園には展望台や記念館、水族館、宿泊施設などもあり、特に夜間に行われる海上噴水マルチメディアショーBIG-Oは必見です。
66.正南津ヒノキの森ウッドランド…ヒノキが鬱蒼と生い茂る森の中に植物園・滝・癒しの森・木材文化体験館・生態体験ペンションなど様々な施設があり、大自然の中で癒しの体験ができるのがここ、ウッドランド。特におすすめは天日塩やヒノキを使って日頃の疲れを癒すチムジルバン・ヒノキと塩の家。
67.甘川文化村…釜山・甘川(カムチョン)港に面した傾斜地に階段状に町が形成されている甘川文化村。元々は韓国戦争(1950~53年・休戦)により避難してきた人々が定着し形成されたところでしたが、今ではカラフルな建物が建ち並び、路地にはさまざまなアートがあったりと、地域住民自ら立ち上がり地域を活性化するモデルとして一躍脚光を浴びるエリアになりました。
68.広安里海岸&SUPゾーン…海雲台海水浴場と並び釜山を代表する海岸。沖には広安大橋が横切り、海岸沿いにはカフェ通り、そして広安里Mドローンライトショーが行われるなど見どころがいっぱいの砂浜です。またパドルボード専用ゾーン・SUPゾーンもあり気軽にマリンスポーツもお楽しみ頂けます。
69.釜山X the SKY&グリーンレールウェイ…釜山で最も高い100階建超高層ビル・海雲台LCTランドマークタワーにある展望施設。地上高411.6mの建物からは釜山市内や大海原、晴れの日には対馬の島影もよく見えます。また海辺列車・スカイカプセル(海雲台ブルーラインパーク)が走る海岸沿いには廃線跡を利用したグリーンレールウェイと呼ばれる散策路があり港町・釜山を満喫するのにおすすめのスポットです。
70.太宗台遊園地…釜山・影島(ヨンド)の南端、大韓海峡の外洋に突き出ている太宗台(テジョンデ)。新羅時代の王・太宗が矢を放ったところということで名付けられたのがこの地の由来です。この場所は名勝・国家地質公園にも指定されるほど風光明媚なところで、太宗台展望台・太宗寺・影島灯台など観光スポットも数多くあります。
71.海東龍宮寺&オシリア観光団地…東海(トンヘ)の大海原に面した、高麗時代に創建された名刹で、海外からの観光客も数多く訪れる釜山を代表する観光名所。そのすぐそばにはテーマパーク・ホテル・複合ショッピングモール・ゴルフ場などがあるオールシーズン滞在型休養観光リゾート・オシリア観光団地があります。
72.海雲台&松亭海水浴場…広安里海水浴場と並び釜山を代表する海水浴場といえば海雲台(ヘウンデ)海水浴場と松亭海水浴場。賑やかなところがお好きな方は高層ビル群が建ち並び夜景も素晴らしい海雲台海水浴場、サーフィンを楽しみたい方は白い砂浜が延々と続き風光明媚な松亭海水浴場がおすすめです。
73.思惟園…大邱の名峰・八公山の北麓・70万㎡に広がる樹木園・思惟園(サユウォン)。樹木園という枠にとどまらず山中には設立者である地元・大邱の鉄鋼流通加工会社元会長が作り上げた庭園があり、名の通り、物思いに耽る思索の空間がここにあります。
74.西門市場&東城路…大邱を代表する市場・繁華街。西門市場(ソムンシジャン)は平壌・江景とともに朝鮮時代の三大市場にも数えられるほどで、現在も大邱といえば夜市などここを思い出す人も多いほど。また東城路は大邱きっての大邱駅近くの中心部にある繁華街で地元のトレンド発信地となっています。
75.八公山国立公園…標高1192mを誇る大邱の名山・八公山(パルゴンサン)。2023年道立公園から国立公園に昇格、桐華寺などの名刹をはじめロープウェイや温泉、レストラン・カフェまで様々な観光スポットがあります。
76.大王岩公園…新羅時代の王・文武王(ムンムワン)の後を追いこの世を去った文武大王の王妃が東海(トンへ)の海を守るべく護国龍となりこの岩の下へ埋葬されたという言い伝えが残る大王岩。その周辺に造られた公園には奇岩奇石や鬱蒼と生い茂る海松の林、100年超の歴史を持つ蔚気灯台、吊橋などがあり蔚山の海を満喫できる海浜公園となっています。
77.嶺南アルプス(肝月峠)…蔚山をはじめ密陽(ミリャン)密陽(ミリャン)、梁山(ヤンサン)、慶州(キョンジュ)にある海抜1,000メートル以上の山々が連なる嶺南(ヨンナム)アルプス。登山や景勝地巡り、アウトドアなど1年を通じて観光客がやって来る風光明媚な山岳地帯で、特に肝月峠(カヌォルチェ)はススキの名所として知られています。
78.太和江国家庭園…蔚山市内を貫く太和江(テファガン)左岸に広がる国家庭園。蔚山は工業都市ゆえに環境問題が深刻化、その状況を改善すべく水質・生態回復に努め元の自然を取り戻し、2019年韓国二番目の国家庭園に指定されるに至りました。川縁の道に続く太和江十里竹林、竹生態園など様々な庭園があり、夜になるとライトアップされた天の川の道もあり、昼夜を問わず人々の憩いの場となっています。
79. 慶州大陵苑(東宮と月池、瞻星台)&皇理団キル&月精橋…新羅の古都・慶州(キョンジュ)中心部にある新羅王朝の大規模な古墳群・大陵苑。近くには東宮と月池、瞻星台など遺跡や国宝のほか、近年若者に人気の店や露店が集まる皇理団通り(ファンニダンキル)や、2018年に復元された韓国国内最大級の木造橋・月精橋などもあり人気の観光スポットになっています。
80. 仏国寺&石窟庵…慶州観光に欠かせない場所と言えばここ、慶州市内中心部から南東方向にある吐含山(トハムサン)にある寺・仏国寺(プルグクサ)と石窟庵(ソックラム)。栄華を極めた新羅仏教の中心で、1995年にはユネスコ世界文化遺産に指定され、外国からの観光客も数多く訪れる史跡です。
81.国立白頭大幹樹木園…アジア最大級の森林樹木園。テーマ別に40あまりの展示園があり、北韓にある白頭山(ペクトゥサン)から南へと続く山系・白頭大幹や高山地域の山林植物を収集・生育・展示しています。サッカー場6面の大きさがあるトラの森にはアムールトラが飼育されており人気のスポットに。
82. 安東河回村…韓国の古の文化と伝統が息づく民俗村・安東河回村(アンドン・ハフェマウル)。海外からの国賓もたびたび訪れる河回村は慶州良洞村とともに『韓国の歴史村』として2010年ユネスコ世界文化遺産に指定されました。重要無形文化財である仮面劇・河回タルチュムとして有名な河回別神グッ仮面劇は河回村ならではの伝統芸能です。
83. 鬱陵島&独島…東海(トンヘ)に浮かぶ慶尚北道の島と言えば鬱陵島(ウルルンド)と独島(トクト)。船舶でのみ行くことができる陸地から離れた島だけあって、きれいな海と雄大な自然が残り素晴らしい景観を誇る島です。
84. 周王山国立公園&注山池…大きな岩が屏風のように聳え立ち、岩肌の峰や渓谷が美しく韓国の三大岩山に数えられる慶尚北道青松(チョンソン)の周王山(チュワンサン)。その南麓には朝鮮時代から続く貯水池・注山池があり、特に池の中から生えるヤナギの古木がある風景は幻想的で訪れる人々を感銘させます。
85. スペースウォーク…全長333m、ジェットコースターを彷彿とさせる韓国初・最大の体験型オブジェ・スカイウォーク。鉄で作られた優雅な曲線、ライトアップされるその風景は、鉄の街・浦項を象徴しているかのよう。スペースウォークの上からは浦項の美しい風景、製鉄所の夜景、延日湾に上る朝日など絶景を眺めることができます。
86.巨済植物園…一年を通じて異国情緒あふれる雰囲気の中、自然を満喫できるお子様連れのご家族におすすめの植物園。超大型ジャングルドームを中心に湿性植物展示館、生態水生庭園などがあり、特に子どもたちには巨大すべり台や大型スクリーンの前で体を動かして楽しめるゲームなどが楽しめる総合アドベンチャー体験施設・ジャングルタワーが人気です。
87.ドイツ村…1960年代当時の西ドイツに出稼ぎに行き韓国の経済発展に貢献した人々の老後の定住先支援や特色ある観光振興を目的におよそ10万平方メートルメートルの敷地に造られたドイツ村。ドイツから建材を輸入してドイツの伝統的な住宅を建築、南海の海を臨む眺望は素晴らしく一部は民泊施設としても利用、毎年5月にはメイフェスト、10月にはドイツ村ビール祭りも開催され、賑わいます。
88.泗川海ケーブルカー&アラマルアクアリウム…多島海の大海原や三千浦大橋、泗川八景のひとつ・実安(シラン)の夕陽など地元・泗川(サチョン)の絶景を上空から眺められるロープ―ウェイ・泗川海ケーブルカー。海側の終点・草養島(チョヤンド)には韓国初の水中展示に成功したカバをはじめハシビロコウ、ガラパゴスイグアナなど珍獣を観覧できるアラマルアクアリウムがあります。
89.東医宝鑑村…韓方をテーマにした癒しの観光スポットで、様々な体験プログラムや宿泊が可能です。村内には韓医学博物館・韓方気体験館・エキスポテーマ館・韓方テーマ館・韓方自然休養林などをはじめレストラン・韓医院・薬草販売場など各種施設が完備、様々な韓方体験プログラムもお楽しみいただけます。
90.通度寺…釈迦の真身舎利が祀られる韓国の三大寺院の一角をなす寺で、「山寺、韓国の山地僧院」のひとつとしてユネスコ世界文化遺産にも登録されている名刹。国宝・通度寺大雄殿及び金剛戒壇をはじめ様々な文化遺産があるほか、春には紅梅、秋には紅葉が美しく、また渓谷や森など自然豊かなところとして有名です。
91.晋州城…慶尚南道晋州(チンジュ)にある由緒ある古城です。この城の原点は三国時代にまで遡り、朝鮮時代に入り現在の名称・晋州城(チンジュソン)となりました。高麗時代末期には倭寇の攻撃を防ぐための砦を築き直し、1592年の壬辰倭乱(日本で言う「文禄の役」)の時には韓国南西部の湖南(ホナム)地方に侵入する外敵を防ぐ役割も果たしました。城郭内には矗石楼、国立晋州博物館などもあります。
92.牛浦沼…慶尚南道昌寧(チャンニョン)にある大小4つの沼からなる韓国最大級の自然陸地湿地・牛浦沼(ウポヌプ)。人類が誕生する前の約1億4千万年前にできたといわれるこの沼には数多くの生物が生息し、夏には蛍、秋には渡り鳥が飛来するなどし、1998年にはラムサール条約登録地となりました。
93.DIPIRANG…メディアアートの手法を駆使し南望山(ナンマンサン)公園に誕生した全長1.3kmの韓国最長規模を誇る夜間デジタルテーマパーク。地元統営で壁画村として有名な東陂浪(トンピラン)・西陂浪(ソピラン)をテーマに、いまでは失われてしまった二つの村にあった壁画をデジタルアートで再現、躍動感あるストーリーのメディアショーを披露します。
94.河東双磎寺&花開市場…韓国南部の名山・智異山の麓に開山した双磎寺は韓国仏教が花開く新羅時代に建立された名刹で数多くの国宝・宝物がある由緒ある寺で桜や紅葉の名所としても有名。寺のそばを流れる花開川が蟾津江の流れに注ぐところには花開市場があり、慶尚道・全羅道両地域の人々が交流し打ち解ける場としても知られ、歌手・趙英男(チョ・ヨンナム)さんが歌った市場と同名の曲『ファゲチャント』で一躍有名となり歌碑も設置されました。
95.モチェワッスプキル…火山島ゆえ大きな溶岩の塊が辺り一面にあるゴロゴロある原っぱ、地元済州の方言でモチェワッ。そんな済州の大自然の中に切り開かれた森の道がモチェワッスプキル。すべてで3つのコースがあり、空気の澄んだ森を満喫できるウエルネス観光地としていま注目を集めています。
96.榧子林…樹齢500年から800年のカヤの木が2,800本も自生する榧子林(ピジャリム)。世界最大規模のカヤの森とも言われており、1993年にはこの森が天然記念物に指定されました。森にはカヤの木のほか、珍しい植物や木本植物、昆虫も生息し、まさに神秘の森と言うにふさわしい大自然の森となっています。
97.城山日出峰…およそ10万年前の海底火山活動によりできた噴火口の跡である城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)。噴火口の直径は600m、高さはおよそ90mにも及びます。2007年には「済州火山島と溶岩洞窟」の一つとしてユネスコ世界自然遺産に登録され、名前の通り日の出の名所として人気があります。
98.牛島…済州島の東に浮かぶ牛島(ウド)。島の形が牛に似ていることから名付いたこの島は済州観光にやってきた人々がひっきりなしに訪れる人気の観光スポットです。真っ白な砂浜の海岸、エメラルド色の海など済州の自然が満喫できるところです。
99.済州オルレキル…オルレキルとは2007年から社団法人済州オルレが運営する歩いて済州を旅する観光客のために整備されたトレイルコース。オルレとは済州の方言で車も通れない小さな道という意味で、現在では済州道全体に全長437km・27のオルレキルが整備されています。
100.漢拏山国立公園…韓半島南半分で最も標高の高い山・漢拏山(ハルラサン)。『済州火山島と溶岩洞窟』のひとつとしてユネスコ世界自然遺産に登録されている漢拏山国立公園は火山島ならではの自然の宝庫で素晴らしい景色の場所ばかり。特に漢拏山山頂の噴火口・白鹿潭周辺から眺める風景は絶景です。
まだ見ぬ新たな観光スポットへ‘2025-2026韓国観光100選’その1~ソウル首都圏・江原・忠清エリア~
* 上記の内容は2025年4月現在の情報です。今後変更されることがありますのでお出かけ前に必ずご確認ください。